インターンシップ参加が広告業界内定のカギに?就活を終えた大学生が解説する重要性

就職活動を始めるにあたり、インターンシップに参加すべきか悩んだ経験は無いでしょうか。
19卒で就職活動を終えた私も、インターンシップに時間と労力をかけるか否か、友人とともに何度も話し合った記憶があります。

実際に「インターン 重要性」と検索してみると、「時間の無駄」や「無意味だった」といったネガティブな感想が少なからず出てくるのも事実です。

しかし、マイナビによる19卒の学生を対象にした調査では約9割の学生がインターンに応募し、8割の学生が実際に参加しています。平均インターン参加数も4社と多く、多くの学生がインターンシップに積極的な姿勢であることがわかります。

詳しくは後述しますが、結論から言うとインターンシップは後の就職活動に有利に働く場合があります。多くの学生が応募している現在の状況を考えると、希望する企業の内定獲得の可能性を少しでも上げるためにはインターンに参加する事をオススメします。

今回の記事では実際に広告業界の企業に入社することになった私が、インターンのメリットや注意点について解説していきます!読者のみなさんのスムーズな就活に少しでも役立てたら嬉しいです。

1.広告業界のインターンシップはなぜ重要?参加することの重要性


なぜ多くの学生が現在、インターンに応募しているのでしょうか。
インターン参加によって得られるメリットは大きく分けて3つあります。

(1)本選考の対策に繋がる

インターンにおいても、参加するためには選考を受けなければならない場合があります。
例えば人気・有名企業が主催するインターンや、1か月以上の長期インターンシップには、参加の際の選考を受けなければならない傾向が高いです。

主な選考方法は「エントリーシート」や「面接」で、どちらも本選考でも実施される重要なものです。

本格的に就職活動が始まる前にインターンの選考を複数回受けることによって、エントリーシートでどのような事を書けばいいのか、面接時のマナーや、どのような事を話せば面接官が好感を得てくれるのかなどのコツを事前に掴むことができます。

実際に私も、本選考が始まる前にインターンの面接を何回か受けたことによって、社会人と話す際の緊張感を克服できた経験があります。

多くの大学生にとっては、社会人と長時間フォーマルに話す機会は少なく、はじめての面接では想像以上に緊張するものです。本選考が始まる前に緊張せずに自分をアピールするスキルを持つことは、他の就活生に差をつける強力な武器になります。

(2)インターンでの実績が面接時に話せる強みになる

長期インターンでは、社員と同様に実務的な仕事を任されることも多く、一般的な大学生ではなかなか経験することが無い「ビジネスの現場」に触れることができます。

ここで得た経験は、面接時に多く質問される「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと」でアピールすることも可能です。

多くの学生が大学やアルバイトでの努力を伝える中、実際にインターンで達成した売上拡大の成果などを伝えることができれば、ライバルとの差別化ができ、面接官にも強く印象付けることができるでしょう。

また、有名企業などが主催する競争倍率が高いインターンに合格し参加した実績を得ることができれば、それだけでアピールすることができる強みにもなります。

(3)ライバルに比べ、早い段階から企業との接点を持てる

この部分が、インターンに参加する最大のメリットとしてお伝えしたかった所です。

本選考開始前にインターンに参加することで、周りの就活生より一足先にその企業の社員や人事の方々に自分をアピールでき、自分を知ってもらえる機会を得ることができます。

公表されているデータによると、人気企業ともなると内定倍率が200倍、300倍といった数字になる事もザラにあり、中には2000倍を超える倍率の企業もあります。

これは数千~1万人超の応募者がいても内々定者が数人~数十人になるという、非常に狭き門である事を意味しています。

このような状況下で事前にインターンを通し、社員の方々に顔を覚えてもらえる事ができれば選考でも有利に働くでしょう。またインターン中に優秀な成績をおさめれば、後の本選考に特別ルートで進める可能性もあります。

事実、インターン参加後に非公開セミナーに招待された友人や、そのまま選考に進んだ友人もいます。

広告/Web広告業界は毎年多くの学生から人気を集め、高倍率になる傾向にあります。多くの就活生が集まる業界だからこそ、インターン参加の重要性はより高いものになっているのです。

2.インターンシップの種類


インターンシップの種類は大きく分けて三つに分類できます。
それぞれ得られるものが異なるので、それらを理解した上で自分に合ったインターンを選びましょう。

(1)1 dayインターン

期間:1日限り
主な内容:企業説明、講義、グループワークなど。
メリット:選考が無いことが多く、一日で完結するため参加しやすい。社内や社員の雰囲気がわかる。
短い時間で業界・企業の理解を深めることができる。
留意点:説明会の内容とほぼ変わらないことも。社員とじっくり話す機会は他のインターンと比べ少な
い。

(2)短期インターン

期間:3日から1週間程度
主な内容:企業説明やセミナーといった座学から始まり、グループワーク・実際の業務体験まで一通り経
験できることが多い
メリット:企業がどのような業務を行っているのか、職場環境や社員の雰囲気なども具体的にしっかりと
確認できる。1dayに比べ社員と話す機会が増えるため、顔を覚えてもらえることもある。
留意点:選考がある場合もあり、人気のインターンだと高倍率になる。

(3)長期インターン

期間:一ヶ月以上
主な内容:会社に属し、実際に働く。1年目の社員が任されることと同じような仕事ができる。
メリット:業務内容をしっかりと把握できる。給料がもらえる可能性あり。自分の仕事に対するフィードバッ
クを受ける時間が十分にある。内定に直結することもある。
留意点:拘束時間が長期になるため他の就活イベントと被る可能性も

以上の通り、インターンは大きく3つに分類されます。
業界や会社についての知識を得たければ「1dayインターン」、就活スキルを上げたければ「短期・長期インターン」に参加することをおすすめします。

3.主要な広告会社が主催するインターン情報


それでは実際に企業が実施するインターン情報を見ていきましょう。

(1)電通


高倍率で知られる電通のインターンです。参加するには、課題提出・筆記試験・面談など複数の選考を受けなければなりません。

例年、夏と冬に開催されることが多く、期間は約一週間程度です。一泊二日程度の合宿が伴うケースがあります。

2018年に開催された冬のインターンでは約20名の募集があり、12月からエントリーが始まり2月からインターンがスタートしています。選考の対策のためにも、早い内から準備を進めましょう。

(2)博報堂


電通と同じく高倍率のインターンとして有名です。博報堂のインターンシップは例年夏に開催されていることが多いです。

2017年に開催されたインターンは内容別に三つのコースがあり、合計70人程度の募集がありました。7月下旬から選考が始まり、9月からインターンがスタートしています。

選考はエントリーシート、課題提出、webテスト、面接という流れになっており、入念な準備が必要です。

(3)サイバーエージェント


国内大手のネット広告代理店であるサイバーエージェントでは、数多くの新卒向けインターンシップが実施されています。

まずサイバーエージェントでは「ビジネスコース」、「エンジニアコース」、「デザイナーコース」と3つに新卒採用コースが分かれており、それぞれに長期インターンや採用イベントなどが数多く用意されています。

夏インターンはもちろん、各インターンでのプレゼン大会やコンペティションで優秀な成績をおさめた人だけが参加できる合宿、さらにはそれらを通過して本選考での優遇を受け取る人が選ばれます。

(4)セプテーニグループ


最後にインターネット広告会社のセプテーニグループのインターンシップについて紹介したいと思います。
同社は国内の広告代理店ランキングでも上位に入る企業で、ネットマーケティング事業やメディアコンテンツ事業を手がけています。

セプテーニグループではオンライン完結型のインターンシップ「オンライン・インターンシップ」を実施しており、オンライン上で場所を選ばずいつでも利用できます。これにより学業で忙しい学生や、地方在住の学生でも参加できるという大きな魅力があります。

実際に私も利用してみたので詳しく解説していきます。

オンライン・インターンシップでは、以下5つのコンテンツを提供しています。

①自己分析ツール

セプテーニグループは過去20年間にわたり蓄積をしてきた膨大な人材データの分析・研究を行っており、非常に分析精度の高い診断結果が送られてきます。

②動画セミナー

一回の動画が約10分という見やすいボリュームなので、気軽に見える&視聴制限がないので何回でも見直せます。自社の紹介だけでは無く、産業変化や日本の社会について知れる内容も含まれていて勉強になります。

③Web面談

知人五人から自分に対する評価を集め、それに基づき現状のパフォーマンスや将来のキャリアに関するフィードバックを受けられるという本格的なサービスです。その後、当選者のみWEB面談が実施されます。

④オンラインOB・OG訪問

セプテーニグループの社員を含め、様々な企業の社員にもOBOG訪問がオンライン上でできるWEBサービスです。

⑤VR職業体験

自宅にいながら就業体験ができるVRコンテンツです。働く環境や仕事をリアルに体感することができ、シーンに合わせて提供するワークを行うことで、就業感を身に付けることができます。

私は特に①の自己分析ツールの精度の高さに驚きました。自己分析の結果を解説するだけではなく、その結果をESや面接などの実際の選考の場でどのようにアピールすればいいのかまでアドバイスしてくれるのでぜひ一度利用してみてください。

4.インターンに参加する際の注意点


今までインターンの良い面を重点的に解説してきましたが、ここでは参加に際して注意すべき点について触れていきます。

(1)適当な態度で参加しない

受け身かつ適当な態度で参加すると、のちの選考に悪影響を及ぼす可能性があります。応募時に選考がなく、参加の敷居が低い場合でも何の準備もせずにインターンに臨むと、最悪の場合、社員の方々に悪い印象を持つ学生として覚えられてしまいます。
インターンと言えども、本選考を受けるような気持ちで臨みましょう。もちろん無断欠席や遅刻は厳禁です。

(2)スケジュール管理を徹底する

多くの企業が夏・冬にインターンを実施するので、8月・9月と1月・2月の期間にインターンが集中します。そのため大学の予定や他の就活イベントと被ってしまう可能性もあるので、事前に情報収集をして興味のあるインターンに漏れなく参加できるように上手く予定を組みましょう。

5.まとめ

いかがだったでしょうか。

インターンシップに参加していなくても採用本選考で不利になることはありませんが、志望する企業のインターンに参加する事は極めて重要です。

特に広告業界においては、インターン経験者を実際の採用選考の際に優遇するケースが多いのが現状です。ただし、インターン選考に落ちたからといって、後の採用本選考に悪影響を及ぼすことは無いので、積極的にインターンに応募するようにしましょう。

さらには、セプテーニグループが提供する「オンライン・インターンシップ」のように、オンライン上でインターンを行う企業も今後増えてくるかも知れませんので、興味のある会社の採用HPは頻繁に見てみると良いでしょう。

                     

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ADvice編集部

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