わかりやすい就活面接のポイント – マナー、質問対策、メールの仕方など詳しく解説!

就活における面接は、「選考の山場」と言っても過言ではありません。しかし、具体的にどのような面接の対策、準備をすれば良いのかイマイチ分からない人も多いのではないでしょうか?

今回は就活面接に臨むうえで、必要なマナーや質問対策、逆質問、そしてメールの送り方まで詳しく解説していきます。

目次

1.就活面接の流れ

就活の面接において、企業の採用担当は学生の入室から退室までも含めて、よくチェックしています。もちろん面接での発言や受け答えが最も大切なことではあるものの、入退室を含めた基本的なビジネスマナーでマイナス評価を受けてしまったら、非常にもったいないことです。

入退室のマナーは以下の通りですので、まずはしっかりと確認しておきましょう。

(1)入室のマナー


まず面接会場には、遅くとも10~15分前までには到着するようにしましょう。また受付を通る場合には、「面接に伺いました、〇〇大学の△△です」と要件と名前を簡潔に伝えましょう。

そして実際に面接するまでに、控室に通される場合もありますが、その際に万が一友人がいても私語はせずに、簡単に自分の身だしなみをチェックしておきましょう。

実際に面接会場・面接ブースに入る時は、入室のノックは3回し、面接官から「どうぞ」、「お入りください」などと言われたら入室し、ドアに向かって静かに閉めましょう。

また、ドアを閉めたあとは「失礼します」とヒトコト添え、実際イスに座る前には自分の学校名と名前を述べ「よろしくお願いします」と言ってから着席しましょう。
ちなみに、着席の前にはイスの左側に立つのが就活面接での主流となっています。

(2)退室のマナー


面接が終了したら「本日はありがとうございました」とお礼を述べ、ドアに向かって移動しましょう。

ドアを開ける前には、再び面接官の方に向かって「失礼します」と言って退室するようにしましょう。

退室すると緊張感が抜けてしまうかもしれませんが、「建物を出るまでが面接」という気持ちで、緊張感を保つようにしましょう。また、会社のトイレに立ち寄るのも避けた方が無難でしょう。

(3)入退室に関わるマナー


自宅ではドアを後ろ手や足で閉めてしまう人もいるかもしれませんが、このようなクセがある人は要注意です。なぜなら先ほど述べた通り、面接の時はドアに向かってきちんと閉めるのがマナーだからです。

また、持ち物がない場合であっても、カバンは持参するようにしましょう。なぜならば、急に書類やパンフレットを受け取った際に入れる場所がなく、不格好になってしまうからです。

ちなみに、面接中にはカバンを利き手側に置きますが、このときカバンが倒れたりしないよう、就活用の自立式ビジネスバッグを持参するのがおススメです。

<入退室マナーの詳細記事>
【徹底解説】 就活面接の入退室時のマナー

2.就活面接のマナー

では、就活の面接に関わるビジネスマナーについて具体的に見ていこうと思います。

(1)メールマナー


就活で実際に面接を行うまでには、会社への応募、そして合否連絡、さらには日程調整など、様々なやり取りをしなければなりません。

電話連絡の場合もありますが、就活では連絡のためにメールをよく用います。なぜならメールでやりとりを行うことで、明確にやり取りの文面が残るため、後からでも見返したりできるからです。
就活で、最も重要なコミュニケーションツールは「メール」と言っても過言ではありません。

就活面接のメールのやり取りでは、大きく3つのポイントがあります。一つ目はなるべく深夜・早朝は避ける、二つ目は返信スピードを意識する、最後は誤字脱字に注意する、ということがメールのやり取りのポイントです。

<メールマナーの詳細記事>
【例文あり】 就活面接のメールマナー – 日程調整、お礼メールなど

①日程調整・日程変更


就活面接では日程調整や変更は必ずと言っていいほど頻繁に起きるもので、ここで会社の人事・採用担当とメールのやり取りが発生します。

ただし、「単なる日程調整メール」と思って油断していると、メールのやり取りから印象が悪くなるケースも多々あります。

まずメールのやり取り以前に基本的なメールマナーとして以下のことを抑えておきましょう。
・就活専用のメールアドレスを作る
・メールの件名は用件を簡潔に書く
・宛名は会社名・部署名・名前を書く
・自分なりの署名を挿入する
・メール本文も簡潔に書く
・メールの最後にお礼を書く

また、会社側から日程調整メールを送られてきた場合には以下のことに気をつけて対応するようにしましょう。
・メールを受け取ったらすぐに返信する
・無理なスケジュールで調整しない
・提示されたスケジュールで厳しい場合は、こちらから希望日を提案する

ちなみに、一度調整して決まった面接日程を自分の都合で変更してもらいたい時は、すぐに連絡し、きちんとお詫びするようにしましょう。

相手も会社で、忙しい中、時間を取って日程調整をしていますので、相手からの印象を悪くしないためにも、こちら都合で変更したい時は素直に、そしてすぐに連絡しましょう。

<日程調整の詳細記事>
【就活面接】日程調整・変更メールの正しい送り方とは?

②お礼メール


就活で面接に対するお礼メールは、毎回必ず送らなければならないものではありません。
逆に言えば、一部の場合を除いて、お礼メールを送ったからと言って高い評価に繋がる訳でもありません。

ではどんな時にお礼メールを送るべきなのでしょうか?

お礼メールを送ると効果的な代表的なケースは、面接で伝えれなかったことを補足する時です。
面接では毎回自分の言いたいことをきちんと伝えられる訳ではありませんので、そんな時はお礼メールを送ると挽回できる可能性もあります。

さらにお礼メールが効果的な二つ目のケースは、最終面接などの場面で面接官にもうひと押しアピールしたい時です。

以上のように、大きく分けて二つの場面ではお礼メールは送るべきだと言えます。

また、お礼メールを送る際には、できる限りその日中すぐに送ることをおススメします。面接が終わってからすぐであればあるほど効果的です。

さらにお礼メールでは、相手の宛先を間違えたり、誤字脱字のまま送ってしまう等のミスが多発してしまうので、お礼メールを送信する前には必ず読み直してチェックするようにしましょう。間違えてしまうと、「この学生はミスが多い」とマイナス評価にもなりかねません。

<お礼メールの詳細記事>
【就活面接】 お礼メールは本当に送るべき?選考への影響はある?

③面接の結果連絡が来ないとき


就職活動の面接で、なかなか結果連絡のメールや電話が来ない時、焦ったり、不安な気持ちになるのではないでしょうか。

最近では企業側も次の選考に進めない学生に対して何の連絡もしない、いわゆる「サイレントお祈り」と呼ばれる対応をとるケースが増えています。

これらの背景には、数百名、数千名もの応募者を選考している企業側の人件費削減と、不採用者への連絡によってクレームが発生することを未然に防ぐという、2つの理由が存在します。

そもそも企業が面接の合否について連絡が遅くなる理由には、3つのケースがあります。一つ目は選考そのものに時間がかかっているというシンプルな理由。2つ目には、採用担当者が他の仕事もしていて忙しいという理由。最後に、選考の判断で悩んでいるという理由が考えられます。
 
では面接を受けた学生側としては、実際どのくらい待てばよいのでしょうか?結論としては、連絡予定日から1週間は待っても良いでしょう。もし、面接結果の連絡予定日がハッキリとしていない場合には、面接日から2週間ぐらいが目安でしょう。
 
上記の日程を過ぎても面接結果の連絡がない場合には、企業側に問合せても良いでしょう。ただし、その際には面接結果を直接問合せるのではなく、「面接結果が出るのはいつ頃でしょうか?」というようなニュアンスで聞くのがおススメです。

なぜなら、企業側も選考対応に追われていて、本当に選考が長引いているもしくは遅れている可能性もあるからです。

<面接結果連絡の詳細記事>
面接の結果は尋ねても大丈夫? – 連絡が来ない時の正しい聞き方とは

(2)就活面接の時間マナー

就活の面接では時間に対しても、非常にシビアです。何分前に到着すべきか、そして万が一遅刻してしまう時の対応方法など具体的にご紹介します。

①就活面接には何分前までに到着すべきか


面接には何分前までに到着すべきでしょうか?
もちろん遅刻は論外ですが、逆に早く着きすぎるのも良くありません。また、遅刻ではないものの、開始1分~3分前というようなギリギリの到着も良くありません。

最も良いのは面接の10分~15分ぐらいに会社に到着するぐらいのスケジューリングです。
電車が遅れるケースもありますし、慣れなない場所で道を間違えて可能性もあるため、面接会場付近には20~30分前に到着するように予定を立てることが大切です。

心配性な人や、予定をきっちり守る方は面接会場に早く着きすぎてしまうケースもあるかと思います。そのような人は面接会場の近くのカフェ(喫茶店)などで、面接の受け答えや身だしなみなどの最終確認を行うと良いでしょう。

<面接会場到着時間の詳細記事>
就活面接では会社に何分前に到着するべき? – 当日のスケジュールと合わせて解説

②就活面接に遅刻する時の対応方法


どんなにあらかじめ計画を立てていても、人間であればミスをするときもあります。では万が一、就活面接に遅刻せざるを得ない場合にはどうすれば良いのでしょうか?

まず面接に遅刻してしまうことが分かった時点で、会社の人事部や採用担当にすぐに電話するようにしましょう。そのとき単に「遅刻します」と述べるたけでは十分ではありません。なぜ面接に遅刻してしまうのか正直に理由を述べ、そのうえで何時くらいに到着するのかも伝えるようにしましょう。

なぜなら採用担当としても遅刻の理由が分ければ、上司に報告しやすいですし、「いつ到着するのか」が分かれば準備もしやすくなるためです。このとき、もし採用担当者に電話が繋がらない場合には、伝言をお願いするようにしましょう。

また、電話した際には必ず「遅刻することになって誠に申し訳ございません」とお詫びし、さらに実際の面接の場でも「遅刻してしまい申し訳ございませんでした」と謝罪するようにしましょう。

相手の会社もわざわざ時間を取って面接の場を設けてくれていますし、そのせいで他の選考にも影響が出てしまう可能性もありますので、まずは遅刻することを素直に謝りましょう。

確かに面接への遅刻は選考結果に大きな悪影響を与えることは事実ですが、ただちに選考落ちになると決まったわけではありません。遅刻した後の対応次第で、選考に合格した人も大勢いるので、素早く誠意のある対応を心がけましょう。

また、遅刻したあとに行った面接後はフォローのお礼メールを送ることで、面接官や採用担当の心証を少しでも改善できることもあるので、やってみて損はないかと思います。

<面接に遅刻する際の詳細記事>
【メール・電話例あり】就活面接で遅刻せざるを得ないときの対処方法を紹介!

(3)就活面接の身だしなみマナー

就活面接では身だしなみの重要なマナーとなります。男性・女性それぞれの身だしなみのマナーについて詳しくご紹介します。

①スーツの場合


スーツは、男性・女性ともに「黒・無地」と言われる、個性を主張しない少し地味なスーツが主流となっていますが、シャツや靴など細かい部分は男女で異なりますので、まずは性別ごとに大まかに説明します。

■男性のスーツ・シャツ・身だしなみ
就活面接に臨むスーツは、男女ともに「黒・無地」もしくは「濃紺・無地」が主流です。よほどの理由がない限り、このスーツを着ることをおススメしますし、他の色や柄のスーツはオプションと考えるのが無難でしょう。

ワイシャツの色については、男女ともに白色がベストです。ただし、男性用ワイシャツは様々な襟タイプがありますが、中でも「レギュラーカラー」と呼ばれるスタンダードなタイプか、「ワイドカラー」と言われる襟の開き具体が少し広いタイプがおススメです。

ネクタイについては、色は標準的な青色やえんじ色、黄色、水色、灰色などがおススメで、柄は無地かレンジメンタル、リバース、レクスト等が良いでしょう。

靴については、もちろん黒色の革靴ですが、あまり奇抜なデザインではなく、「内羽根×ストレートチップ」、「外羽根×プレーントゥ」、「内羽根×ストレートチップ」のいずれかの羽根・つま先の組み合わせの靴が無難でしょう。

意外に忘れてしまいがちなのが靴下です。靴下は黒・ネイビー・グレーのいずれかの色で、通常の長さのものを履きましょう。
歩いている時に、革靴からチラッと見えた靴下が白色だったり、とても短いベリーショートの靴下を履いてくるぶしが見えてしまうと、採用担当者からは「詰めが甘い学生だ」、「表面的なところしか意識できない人だ」とマイナス評価を受けてしまう可能性もあります。

さらに、夏の暑い時期には少々つらいかもしれませんが、面接会場に入る前にはきちんとスーツジャケットを着て、ネクタイも締めたうえで、面接に臨むようにしましょう。また、面接に入るまえにはスーツジャケットのポケット(フラップ)は屋内では中に入れておきましょう。

■女性のスーツ・シャツ・身だしなみ
先ほど述べた通り、女性のスーツジャケットも基本的に「黒色・無地」もしくは「濃紺・無地」が主流であり、これらを選べば間違いはありません。

また女性の場合には、スカートとパンツの2つのスタイルがありますが、特にこだわりがない場合にはスカートを選ぶと良いでしょう。ただし、パンツスーツでもそこまで問題はありません。

女性のワイシャツは、「スキッパーシャツ」と呼ばれる第一ボタンが無いタイプで、最近では清潔感があってスタイリッシュなこのスキッパーが人気となっています。それに対して「レギュラーシャツ」はマジメな雰囲気を醸し出すので、堅い企業の面接ではこちらが良いかもしれません。

パンプスは、革素材で先端が丸いデザインのものを選ぶようにしてください。材質がエナメルのもの、先がとがっているもの、そしてヒールが高いものはカジュアル感が出てしまうため、できる限り避けるようにしましょう。

■男性・女性共通のスーツマナー
ここからは男性・女性で共通するスーツマナーをご紹介します。
当然かもしれませんが、面接中はジャケットを着用します。真夏の暑い時期には、どうしてもジャケットを脱いでおきたい気持ちも分かりますが、面接会場近くからはきちんとジャケットを羽織るようにしておきましょう。

また、スマホで時間を確認する人が多くなっていますが、面接中にスマホを取り出す訳にはいかないので、腕時計もしておいた方が良いかと思います。その際には安くても良いので、革か金属のベルトで、文字盤タイプの時計を付けると良いでしょう。

<面接スーツの詳細記事>
【男女別】 就活面接でのスーツの身だしなみ・マナーを解説!

(a)ボタンの留め方

就活では、スーツの一番上のボタンは常に留めておくようにしましょう。また、着崩れを防ぐためにも、着席しても上のボタンは留めたままにしておくと良いでしょう。

また、少々息苦しく感じる場合もあるかもしれませんが、基本的にはシャツの一番上のボタンも留めておくのがビジネスマナーです。

街ではシャツの上のボタンを外したり、ネクタイをしていないビジネスマンも多い状況ですが、就職活動においてはシャツのボタンを留めておきましょう。またワイシャツの袖のボタン(カフス)も必ず留めておくようにしてください。

男性は、スーツの種類によってはボタンの数が異なる場合もありますが、原則としてスーツの一番下のボタンは開け、それ以外のボタンは留めると覚えておいてください。

例えば、2つボタンスーツであれば、上のボタンは留め、下のボタンは外します。3つボタンスーツであれば、上から1つ目と2つ目のボタンは留め、3つ目のボタンは外します。

女性の場合、男性スーツのボタンの留め方とはルールが異なるので注意が必要です。女性のスーツでは基本的にジャケットのボタンはすべて留めておくのがルールです。

<スーツボタンの詳細記事>
【就活マナー】 スーツボタンの正しい留め方とは?

(b)ストライプスーツ

最近では若いビジネスマンを中心に人気があるストライプスーツですが、基本的には就活の面接ではストライプスーツは避けた方が無難です。

就職活動でも個性を出したいと思う気持ちも分かりますし、「他人とスーツが異なって何が悪い」と考える人もいるのも理解できます。しかし、就活は人それぞれの個性をスーツではなく、面接での受け答えなどで見る場です。

「少しでも就活を有利に進めたい」、「志望企業の内定を取りたい」と考えているのであれば、よほどの理由がない限りは黒無地の方が無難と言えます。

特に金融機関や製造業(メーカー)などの業界で、歴史がある企業などでは、仕事を組織で進めていくスタイルのため、自らの個性を主張し過ぎるタイプは企業体質に合わないという理論から、マイナス評価を受ける可能性も高いです。

逆にIT業界、外資企業そしてベンチャー企業などでは、服装に対してそこまで厳しくなく、むしろ自ら積極的に主張していくタイプの人間を好むケースも多く、これらの業界・企業の面接ではスタイリッシュに見えるストライプスーツは問題ない場合もあります。

さらにアパレル業界は、まさにファッションをビジネスとしていることもあり、逆にストライプスーツでも歓迎されるケースもあります。

ただし、どの業界・企業の面接であっても、あまり主張の激しすぎないストライプスーツを選ぶことがポイントです。スーツ自体の色は黒色か濃紺で、ストライプの幅が細く、ストライプ色も薄いものを選ぶようにするようにしましょう。

<ストライプスーツの詳細記事>
就活面接でストライプスーツはOK!? 注意点と選ぶポイント

(c)スーツの色

就活の面接に臨む際は、男性・女性を問わず、やはり「黒色・無地」が一般的です。もちろん黒色以外に濃紺などのスーツでも問題ないケースもありますが、よほどの理由がない限り、黒色を選択するのが無難と言えます。

「他の人と違う印象を与えるために、少しだけ冒険してみたい」もしくは「黒無地スーツの他に、二着目のスーツは少しだけ色を変えてみたい」と考えているのであれば、以下の色のスーツがおススメです。

・濃紺・無地のスーツ
・薄いストライプ入りの黒・濃紺スーツ
・ダークグレー色のスーツ
・チャコールグレー色のスーツ

ただし、金融業界、製造業(メーカー)そして公務員およびそれに準じる業界の面接には、黒無地のスーツで臨むことをおススメします。

これらの業界・企業では、歴史的にも組織としてのチームプレーを重んじる社風・企業文化が根強く、自己主張の強い人間は不要だという考え方がある可能性が高いためです。

逆に、アパレル業界、外資系企業やIT業界、ベンチャー企業では黒無地以外のスーツに対しても比較的寛容なケースも多く、もし黒無地以外のスーツを着て面接に臨むのであれば、これらの業界・企業がおススメです。

<スーツ色に関する詳細記事>
就活スーツの色は黒が無難?正しいスーツ色の選び方を紹介

(d)女性のスーツ・シャツ・スカート

男性と同様に、基本的に女性のスーツも「黒色・無地」を着て、面接に臨むのがベストです。

「セミナーや面接会場に着くと、ほとんどみんな同じ服装・・・」となると、ファッション好きな女子にとっては個性が無いようで、テンションが上がらないこともあるでしょう。しかしそれ以上に避けたいのは、周りと自分の服装が異なることでむしろ不安な気持ちになることです。ですので、黒無地のスーツを選ぶことをおススメします。

スーツのサイズは、身長によってジャケットのサイズで選ぶのではなく、体格によってサイズを選ぶように心がけてください。

また、女性の就活スーツでも、ストライプなどが入ったスーツや、明るいネイビー色、グレー色のスーツ、さらには主張のあるスーツは避けた方が良いでしょう。

次にスーツの下に着るシャツについては、やはり白色・無地のシャツが最適です。社会人の女性ではカラーシャツという選択肢もありますが、就活生はカラーシャツは避けた方が良いでしょう。

女性向けシャツの形状は、大きく分けて「スキッパータイプ」と「レギュラータイプ」がありますが、最近では「スキッパータイプ」のシャツが就活生に人気です。というのも、このスキッパータイプのシャツはスッキリとした若者らしい清潔感を相手に印象付けることができるからです。

さらに、女性スーツの場合、スカートとパンツスタイルがあります。就活生らしいフレッシュさを求めるのであればやはりスカートタイプのスーツがおススメです。ただし、パンツスタイルであれば、真面目で堅実なイメージを与えることができるので、好みに合わせて選んで構いません。

パンプスについては、黒色で革素材、そしてヒールの高さが3~5㎝程度のものがおススメです。カジュアルな場面でも黒色のパンプスを履く女性が多いかと思いますが、素材がエナメル質だったり、ヒールが高いシューズは、余計な華やかさが出てしまって就職活動には向きませんので避けるべきでしょう。

最後に、女性用の就活バッグはA4サイズの書類が入るショルダー型のバッグが良いでしょう。バッグについても黒色で無地のものがおススメです。

<女性用スーツの詳細記事>
就活女性におすすめのスーツ・シャツ・スカートの選び方

②私服の場合


就活の面接はスーツだけとは限りません。ここからは男性・女性それぞれの私服面接の身だしなみについて解説します。

(a)男性
就職活動では、時々企業から「服装自由」、「私服で結構です」などと言われるケースがあります。しかし、スーツ以外でどんな服を着れば良いのか、本当に私服で良いのか、などと悩んでしまうものです。

基本的には「服装自由」と言われた際には、スーツを着用するのが無難です。というのも、「服装自由」であれば、スーツを着るのも自由だからです。

しかし、何度も「服装自由」と言われた時や、「私服でお越しください」というようにスーツ以外の服装を強調している場合には、オフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)という服装が最適です。

「オフィスカジュアル」とは、スーツと私服の中間ぐらいの服で、スーツほど堅苦しくなく、私服よりはビジネスライクな服装スタイルです。

■シャツ

男性オフィスカジュアルのシャツは、襟付きの長袖シャツがおススメです。ただ就活スーツの場合とは異なり、単なる白・無地のシャツだけでなく、ストライプ入りやボタンダウンのシャツでも構いません。

■ジャケット

オフィスカジュアルでのジャケットは、黒だけでなく、グレーやブラウンなどもOKです。薄いストライプやチェック柄程度であれば問題ありませんが、派手な柄が模様が入っているジャケットはもちろんNGです。また猛暑の夏以外ではなるべくジャケットを着用するようにしましょう。

■パンツ

パンツ(ズボン)は、ベージュ・黒・グレーなど落ち着いた色のチノパンが理想的です。いくらオフィスカジュアルとはいえ、短パンやハーフパンツ、7分丈パンツなどは向いていません。

■カバン・バッグ

オフィスカジュアル用のバッグは、A4サイズ程度の書類やファイルが収納できる黒色やブラウンなどのバッグ、トートバッグがおススメです。リュックサックやセカンドバッグはNGです。

■シューズ・靴

黒や茶色など落ち着いた色の革靴が、オフィスカジュアルの靴として最も適しています。スポーツタイプのスニーカーや派手な革靴、そして夏でもサンダルなどはオフィスカジュアルとしてもNGです。

<私服面接の詳細記事>
就活で「服装自由」と言われたときのビジネスカジュアルとは?

(b)女性

面接の場面をはじめ、就活では「服装自由」、「私服でお越しください」などと言われることがありますが、そんなときには女性はどのような服を着ていけば良いのでしょうか?

そんな時は、女性も「オフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)」という服装を着ることが適切です。ここでは女性のオフィスカジュアルについて詳しく解説します。

①私服(カジュアル服)の面接に求めること


企業がスーツではなく、あえて私服を指定するのにはきちんとした理由・背景があります。企業の意図を理解すれば、なぜ私服なのか、そしてどんな私服が良いのか、という事も理解できます。

企業がスーツ以外の服を求める理由は大きく3つあります。

・就活生のセンスを見たい
特に広告業界やアパレル業界などは、働く人間のセンスや美的感覚も重要な能力となるので、これらの要素を私服を通して図りたいという目的があります。

・企業文化とマッチするか見たい
企業にはそれぞれ社風があり、カラーがあるので、その企業文化に合っているのか、そして柔軟に合わせることができる人なのかを見極めたい、という意図があります。

・自由な社風を感じてもらいたい
最近では企業の特徴の一つとして、「自由闊達」、「風通しが良い」という部分を押し出す会社も増えています。しかしこれらの特徴は目に見て分かるものではないので、「服装自由」「私服OK」といったことを伝えることで、自由な雰囲気を感じてもらいたいのです。

②私服面接に最適なパンツ


オフィスカジュアルで適切なパンツの選び方は、以下の3点に絞られます。

・身体に合ったサイズ・丈のパンツ
女性でパンツスタイルの場合は、就活用スーツに近い形のものを選ぶようにしましょう。自分の身体の形に合った8~9分丈パンツや、スキニーパンツ、ジョガーパンツがおススメです。

・ブラック・グレー・ネイビー色のパンツ
オフィスカジュアルとは言っても、面接はあくまで選考の場なので、パンツの色はブラック、グレー、ネイビーなどの落ち着いた色のものを選ぶことをおススメします。白色やパステルカラーなど明るい色のパンツは避けた方が良いでしょう。

・デニムなどカジュアルすぎるものはNG
当然ではありますが、デニム地をはじめ、カジュアル感が強い素材のパンツは極力避けた方が無難でしょう。

③私服面接に最適な靴


女性の私服面接に最適な靴は、革の素材で、黒やグレー、ベージュ色の3~5cm程度のヒールのパンプスがおススメです。

エナメル素材やベロア素材はカジュアル感が強くなりすぎますし、高いピンヒールのような靴も派手さが目立ってしまいます。また当然ですが、サンダルやブーツは論外です。

④私服面接にワンピースはOKか?


結論から言うと、私服での面接でも、落ち着いた色、丈のワンピースであれば許容範囲です。

しかしボディラインが強調されてしまうもの、ゆったりし過ぎているもの、ひざ上丈、ノースリーブのワンピースなどは基本的にNGであることを頭に入れておきましょう。

<女性向け私服面接の詳細記事>
【女性編】 就活の選考で好印象の女性カジュアル服

3.就活面接に向けた自己分析


就活面接に臨むうえで欠かせないのが、すべての受け答えのベースとなる自己分析です。

(1)自己分析を行う目的・意味

面接だけでなく就活全体に大きな影響を及ぼし、とても重要だとされる自己分析ですが、そもそも自己分析はなぜ必要で、どんな意味があるのでしょうか?自己分析を行う意味を大きく3つ説明します。

①自分の適性を把握する


「自分が何に向いているか(適正があるのか)?」という事を一番理解していないのは自分自身というケースはよくあります。つまり普段は主観的に物事を見ているため、自分の事を理解できていないというパターンです。

自己分析を行うことによって、自分の適性つまり何に向いているのか、という事を把握することができます。

特に就活面接では、「この仕事はあなたに向いていますか?」という質問がされる事がありますが、企業にとっても新卒入社する人が、自社の仕事に向いているのか否かは大きな関心事です。その意味でも自己分析は非常に大切となります。

②本当にやりたい仕事を発見する


まだ社会に出ていない学生にとって「仕事」はまだ縁遠い存在ではないでしょうか。TVで取り上げられたり、本で紹介されている会社であれば知っているかもしれませんが、「知っている仕事」と「やりたい仕事」は全くの別物です。

自己分析を行うことで、自分がやりたい、なりたい方向性を導き出すことが可能となります。

就活面接では、「なぜこの会社に応募したのですか?」という質問をよくされますが、その質問に明確に答えるためにも自己分析は欠かせません。

③アピールポイントを明確にする


「自分の適正」と似ていますが、自分の良い部分にはなかなか気が付かないものです。

自己分析では自分自身の過去・現在・未来を見つめなおすことになりますので、そうした中で自分のアピールポイント、長所を明らかにすることができます。

就活面接では「あなたの長所を教えてください」とよく質問されますので、その質問に的確に回答するためにも自己分析は非常に有効です。

(2)自己分析に役立つ3つのフレームワーク

ここからは実際に自己分析をおこなう上で、役立つフレームワーク(考え方)を3つご紹介します。参考にして、効率的に自己分析を進めてもらえればと思います。

①SWOT分析


SWOT分析とは「強み・弱み・機会・脅威」の4つに要素を分けて、現在の状況を整理、分析する方法です。そもそもこのSWOT分析は企業がビジネス上の経営戦略などに利用している考え方です。

②ジョハリの窓


ジョハリの窓とは「自分から見た自分」と「他社から見た自分」を4パターンに分けて、「自己認識のズレ」を把握するフレームワークです。具体的には「開放の窓」、「盲点の窓」、「秘密の窓」、「未知の窓」という4つに分類することで、自分自身を多角的に捉えます。

③マインドマップ


マインドマップとは、核となるキーワードを中心に置き、そこから連想される言葉を放射線状に書いて、情報整理していく考え方です。例えば自分自身を中心において、自分に関連する事柄や出来事、性格などを順々に書いていくことによって自分自身を体系的に把握します。

<自己分析の詳細記事>
ホントにあってる!?自己分析の正しい方法教えます

4.就活面接における自己PR


就活面接で避けては通れない道、それが自己PRでえす。自己PRは、面接における最も大きなポイントの一つであり、難所でもあります。ここでは就活面接でよく聞かれる自己PRに関して詳しくご紹介します。

(1)面接官は自己PRで何を見ているのか


当たり前かも知れませんが、面接官が自己PRの質問で聞きたいことは「自分自身を相手に正しく売り込めているか?」という点です。

しかし一見すると非常に簡単そうな自己PRの質問ですが、意外に多くの人が自己PRに失敗しているのが事実です。なぜなら就活生の一部の人は「自己PR=長所」と捉えて、客観的な事実を淡泊にこたえていますが、自己PRで求めらるのは「自分の良さを相手に伝える能力」です。

(2)自己PRの長さはどのくらいが適切か


先ほど述べた通り、自己PRとは相手に対して自分を売り込むことです。つまり自己PRで大切なポイントは「簡潔に、分かりやすく伝える」ことになります。

その意味では長くても短くてもNGですので、自己PRの長さは1~3分ぐらいがて適切な長さと言えます。

(3)自己PRはES・履歴書と同じで良いのか


結論から言えば、自己PRはES・履歴書と全く同じではいけません。
先ほどから述べているように、自己PRは相手に自分を売り込むことなので、すでにESに書いてある自己PRをカンペのようにただ読むだけでは、相手の印象には何も残りません。

理想としては、ES・履歴書に書いた自己PRをさらに深堀りし、詳しいエピソードを加えた話を1~3分程度にまとめて話すのが良いでしょう。そのため自己PRは何度も練習して時間を調整し、時には友達にも聞いて客観的な感想を教えてもらうなどの努力が必要となります。

<自己PRの詳細記事>
【例文あり】 面接官の経験者が、「評価される自己PR」を解説!

5.就活面接の質問対策

ここからは、就活の面接でよく聞かれる質問について詳しく解説していきます。

<面接での質問に関する詳細記事>
【まとめ】就活面接でよく聞かれる質問&回答ポイントを解説!

(1)就活面接における長所・短所の答え方


就職活動の面接で必ず聞かれる質問の一つは「長所・短所について教えてください」という問いです。ただし、実はこの質問は面接の合否を決めてしまうほど、回答の影響力が大きい質問であることはあまり知られていません。

そもそも就活生の中には、「長所・短所」の質問を「自己PR」と勘違いしている人も多いのが実情です。しかし「長所・短所」の質問は、あなたの性格や適正などを聞く質問ですので、客観的な視点に立って長所や短所を答えなければなりません。

採用する企業側がこの質問を聞く目的は、長所・短所を通して就活生の性格を把握し、採用しようとしているポジションや企業風土に合っているのか確認したいのです。

例えば、積極的に主張する人材を求める企業であれば「慎重」、「心配性」という性格の人材はあまり合わないと判断されますが、逆に堅実で着実に物事を進める人材を求めている企業であればこれらの性格の人が良いと思うでしょう。

<「長所・短所」質問の詳細記事>
就活面接で聞かれる「長所・短所」の質問・回答 30選

(2)就活面接でよく聞かれる質問


実は就活面接で聞かれる質問の多くは、過去にも様々な人に質問した質問です。突然あなただけに聞いてくる質問はほとんどないのです。

ですので、就活面接に向けてきちんとした準備や対策をしておけば、十分に回答することができます。

事前準備をしたうえで就活面接でのポイントは以下の3つです。
・問いには簡潔に答える
・答えには具体的な根拠や理由を述べる
・詳しく聞かれた場合に備えて、きちんと掘り下げて考えておく

逆に就活面接においてやってはいけないNG行動は以下の3つです。
・嘘の話・エピソードをすること
・ネガティブな発言をすること
・明らかに自分を良く見せようとすること

<詳しい質問と回答例はこちら>
【保存版】 就活面接で必ず聞かれる質問・回答例 37選!

6.逆質問対策


就活面接の最後には、採用の面接官から「最後に何かご質問はありますか?」などと聞かれることがありますが、これは「逆質問」と呼ばれます。

就活面接において、企業が逆質問をする目的は、大きく3つあります。逆質問には、一つには就活生の自社に対する興味・関心度を計るため、二つ目には就活生の思考力やコミュニケーション力を計るため、そして三つ目は就活生の疑問を純粋に解消したい、という企業の意図があります。

そのため、企業のビジネスや事業に関する質問、実際の仕事内容や労働環境、さらには自分の経験や強みと絡めた質問をすると、採用担当や面接官の印象を高めることもできます。

あくまで企業分析をしたうえですが、ホームページや説明会では示されていない企業全体のビジョンや事業方針、そして入社後を明確にイメージした逆質問をすると印象や評価が高まる傾向にあります。

しかし、逆質問して評価が低くなってしまうような事柄もありますので注意も必要です。具体的には、福利厚生に関するネガティブな質問、調べれば簡単に分かるような質問、そして面接官のプライベートに関わる質問などはNGです。

<逆質問の詳細記事>
面接官に好印象を与える!逆質問の例を紹介!

7.シーン別面接対策

ここからは1次面接、2次面接、そして最終面接と、段階別の就活面接でよく聞かれる質問や対策方法について詳しく解説していきます。

(1)一次面接


就職活動でES(エントリーシート)が通過して、初めて企業と本格的に顔を合わせる機会が一次面接です。しかしESは通過するのに、一次面接でよく落ちてしまう人がいるほど、一次面接は就活での最初の関門になっています。ここでは一次面接を担当する面接官やチェックする項目をご紹介します。

①一次面接の面接官

そもそも一次面接の面接官はどのような人が担当するのでしょうか?人事部や採用チームが担当することもありますが、中小企業やベンチャー企業などは現場の若手社員が担当することも多いです。また大企業などでは中堅社員が登場することもあります。全般的に一次面接では、会社側も面接慣れしていない人が多いのも実情です。

また一次面接では、あらかじめ通過目標数が定められているケースも多々あります。具体的には、面接者が〇〇名、通過者××名というように採用計画で決められている会社もあるのです。大企業や人気企業では、応募者も多いため前もってこのような計画を立てるケースもあります。

②一次面接の通過率

気になる一次面接の通過率は、企業や学生によって変わりますが、概ね一次面接通過率は50%程度の企業が多いです。

中には一次面接の通過率が10%という厳しい企業もありますが、一般的には一次面接の通過率が低い企業では二次面接の通過率が高く、逆に一次面接通過率が高い企業では二次面接の通過率が低くなる、といった傾向があります。

このような傾向になる理由は、先ほど説明した採用計画に原因があります。企業の新卒採用は適当にやっているのではなく、多くの企業は新卒の最終採用人数を決めています。企業が人を雇うのはタダではなく、新卒採用する分だけ毎年費用が発生するからです。

そのため採用人数、内定数、最終面接数、2次面接数、1次面接数、エントリーシート通過数というように逆算をして、それぞれの段階での人数を大まかに決めます。その人数に従って各面接の通過率を調整するのです。

③一次面接でチェックされる項目

一次面接では礼儀やマナーなどの必要最低限のことから、自己PRと志望動機の一貫性など基本的な部分を中心にチェックされます。

というのも、先ほど述べた通り一次面接では面接に慣れていない現場社員が面接官を担当するケースも多く、突っ込んだ質問や奥深いチェックをすることができないためです。

ですので就活の一次面接では、以下のような項目を中心に徹底して準備しておくことをおススメします。

【一次面接チェック項目】
・第一印象や身だしなみ
・礼儀やマナー
・論理的会話能力
・ES(自己PRと志望動機)の一貫性など

<1次面接の詳細記事>
一次面接でよく聞かれる質問 15選 – 面接の仕組みも解説

(2)二次面接


就活面接における二次面接は山場で、ここを越えることができれば内定はもうすぐです。二次面接は、一次面接と比べて、掘り下げた質問をされますし、面接の雰囲気も厳しくなることが多いです。自分の力を発揮できるように、これまで以上にきちんとした準備・対策が必要となります。

①二次面接の面接官

中小企業やベンチャー企業では、一次面接で現場の若手社員が面接官として登場するケースも多く、その場合は二次面接で採用担当者や人事部長などが登場します。

二次面接の面接官で最も一般的なケースは、中堅社員や現場の責任者・管理職が登場するパターンです。実務にも精通し、責任も大きい彼らはより突っ込んだ、深い質問をしてきますので、あらかじめきちんと準備しておく必要があります。

またかなりレアケースですが、二次面接で役員や社長が登場する場合もあります。その場合は2次面接が実質的な最終面接となります。

②二次面接の通過率

会社によっても異なりますが、大まかに言うと、二次面接の通過率は20~50%となっています。
20~50%というように幅があるのは、一次面接の通過率に影響されるからです。一次面接の通過率が高かった場合、二次面接の通過率が20%という場合もありますし、逆に一次面接の通過率が低い場合には二次面接の通過率が50%というケースもあります。

③二次面接でチェックされる項目

二次面接は、一次面接と比べて、より深い、突っ込んだ質問をされる可能性が高いです。時には一次面接で自分が答えた回答と照らし合わせて、矛盾がないかチェックされることもあります。

具体的に二次面接で起業がチェックする事柄は以下となっています。

【二次面接チェック項目】
・企業への志望度
⇒企業分析をより深く行い、事業内容についても詳しく把握しておきましょう。また現場責任者や管理職の人が面接官として登場するケースもありますので、ビジョンや企業理念についても知っておく必要があります。

・社会人としてのキャリアプラン
⇒志望する企業でどのように活躍していきたいのかを明確に話せるようにしておきましょう。
例えば、3年後、5年後、10年後といった期間別にどんな仕事をしているのかイメージしておく必要があります。

企業としては新卒で採用した人材には、将来的に会社を引っ張っていく存在になることを期待しています。そのため明確なキャリアプランを描けるようにしておくことをおススメします。

・エントリーシートで書いた内容や、一次面接で答えた内容
⇒面接官はエントリーシートに記入した内容を把握して面接に臨んでいますので、ESに記載した内容と話す内容に整合性があるかを改めて確認しましょう。
また、就活二次面接では、一次面接で答えた内容をもとにさらに突っ込んだ質問や整合性を問う質問が用意されているケースもあります。

うっかり回答してしまって、「一次面接で答えたことと矛盾しますが?」と面接官から突っ込まれないようにしなければなりません。

<2次面接の詳細記事>
二次面接でよく聞かれる質問 15選 – 通過率や対策方法も解説!

(3)最終面接


就活面接の最後の難関である最終面接は、社長や役員が登場する可能性が高い面接です。質問や面接内容もこれまでとは大きく変わるケースも多いので、対策方法も少し変える必要があります。

①最終面接の面接官

一次面接では若手社員、二次面接では中堅社員や人事部が面接官として登場したかと思いますが、最終面接では社長や役員が面接官になるケースが多いです。特に中小企業やベンチャー企業では、社長・役員が面接官となる可能性が高いです。

②最終面接の通過率

大まかに言うと、最終面接の通過率は約50%です。ただし、最終面接の通過率は一次、二次面接の通過率によっても大きく変動します。

ここまでの面接通過率が高い場合は最終面接で落とされる可能性も高く、逆に1次・2次面接の通過率が低い場合は最終面接が「顔合わせ」程度の可能性もあります。

③最終面接でチェックされる項目

先ほど述べた通り、最終面接には社長や役員が面接官となる可能性があり、その意味で最終面接は位置づけが大きく異なります。

少し大げさな言い方をすると、最終面接では社長・役員が「一緒に働きたい」と思うような人が採用されます。そのため最終面接の準備・対策の方法はこれまでの面接対策とは異なる点に注意が必要です。

【最終面接チェック項目】
・自己分析
⇒最終面接まで来たら自己分析は必要ない、と考えるのは少し危険です。最終面接だからこそ、改めて自己分析が必要となります。

なぜなら、最終面接ではこれまでの面接とは異なり、社長や役員が登場しますので、将来への考え方や、会社を通して社会にどう貢献していきたいか等、本質的な質問がされる可能性があるためです。

特にベンチャー企業では創業メンバーや社長が登場する可能性も高く、少し変わった質問をされる可能性もあるため、改めて自己分析をしておくことをおススメします。

・会社や社長の考え方を学ぶ
社長や役員は会社を代表する存在です。そんな彼らが登場する最終面接に臨む前に、是非とも社長をはじめ会社の考え方や理念を理解しておきましょう。社長や役員が書籍を出版しているのであれば、その本を読んでおきましょう。

また、おススメの準備方法は、(株式上場していれば)会社の決算資料やIR情報を読むことです。
決算資料やIR情報は株主に対して、会社の状況を丁寧に説明している資料です。これらは比較的分かりやすく事業の状況や今後の展望などを説明しているので、これらを読むこともおススメです。

・社長の考え方と自分のビジョンを繋げる
会社や社長の考え方を把握したうえで、その考えと自分自身のビジョンがどう結びついているのかを考えることが重要です。

先ほど述べた通り、社長や役員は今後を担う人間を採用して、会社を引っ張ってほしいと考えています。そのため彼らが目指す方向性や考え方、会社の在り方に対して、自分のビジョンがどのように結びつくのかを伝えることは重要なメッセージとなります。

<最終面接の詳細記事>
最終面接でよく聞かれる質問 15選 – 通過率や対策方法も解説!

8.面接を辞退する場合


実際に就活面接をおこなっていると、面接を辞退せざるを得ない場合も出てくるのが実情です。例えば、より志望度の高い企業の面接と重なったり、体調が悪くなったり、そもそも企業の魅力を感じなくなってしまったなど、その理由は様々です。

理由は様々あるかと思いますが、面接を辞退したい場合はできる限り早く企業に連絡しなければなりません。ただし、面接を辞退する時には、その言い回しや表現について慎重にした方が良いでしょう。

また、無断で面接を辞退する、欠席することは、非常に失礼な行為ですので、絶対に避けるようにしてください。

(1)それぞれの理由による面接辞退の伝え方


多くの応募者のES(エントリーシート)に目を通し、面接日程を組んだ企業にとっては、「面接辞退」は大きなショックです。そのため、就活生も面接辞退する際には、それぞれの理由に合わせて多少表現や言い回しを変えたうえで連絡することをおススメします。

①志望度が下がった場合

就職活動では、一次面接を受けたり、実際の社員へOB訪問することで、むしろ志望度が下がってしまうこともあります。イメージしていた企業の姿と、実際の企業の姿にギャップが生じることはよくあるので、これは仕方のないことです。

しかし、面接を組んでくれた企業の人事に対して「興味がなくなった」、「志望度が下がった」とそのまま伝えるのはあまりにも失礼です。

もし志望度が下がって面接を辞退したい場合には、「他社との選考と重なってしまった」、「体調が悪い」などの理由を伝えて、婉曲的に面接を辞退するようにしましょう。

②体調が悪くなった場合

長い就職活動の間には、体調を崩してしまうこともよくあります。本当に体調が悪い場合には、そのまま素直にその旨を連絡し、面接辞退を申し出るようにしましょう。

③他社に内定が決まった場合

他社に内定が決まったことで面接を辞退したい場合にも素直にその理由を伝えましょう。かえって無理に面接を受けても、最終的にお互い時間の無駄となってしまいますので、はっきりと他社の内定を優先する旨を伝えることをおススメします。

(2)面接を辞退する際のメールや電話での伝え方


先ほどは面接辞退する際の表現や言い回しをご説明しましたが、実際どのような手段で伝えるべきでしょうか。具体的には面接の辞退連絡には「直接会う」、「電話」、「メール」という3つの連絡方法があります。ここではどのような連絡手段が適切なのか詳しくご紹介します。

①担当者に直接会って伝える

担当者に直接会って面接辞退を伝える方法はとても丁寧ですが、就活においてはあまり良い方法とは言えません。

なぜなら企業の人事も就活時期は非常に忙しく、今後採用の見込みがないにも関わらず、わざわざ会うという行為は相手に時間を取らせてしまうからです。

②電話で伝える

就活において面接辞退する際の連絡方法は、電話が最も良い方法です。直接会うほど時間を取らせず、メールほど一方的ではないので、面接辞退の際は電話を掛けることをおススメします。

③メールで伝える

どうしても電話ができない環境だったり、電話で連絡しにくい場合はメールで面接辞退を伝える方法もあります。メールを送る際には、相手の気持ちも考えて、丁寧かつ誠意のあるメールを心がけるようにしましょう。

<面接辞退の詳しい記事>
【例文あり】面接を辞退したいときの正しい伝え方とは?

9.面接の対策方法

(1)OB訪問


就活におけるOB訪問は、ネットには載っていない、リアルな情報が得られるという点で、重要な面接対策・準備となります。これまでOB訪問は、大学や部活・サークルのツテを頼ったりするなど、非常に個人的な要素に左右されるものでしたが、最近ではOB訪問のマッチングサービスが登場するなど、一般化しつつあります。

①OB訪問の企業側・学生側のメリット

OB訪問は企業、学生の双方にメリットがあります。それぞれのメリットは以下の通りです。

・学生側のメリット
OB訪問をおこなう学生の最大のメリットは、タテマエではないホンネの会社情報を手に入れられる点です。近年ではインターネットに様々な情報が掲載されていますが、会社の実情や現実などはなかなか載っていません。

簡単には手に入らない情報を聞くことができる機会はなかなかありませんので、OB訪問は非常に貴重な場であると言えます。

・企業側のメリット
一見すると、OB訪問は学生側に大きなメリットがあるように見えますが、実は企業にも大きなメリットがあります。それは自社の採用活動に大きく繋がるということです。

ネットや本には伝えられない魅力をOBの口から聞くことによって、学生は会社への応募意欲を高めます。

②OB訪問を始める時期

OB訪問は本選考が始まる少し前の4~5月にピークを迎えますが、他の就活生に差をつけたいのであれば時期を前倒して行うことをおススメします。

なぜならOB訪問がピークとなる4~5月には多くの学生がOB訪問に殺到するので、希望の日時で面会できない可能性もあり、他社のOB訪問と被ってしまう場合もあります。

そのため時期を1~2か月程度前倒してOB訪問すると希望の日時で、多くの先輩とお会いすることができるでしょう。

③OB訪問の場所

OB訪問をする時には、一般的にOB側から場所を指定される場合が多いのですが、時には場所選びを任せられるケースもあります。そのような時にはどのような場所を設定すれば良いのでしょうか。

場所選びを任された時には、基本的にOBが勤務する会社から近いカフェ、喫茶店、ファミレスなどを選ぶことをおススメです。例えばスターバックス、ドトール、エクセルシオール、ルノアールなどが良いでしょう。

④OB訪問で気を付けること

せっかく時間を取ってくれたOBに会うときは、主に以下の3点に気をつけるようにしましょう。

・スーツを着用する
・名刺をいただいたらすぐにしまわず、テーブルの左に置く
・OB訪問が終了したら、必ずお礼メールを送る

<OB訪問の詳しい記事>
OB訪問に必要なマナーを解説 – メール、名刺交換、服装について

(2)就活セミナーを利用する


就活セミナーに参加することで、面接に必要な企業研究を効率的に進めることもできます。具体的なセミナーの種類も含めて、就活面接にうまく利用するための方法を解説します。

①就活セミナーの種類

就活セミナーは大きく分けて3種類あります。

・合同企業セミナー
合同企業セミナーは、合同説明会(合説)とほぼ同じもので、複数の企業が合同で開催する就職セミナーです。合同企業セミナーでは、一日で多くの企業のことを知ることができますが、逆に一つの企業のことを詳しくすることは難しいです。

・個別企業セミナー(個別企業説明会)
個別企業セミナーは、一つの会社が自社の事業や労働環境などについて、詳しく説明する説明会です。一つの企業について詳しく情報を得ることができる反面、会社の優位な情報しか得ることができないというデメリットもあります。

・就活スキルアップセミナー
就活スキルアップセミナーは、企業の情報収集にはなりませんが、面接でも必要なビジネスマナーやES(エントリーシート)の書き方、さらには面接対策などを学ぶことができます。

一部の就活スキルアップセミナーでは、高額な参加費などを要求する場合もあるので、参加したい場合には各大学が推薦するスキルアップセミナーを選ぶと良いでしょう。

②就活セミナーに参加する上での準備

就活スキルアップセミナーに参加する場合を除き、合同企業セミナーや個別企業セミナーなどに参加する前には、主に以下の3つの点を押さえておきましょう。

なぜなら、「セミナー」と言っても企業は実際の本選考に向けて、優秀な学生を囲い込みたい場合もあるからです。

・業界の状況を把握しておく
志望する業界について大まかな現状や傾向を知っておく必要があります。具体的には、これまでの業界の歴史や今後の展望などです。

・志望企業のサイトをチェックしておく
志望する企業のセミナーの場合には、参加する前に最低限企業ホームページをチェックするなど、事業内容などを簡単に知っておくと良いでしょう。

・志望業界・企業のニュースをチェックしておく
日本経済新聞やネットニュースを利用して、志望する業界や企業の最新動向について、どんなニュースが出ているのかを知っておくと、セミナーの内容をより深くとらえることができます。

<就活セミナーの詳しい記事>
就活セミナーは役に立つのか?-種類、内容、キャンセルについて

(3)本で勉強する


就活面接に向けてOB訪問やセミナーなどリアルな場で情報を得ることも大切ですが、参考書や本も利用して面接対策をおこなうことも有効です。

具体的には、「ES対策」、「自己分析」、「企業研究・業界研究」、「質問対策」、「就活マナー」、「ロジカルシンキング(論理的思考)」など各分野で参考書・本が出版されているので、これらの本も利用して、就活面接の準備をすると良いでしょう。

<面接対策本の詳しい記事>
【最新版】 本当に就活で役立つ面接対策の本 18選

この記事が気に入ったらいいね!しよう
ADviceの人気記事をお届けします。

                     

ABOUTこの記事をかいた人

ADvice編集部

ADviceは電通・博報堂など一流広告代理店への就職を目指す学生を応援する、広告代理店に特化した就活情報メディアです。 選考情報、広告代理店の業界情報、広告代理店内定獲得のノウハウを配信します。