1dayインターンでもお礼状は必要! – 送り方、例文を紹介

企業研究や就業体験ができるインターンシップは、現在の就活では欠かせないものになってきました。

なかでも、短期の1dayインターンシップは、手軽に業界や会社の研究ができるなど様々なメリットがあるので、学生の参加者は年々増加しています。

長期のインターンシップ終了後には、お世話になった企業に感謝の気持ちを込めてお礼状を出すのは一般的ですが、1dayインターンの場合はどうなのでしょうか。

わずか1日の行事に対して、わざわざお礼状を出す必要はないのでは?と考える人も多いはずです。

そこで今回は、1dayインターンシップでのお礼状について紹介していきます。

目次

1.1dayインターンシップで、お礼状は必要なのか


そもそもお礼状は何のために書くのでしょうか?
それは、自分が受けた行為に対して、相手に感謝の気持ちを伝えるためです。
長期であれ短期であれ、お世話になった相手に対してお礼を伝えることは大切なことです。

(1)1dayインターンシップでも、お礼状は出したほうがよい

結論からいうと、1dayインターンシップでも、基本的にお礼状は出すのがベターだといえるでしょう。

なぜかというと、インターンでお世話になったという事実は、長期であれ、1日であれ変わらないからです。

また、「お礼状・お礼メール」は、就職活動でいずれ送ることになるので、事前練習の意味でも、インターンの時期から経験しておくと、本選考でもスムーズに送ることができるはずです。

特に、以下3つの場合では、お礼状・お礼メールを送らないことがマイナス評価に繋がる可能性があります。

(2)お礼状を送らないとマイナス評価につながりやすい3つの場合

①周囲のインターン生がお礼状を送っている場合


1dayインターンの中には、伝統的にお礼状を送る文化がある企業もあります。
周囲のインターン生がお礼状を送っている様子があれば、自分も合わせて送るほうが無難です。

この点は、就活掲示板を使ってチェックしたり、OB・OGに相談してみると良いでしょう。

②特定の社員の方から、メンターとしてお世話になった場合


1dayインターンでは、特定の社員がメンターとして付きっきりで指導してくれることもあります。
その場合は、お世話になったメンターの方宛にお礼状を送るのがマナーだといえます。

忙しい時間を割いて指導をしてくれたことに対して、素直に感謝の気持ちを伝えれば相手も嬉しい気持ちになるはずです。

③本選考の内定が関わる1dayインターンの場合


内定に関係するような1dayインターンの場合は慎重にお礼状を出す必要があります。

例えば、誤字があったり文脈がおかしかったりするお礼状を出すとマイナスイメージになる場合もあります。
内定に関わるような場合は、選考試験と思い誠意あるお礼状を出すようにしましょう。

2.【タイミング・企業への志望度別】お礼状の送り方

インターンシップのお礼状を送る方法としては手紙とメールがありますが、どちらの方法を選択すればよいのでしょうか。
ここでは、「お礼状を送るタイミング」「企業への志望度」「企業タイプ」という視点で、メール・手紙の選び方について紹介します。

(1)お礼状を送るタイミング


インターンシップのお礼状はできるだけ早く送るのがベストです。
メールであれば、当日。手紙であれは、できれば1週間以内には相手に届けたいものです。

企業サイドに、お礼状の届くタイミングがあまりに遅いと評価を下げる可能性もあります。
なぜなら、社会では、「レスポンスの速さ=仕事の速さ」につながるからです。

◆ポイント
インターン終了後から数日経ってしまった場合⇒手紙
インターン当日⇒メール

(2)企業の志望度


お礼状の送り方を選ぶひとつの目安として、自分がその企業に入りたい志望度で判断する方法があります。

第一志望でどうしても入社したい会社であれば、その思いを一字一句に込めて手紙で送りましょう。今の時代では、手紙を送ること自体が誠意のあらわれといえます。

逆に、それほど志望度が高くなければ、スピード優先でメールでもよいでしょう。
ただし、文面は感謝の気持ちが伝わるような文章を心がけましょう。

◆ポイント
志望度が高い⇒手紙
志望度が高くない⇒メール

(3)企業のタイプ


お礼状を手紙にするかメールにするか決める場合、相手の企業タイプによって判断する方法があります。

例えば、伝統がある硬い企業の場合は、手紙の方がふさわしいでしょう。
逆に、スピードや柔軟性が要求される企業では、メールで素早くお礼を伝えるのがスタンダードです。

◆ポイント
老舗企業(大手メーカー、商社、銀行)⇒手紙
スピードを重視する企業(外資企業、IT系、コンサルなど)⇒メール

3.【メール編】お礼状の送り方


インターンシップのお礼メールは簡潔に要点をまとめることがポイントです。
メールで長々と書くと、読みづらく、好印象を相手に与えません。
10行から多くても15行以内にまとめるようにしましょう。

(1)メールお礼状の内容

①1dayインターンに対する御礼と自己紹介

まずは、インターンに対するお礼を伝えます。
お世話になったこと、大変感謝していることを素直にあらわしましょう。

また、最初に忘れてはいけないのは、自己紹介をするということです。
相手は自分の事を覚えてない前提で、自分が誰であるかを名乗ってからお礼を伝えましょう。

◆例
貴社のインターンシップに参加させていただきました○○大学の○○○○と申します。
この度は、お忙しい中、インターンシップのご指導をいただきまして、誠にありがとうございました。

②1dayインターン中に感じたこと、学んだこと

最も重要なのは、インターンで何を得たかということを相手に伝えるということです。
会社に行き、雰囲気や仕事の内容などを通じて自分が感じたことや、学んだことを伝えましょう。
さらに、自分の課題や改善点などを盛り込めれば内容の濃いものになります。

◆例
○○業界に対する興味が深まってきたことから、今回貴社のインターンシップに応募させていただきました。実際の業務を体験し、仕事の面白さや厳しさを実感できたことは私にとって大変刺激的でした。

また、○○様のお話は、貴社のビジョンをお伺いでき、大変興味深かったです。

③企業に対する志望度の変化、抱負など

インターンシップで企業と触れ合ったことにより、ますます志望度が高まり、入社に向けて今後自分が前向きに努力していくことを伝えましょう。
熱意は必ず相手に伝わります。

◆例
○○様をはじめ、一人ひとりが素晴らしい考えを持った社員の皆様と共に貴社に入社して、働きたいという気持ちが高まりました。
これから、本格的な就職活動が始丸にあたり、より一層自分を磨き、貴社にふさわしい人材に近づけるよう努力してまいる所存です。

(2)メールで送る際に注意すること

①インターン終了日中に送る

メールの利点はスピードです。
インターン終了日の内にお礼状メールを送るようにしましょう。

②件名に「インターンの御礼」+「大学名」+「名前」を入れる

企業担当者には大勢のインターンからお礼メールが届きます。
必ず件名には大学名、名前も入れて、送り先を明確にするとともに、自分をアピールしましょう。

◆例
【インターンシップの御礼】 ○○大学○○○○

③オリジナルの内容を必ず盛り込む

フォーマット通りの形式的なお礼メールは意味がありません。
内容には、担当者、メンターとのやりとり、指導してもらったことなど、1dayインターンで体験した自分にしか書けないオリジナルな内容を最低限盛り込むようにしましょう。

(3)例文

①グループディスカッション形式

件名:【インターンシップの御礼】 ○○大学○○○○

株式会社○○○
人事部 ○○様

貴社のインターンシップに参加させていただきました○○大学の○○○○と申します。
この度は、お忙しい中、インターンシップのご指導をいただきまして、誠にありがとうございました。

かねてより憧れの○○業界のお仕事を間近に感じることができましたのは、私にとって大きな幸せであり刺激にもなりました。
特に、グループディスカッションでは、大変有意義な時間を過ごすことができました。
自分にはない発想や意見を聞くことができ、大いに視野が広がったと共に、自分に足らないものを見つめ直す機会にもなりました。

今回の経験を活かし、これから一層努力し自分を高めていく所存です。
また、社員の皆様やお仕事に触れたことで、ますます貴社への入社意欲が高まりました。

今後ともご指導のほど、何卒、よろしくお願いいたします。
取り急ぎ、お礼申し上げます。

○○大学○○学部
署名
連絡先

②講義形式

件名:【インターンシップの御礼】  ○○大学○○○○

株式会社○○○
人事部 ○○様

貴社のインターンシップに参加させていただきました○○大学の○○○○と申します。
この度は、お忙しい中、インターンシップのご指導をいただきまして、誠にありがとうございました。

かねてより憧れの○○業界のお仕事を間近に感じることができたのは、私にとって大きな幸せであり刺激にもなりました。

特に講義では、○○様からは業界で活躍するための心構えや、これから身につけて行くべき技術などをお話しいただき大変参考になりました。
自分の目指すべき方向が明確になると共に、現時点で自分に不足している部分を見つめ直すことができました。

今回の経験を活かし、これから一層努力し自分を高めていく所存です。
また、社員の皆様やお仕事に触れたことで、ますます貴社への入社意欲が高まりました。

今後ともご指導のほど、何卒、よろしくお願いいたします。
取り急ぎ、お礼申し上げます。

○○大学○○学部
署名
連絡先

4.【手紙編】お礼状の送り方


インターンシップのお礼状を手紙にすると、より誠意が伝わります。
しかし、手紙の場合は、メールよりもマナーが厳しいので、しっかり把握しておく必要があります。

(1)手紙お礼状の内容

手紙でお礼状を書く場合も、メールと同様にインターンシップでお世話になったことへの感謝の気持ちを伝えると共に、自分の感じたことや学んだこと、今後に向けての抱負などを盛り込むようにしましょう。

また、メールと手紙は全て同じ内容で大丈夫だと思いますか?
手紙には、「頭語」や「結語」、時候の挨拶、後付けなど、手紙を書く際に気をつけなければならない、メールとは異なるマナーがあります。

手紙でお礼状を送る際に気をつけるべきポイントをご紹介します。

(2)手紙で送る際に気をつけるポイント

①無地の便箋・白無地の封筒を選ぶこと


お礼状の手紙は、白無地で二重タイプの和封筒を選ぶようにしましょう。
便箋も白無地タイプで縦書き・線入りタイプを使用するのが一般的です。

一重封筒は、お悔み状やお見舞い状に使うものであるため、ふさわしくありません。また、茶封筒は、事務用に使用するものでこれも避けましょう。

また、横罫線の便箋やカラーや模様の入った便箋は、親しい相手に送るカジュアルなものとなるため、避けましょう。

②「黒ボールペン」もしくは「万年筆」で書くこと


基本的には、履歴書を書くときと同じです。
黒のボールペンか万年筆を使用してお礼状を書くようにしましょう。

③便箋1枚程度にまとめること


文章の長さは長すぎても、短すぎてもいけません。
便箋1枚程度におさめるように書きましょう。

④インターン終了後、1週間以内に投函すること


手紙とはいえ、あまりに遅くお礼状を出しても意味がありません。
できるだけ相手に1週間以内に届くように投函しましょう。

(3)例文

①グループディスカッション形式

株式会社○○○
人事部 ○○様

謹啓
○○の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

先日はお忙しい中、インターンシップのご指導をいただきまして、誠にありがとうございました。
かねてより憧れの○○業界のお仕事を間近に感じることができましたのは、私にとって大きな幸せであり刺激にもなりました。

特に、グループディスカッションでは、大変有意義な時間を過ごすことができました。
自分にはない発想や意見を聞くことができ、大いに視野が広がったと共に、自分に足らないものを見つめ直す機会にもなりました。

今回の経験を活かし、これから一層努力し自分を高めていく所存です。
また、社員の皆様やお仕事に触れたことで、ますます貴社への入社意欲が高まりました。

今後ともご指導のほど、何卒、よろしくお願いいたします。
末筆ながら、貴社のご発展と皆様のご健康をお祈り申し上げます。
敬白

平成○○年○月○日
○○大学○○学部 ○○○

②講義形式

株式会社○○○
人事部 ○○様

謹啓
○○の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

先日はお忙しい中、インターンシップのご指導をいただきまして、誠にありがとうございました。
かねてより憧れの○○業界のお仕事を間近に感じることができましたのは、私にとって大きな幸せであり刺激にもなりました。

特に講義では、○○様からは業界で活躍するための心構えや、これから身につけて行くべき技術などをお話しいただき大変参考になりました。
自分の目指すべき方向が明確になると共に、現時点で自分に不足している部分を見つめ直すことができました。

今回の経験を活かし、これから一層努力し自分を高めていく所存です。
また、社員の皆様やお仕事に触れたことで、ますます貴社への入社意欲が高まりました。

今後ともご指導のほど、何卒、よろしくお願いいたします。
末筆ながら、貴社のご発展と皆様のご健康をお祈り申し上げます。
敬白

平成○○年○月○日
○○大学○○学部 ○○○○

5.まとめ

1dayインターンシップの場合でも、感謝の気持ちを伝えるお礼状を送ることをおすすめします。
自分が企業の立場になって考えた場合、お礼状をもらって嫌な気持ちになることはないでしょう。
ささいな事でもお礼状を送る人には好意をいだくはずです。

しかし、せっかくお礼状を書いても、誤字脱字が目立ったものや文章が形式的なものを送るとかえって相手にマイナスイメージを与えてしまいます。
お礼状を出すのであれば、しっかりとマナーを守って、自分をアピールするつもりで丁寧に感謝の気持ちを伝えましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

sa-ya

大手外資系広告代理店でコピーライタ、クリエイティブ・ディレクターを経験。国際的な広告賞も数々受賞。