第二新卒の転職のコツとは?成功のポイントを徹底解説!

空前の売り手市場だと言われている昨今、第二新卒の転職市場は実際どうなのだろうかと疑問に思っている方も多くいらっしゃるかと思います。

「第二新卒ってすぐ辞めてしまう可能性があるから印象が悪いのでは?」
「転職するなら売手市場の今がいい?」
など様々な思いが交錯していることでしょう。

結論から申しますと、第二新卒の転職は比較的容易ですが、もちろん条件や希望によっては厳しいケースもあります。

昨今の転職市場は第二新卒にとって非常に有利です。実際約6割の企業が第二新卒の採用に積極的だと言われています。

しかし第二新卒が早期に退職してしまって事実は変わりませんので、間違いなく転職理由や志望動機を深く突っ込まれるがあります。逆を言えばそれらの点についてきちんと準備すれば、ある程度転職成功の見込みも生まれます。

そこで今回は年間80人以上の第二新卒の転職のカウンセリングを手がけている私が第二新卒で転職を成功するべく成功ポイントやプロセス、注意点等を紹介していこうと思います!

1第二新卒は転職市場で求められているのだろうか

第二新卒の方は、新卒の就活で苦労した経験から良い転職先を見つけて転職できるだろうかと不安な方も多いのではないでしょうか?

意外かもしれませんが、現在の日本の転職市場の中で、「第二新卒」は非常に貴重な存在であり、引く手あまたの状況と言っても過言ではありません。

※広告就活・転職メディア「ADvice」独自調べ

上の表は、リクナビNEXT、en転職、マイナビ転職という有名転職サイトに掲載されている求人数の中で、「第二新卒歓迎」となっている求人数です。

リクナビNEXTでは全求人数の約51%、en転職では全求人数の約75%、そしてマイナビ転職では全求人数の約84%が第二新卒歓迎となっています。これらの転職サイトを平均しても全体の約7割が第二新卒歓迎の求人です。

繰り返しになりますが、新卒から入社後3年以内の第二新卒人材の企業ニーズが高いという事がデータ上からもお分かりいただけたと思います。

第二新卒者への転職アドバイス

(1)第二新卒が企業から人気な理由は?

では、なぜこれほどまでに第二新卒のニーズが高まっているのか紹介していきます。

①企業の若手人材が不足しているから

実は、近年アベノミクスなどから景気が上向きはじめ、経済状況も好転しつつある中で、これまで採用数を抑えてきた企業にとって人材は常に不足している状態です。

そのような背景のもと、多くの企業が新卒採用に力を入れていますが、採用条件を下げることはなかなか出来ない為、どうしても目標の新卒採用数を下回る事態も続いています。

そのため、新卒で取り切れなかった人数を、企業が「第二新卒」として採用していることが第二新卒が人気の理由の一つです。

②もともと新卒で入社した人が辞めてしまうから

上で述べたように、そもそも新卒入社の人を計画通りに採用し切れていない企業が多い中、さらにはその新卒社員たちも辞めてしまうのも、第二新卒が求められる大きな原因です。

(2)さらに大手へのビックチャンスも!?

「大手の場合だと採用枠がないのではないか」
と思う第二新卒の方も多いと思いますが、実は第二新卒採用は日夜拡大を続けており誰もが知っている大手企業も採用に積極的になっています。
一例を挙げますとアクセンチュア・サイボウズ・博報堂・ファーストリテイリングといった超大手大企業が第二新卒募集を行っています。
http://xn--n9j8a026nxhelnifxoyxfd91cw7jt88a.com/html-file/strategy/procedure_06.html

2転職に成功している第二新卒の特徴とは


これまで数多くの第二新卒の方をみてきましたが、概ね転職活動を成功させている人には複数の共通点があります。

「切り替えが早いこと」と「何を重視すべきか」です。2点が明らかな方が第二新卒での転職活動を成功で終えています。詳しくは後述しますが第二新卒はほぼほぼ中途採用枠での応募になりますので枠が少ないため、スピーディーに転職活動を進めなければいけません。転職においてやるべきことは取捨選択しなければうまくいかないので上記の2点を心掛け転職活動をおこないましょう。
では、ここからは具体的にみていきます。

(1)退職理由を明確にしておく

第二新卒の方が転職成功のために、まず何よりも明確にしなければならないのは前職の「退職理由」です。

「第二新卒」とは、理由はどうあれ新卒3年未満で会社を辞めてしまっている人なので、転職先の会社の人事であれば理由が気になるのは当然です。

ここであなたが退職理由について、
「あまり仕事が面白くなかったから」
「他の人と人間関係が合わなかった」
と短絡的な答えをしてしまうと、企業側人事としては「また同じ理由で辞められるのではないか」と考えてしまいます。

ですので、第二新卒の場合は特に退職理由について気を遣わなければなりません。

(2)志望動機をきちんとつたえている

企業の人事採用者は、上述の退職理由と同じくらい「なぜこの会社に入社したいのか?」という志望動機も知りたいです。

先ほど申し上げた通り、第二新卒の場合、新卒で入った会社を早々に辞めてしまった(辞める)訳ですから、企業側は「またすぐに辞めてしまうのではないか」と心配します。そのため企業としては「どれくらい自分の会社を本気で志望してくれるか」を入念にチェックしたいのです。

ここで一つ注意点は、「転職したい理由」と「企業への志望理由」は同じ(イコール)ではない、ということです。つまり志望動機を聞かれているのに、実は退職理由(転職したい理由)を答える第二新卒の方も大勢いらっしゃるので、ぜひ注意しておいてください。

(3)希望する条件、優先順位が明確になっている

第二新卒の転職で成功している人に共通しているのは、希望条件や優先順位が明確であることも挙げられます。

逆を言えば、これらの条件や優先順位が明確でない人は、転職したい意思はあるものの、具体的に応募する会社を選ぶ段階で迷いが生じますし、仮に内定が出た会社があってもどちらがより魅力的かで最後まで悩むことになります。

(4)業界研究、企業研究をしっかり行っている

転職に応募する企業の情報種集も非常に重要です。

新卒での就活と同様、応募先企業のことを正しく理解していなければ、面接でもきちんとした受け答えができません。

特に応募企業のIR情報(投資家向け広報)はしっかり読み込んでおくことをおススメします。最近の売上などをはじめ、企業のタイムリーな情報が掲載されており、面接の際に突っ込んだ質問がされるかも知れません。

(5)スピーディーに転職活動を進めている

多くの企業の中途採用枠は多くても数名程度なので、転職活動の判断は早めに行う方が良いでしょう。

「良い求人案件が出てこないか待ってみよう」という事はしない方が懸命です。

過去に実際にあった例ですが、第二新卒で転職活動をしていたNさんは「もう1日だけ待って求人に応募しよう」と思った矢先に、求人案件がクローズ(終了)したそうです。悔しくて今でも心残りだと話してらっしゃいました。

(6)第三者に意見を求めている

一人で転職活動を進めていくのは得策ではありません。
第三者の意見も取り入れて転職活動をしていきましょう。

なぜなら転職活動は途中で躓くことが多いため、一人で気持ちを切り替えようとしても難しいからです。就職に正解はないため一度悩みだすとずっと悩んでしまう方が多く転職活動どころではなくなり心を病んでしまうケースも少なくありません。

そこでおすすめなのが転職のプロに頼ることをおすすめします。
詳しくは後章に譲りますが、転職のプロは「転職者目線」と「企業目線」どちらも持っているといえます。多くの転職者と面談しているためどうして躓いているのかも把握しやすい点と企業と転職者をマッチングするのが転職のプロの仕事であるため企業がどのような人材が欲しいのかも丁寧にヒアリングしているため企業側の目線も持っているためです。

(7)自分の人生のビジョンが明確である

自分の夢がコロコロ変わるのは当然だと言えます。
第二新卒の方でやりたいことにこだわることは悪いことではありませんが、将来的に変わるという方も少なくありません。

転職に成功している方は将来的にどうなっていたいのかということが明確です。
例えば「海外でも通用するスキルを身につけていきたい」「多くの方の笑顔を引き出せるようになりたい」などです。他人に対してどう貢献していきたいか考えることがおすすめです。
やりたいことで探してしまうとなかなか転職先が見つからないというケースも多いです。

3第二新卒が転職活動で気をつけておきたい点は?

就職活動を1回は経験している方が多いと思いますが、新卒時の就活と同じ感覚でやっていたら失敗するリスクが高いです。
ここでは転職活動中に気をつけておきたい点を紹介していきます。

(1)少ない自己PRを工夫する

「第二新卒枠」を設けている企業はそこまで多くないため、多くの第二新卒の方は中途採用枠に応募することになります。

「中途採用枠」となると、将来の可能性・ポテンシャルだけでなく、前職での実績や経験なども含めて総合的に判断されるため、第二新卒者は積極的に自己PRを行う必要があります。

しかし経験・実績に乏しい第二新卒者の方は、他の中途応募者と比べて「自己PR」で見劣りする可能性も多いにあります。そこで少ないながらもこれまでの社会人での実績や経験を、プロセスも含めて詳細に書くことで補うと良いでしょう。

(2)自信を失わない

先ほど述べた通り、転職活動は新卒の就職活動とは異なります。

新卒採用では数百名もの枠を募集している企業でも、中途採用枠は十数名程度の会社も多いです。さらには各ポジション(営業やエンジニアなど)で1~2名の中途採用しか考えていない企業も多いのが現実です。

そのため第二新卒で転職活動を始めた方の中には、書類選考落ちや一次面接落ちを多く経験し、次第に自信を失っていく方が多く存在します。

しかし、転職活動はそもそも枠が少ない中で、選考を勝ち抜かなければならない為、一社一社をより真剣に、より確実に受ける方法が必要となってきます。

例えて言うなら、「量の新卒活動・質の転職活動」と言えます。
多くの企業にエントリーして、数を効率的にこなしていく新卒時の就活に対して、転職活動では数社に対して丁寧にESを書き、しっかりと面接対策を行うイメージです。

これも後ほど述べる転職エージェントなど第三者に、応募先企業の情報や業界状況、さらには面接対策などの話を十分聞いたうえで、孤独に戦うことは避けましょう。

(3)入社時期を見極めよう

まず結論から申しますと転職に適した時期は第二新卒が転職活動するのにベストな時期は第一に1~3月、第二に7月~9月です。

なぜなら端的に言ってしまうと企業にとって都合が良いからです。
1つ目(1~3月)は4月に入社してくる新入社員と一緒に手続きや研修ができるため、企業側はコストを削減できるためです。
2つ目(7月~9月)は企業の決算期の都合です。どこの企業も、基本的に年間の事業計画に沿って業務を遂行しています。多くの企業は3月末を年度末として決算期を設定していており、3月を決算期にしている企業では4月から9月末を上半期とし10月から下半期に突入していきます。ちょうどかみは人事の配置換えが行われたりして社内にポストが空くためです。

4新卒時とはここが違う!第二新卒の転職活動とは?

第二新卒の転職は新卒時の転職とどう違うのでしょうか。ここでは第二新卒の転職事情を紹介していきます。

(1)職務履歴書が必要

第二新卒の方は例え職歴が短いとしても前職について書く職務経歴書の作成が多くの企業で求められます。新卒ではなかったものです。

上記でも申し上げましたが例え実績がなくともどう仕事に取り組んだのか仕事への姿勢を評価する企業も多いので自分の仕事内容を洗い出し自分なりに工夫して取り組んだことをかきましょう。

(2)質問内容に注意!

面接において新卒時の面接内容では聞かれないことを聞かれますので、転職面接の対策はしっかりしましょう。

実際のケースで「当社も比較的残業が多いのですが、大丈夫ですか?」という質問にうまく返せなかったという第二新卒の方がいました。その方は残業を理由に前職を退職したと伝えていたので咄嗟にうまく返せなかったようです。

質問の答えにうまく返せないことがないよう、企業研究をしっかりして面接対策に取り組みましょう。面接対策が不安な方は転職エージェントに登録することをおすすめします。面接対策に力を入れてエージェントも多いのでうまくいかない方や不安な方は頼るのも手です。

(3)採用数

新卒時と第二新卒だと年が近いですが、採用環境は大きく違うものです。
新卒時は100人単位で採用する企業も多いですが第二新卒枠(中途採用枠)は平均的に数人程度です。

書類選考の時点で厳しいかもしれませんが元々の採用数が少ないのであまり落ちてもすぐ切り替えることが重要です。

5転職エージェントに登録しよう

一人で転職活動をするよりも転職のプロを頼って転職活動することもおススメです。

なぜなら第二新卒の方はこれまで転職活動をしたことがないため、偏った転職の情報を抱きがちです。また、先ほど述べた通り、新卒時の就職活動から数年しか経っていないため、新卒と同じ感覚で転職活動に臨み、失敗してしまうケースも散見されます。

そこでおススメなのは、転職のプロフェッショナルである「転職エージェント」をうまく利用することです。彼らは応募先企業の情報はもちろん、転職市場の動向、さらには数多くの転職成功者の事例も見てきているため、多くの転職アドバイスをしてくれるでしょう。

(1)エージェント利用のメリット

そもそも「転職エージェント」とは、転職をサポートしてくれるサービスです。ちなみに費用は転職した企業から受け取るため、転職する人には一切かからない仕組みになっています。

転職エージェントでは、主に6つの転職サポートが受けられます。
①キャリア相談
②求人紹介
③履歴書や職務経歴書の添削
④面接対策
⑤面接日程のセッティング
⑥給与交渉
特に第二新卒エージェントは上記のサポートが第二新卒に特化したものとなっています。

第二新卒エージェントサイトをアドバイス編集部おすすめ順に紹介していきます。

①ADviceエージェント


宣伝になってしまいますが、今お読みになっている「ADvice」でも第二新卒の転職エージェントを行っています。

ただしADviceエージェントは、広告就活・転職メディア「ADvice」が運営している転職エージェント事業なので、広告業界やWeb業界に特化しています。

そのため製造業(メーカー)や金融業、旅行業、飲食などの業界を志望される方は、他の転職エージェントの方がよろしいかと思いますが、広告・Web業界を志望されてらっしゃる方であれば、専門のキャリアアドバイザーが最初から最後まで転職サポートします。
ADviceの転職支援サービス

②転職shop


業界最大手のリクルートキャリアが運営する20代専門の転職・就職支援サービスです。
登録者の9割は20代です。さらに就職shopの求人は、100%訪問取材した企業の求人だけを掲載しており、中小企業の若者採用に強いエージェントです。
転職shop

6まとめ

これまで企業はリーマンショック等長期の不況にさらされ、採用を抑えていたという傾向があるために現在の転職市場は活況が続いています。
さらに大手企業でもグローバル化に伴い多様な人材確保のため第二新卒市場において門戸を開いているケースがあります。

第二新卒の方にとって好機が巡っている状態です!そのためしっかり準備をして希望の職場に転職しましょう。

                     

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ADvice編集部

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