【転職体験談】転職では「選ばれる」だけなく、「選ぶ」という感覚も大切

ADviceエージェントを利用してご転職された方に、お話を伺うインタビュー。
今回はサイバーエージェントから楽天グループのアドテク企業「LOB」にご転職決定されたNさんに、転職成功の秘訣や経緯をお聞きました。

Q1:転職前はどんな仕事だったのですか?

Nさん:ウェブ広告代理店のアフィエイト部門でアフィリエイト運用をメイン業務に、さらに業務効率化改善でRPAの作成等を担当していました。
※アフィリエイトとは成果報酬型の運用型広告で、サイトオーナーに記事を書いてもらい、そこかの流入でお申し込みがあった際に成果報酬(料金)を支払うという仕組みです。

アフィリエイト業務の代表例として挙げられるのは、金融系クラアイントの申込みを獲得する案件で、開始当初は申込数200件程度でしたが、最終的には5,000件にまで増加させました。

アフィリエイトは、数ある運用型広告の中でもメディア側と密にコミュニケーションを取ることが求められる媒体で、メディア側との認識・理解のズレをなくすことが重要でしたので、その辺を意識して仕事できたことが好成績に繋がったのだと思います。

また、全社的に業務効率改善を進める中で、私もRPA(Robotic Process Automation)業務に参加しました。具体的には、派遣社員の方々の労働時間を削減して、空いたところに社員の作業や仕事を移管していく手伝いをしていました。全社的な取り組みでしたので、自分が普段やったことのない仕事に対して、どこに作業が埋もれているのか、それらをどうすればRPA化できるのか、更にはエクセルのムダ作業が出ているのはどこなのか等を、一つずつひも解いていくのは骨の折れる作業でしたが、同時に非常に大きなやりがいを感じていました。
※RPAとはホワイトカラーの間接業務を効率化するテクノロジー・ノウハウ。海外ではデジタル・ワークフォースとも呼ばれている分野です。

Q2:なぜ転職しようと思ったのですか?


Nさん:現職のサイバーエージェントという会社、そして仕事自体は好きだったのですが、このままだとアフィエイトという1分野しか分からない人材になってしまう、という危機感に近い思いを抱いていました。

もともとサイバーエージェントに転職する前(新卒)は名古屋の総合広告代理店で働いており、漠然と「Webマーケティングについて詳しくならないと、近い将来使い物にならない人材になるのでは」という焦りがありましたし、自分自身の強み・特徴となる分野が一つ欲しかったので、アフィリエイトという領域を選びました。

しかし、いざ飛び込んで働き続けていくうちにアフィリエイトという領域も、Webマーケティング業界、特に運用型広告分野においては本流ではないのだと気づき、一人前になってきた時点で、もう少しWebマーケティング全体を見てみたいという気持ちになっていきました。

あと表現が難しいのですが、社内にロールモデルとなるような女性の上司や先輩が少なかったのも影響していますね。

Q3:いつ頃から転職活動をはじめたのですか?

Nさん:転職活動は19年2月中旬からスタートし、約半月ぐらいで転職活動を終えました。

転職活動をスタートさせるにあたっては、以前に登録していた転職サイト、転職エージェントなどの情報をアップデート(更新)していきました。

転職サイトやエージェントなど複数利用すると、連絡を取らなければいけない経路が増えるので少し煩雑になりますが、各社とも得意不得意な分野があると思ったため、あえて情報の間口を広げていました。

転職エージェントについては、応募すると言ってから、書類選考の結果が返ってくるまでのリードタイムに、エージェント各社で時間のバラつきがありました。例えば、応募すると言ったものの書類選考結果が全く返ってこない会社もあれば、2~3日以内にすぐに選考結果を連絡してくるエージェントもありました。

ADviceエージェントからは、LOBをはじめとして、大手転職エージェントからは紹介されないような求人案件も紹介されましたね。

Q4:今回転職することになったLOBのどこに魅力を感じましたか?


Nさん::LObに関しては、最も自分の考えや認識とズレがない会社という印象を持ちました。

私も転職活動を行う上で仕事を探している状態ではありますが、企業も人を探している状態だと考えていました。LOBは「企業としていかに条件に合う人に来てもらうか」ということをすごく意識している会社だと感じました。

実際、転職活動の面接では会社によってはものすごく上から質問してくる会社もありましたね(笑)。
「会社が選ぶ側だ」という意識が強すぎると、その後の会社と自分の関係があまりフェアではないと考えていました。

LOBにはそういった「選ぶ側」という意識が皆無だったのと、純粋に仕事内容を聞いていて面白そうだと感じました。会社としてどんな事業を展開していきたいのか、あなたにこういう仕事をして欲しいという事が明確でした。さらには面接の場で次回会って欲しい人を紹介するなど、何事においてもスピード感が早かったので、会社としての意思決定・行動の早さが容易に想像できました。

Q5:どういった軸(考え方)で仕事を探していましたか?

Nさん:当初は、2つの軸で次のポジションを考えていました。
一つは大手の総合代理店でWeb全般を扱うこと、二つ目はアフィリエイト以外の運用型広告であるSEMやSEOの代理店という軸です。

しかし、面接を受けていくうちに、現職の全社的RPA(業務改善化)を担当していた際に感じた「新しく何かを作る」という3つ目の軸が自分の中に芽生えていたのだと気づいていきました。

先ほど言った通り、はじめは総合代理店に行くのか、Web代理店にいくのか、という2軸でしか探してなかったものの、某大手総合代理店を受けた時に「あ、違うな」という事が身に染みて分かりました(笑)ですから面接は個人にも会社にも重要ですね。サイバーのような会社を経て、古き良き会社の社風は私には合わないと心から感じました。

そしてむしろ、当初は考えていなかった第3軸である「新規事業」を任されるLOBの方で仕事を頑張りたいという気持ちの方が強くなっていきました。

Q6:転職活動で苦労した点や気を付けていた点はありますか?

Nさん:面接を受けた後に、自分の良くなかった点はスプレッドシートに書いて管理していました。あとは、会社に選ばれる状況ではありますが、自分も会社を選ぶ立場でもある意識は持ち続けるようにしました。

Q7:転職活動を終えて、給与などの条件には満足していますか?

Nさん:概ね満足しています。あと今後の給与上昇余地もありそうなので、その辺も満足しています。

Q8:就職活動を振り返り、これから転職しようとする方に何かアドバイスはありますか?


Nさん:ある会社の面接で人事から「自分の能力・スキルをそれぞれいくらで会社に売りたいのか?」と言われた際は、目からウロコが落ちました。
そういう考え方に基づき自分自身でも給与水準を算定することができればで、よりフェアに会社との給与交渉が出来たのではないかと思いました。

それから転職活動では、そんなに意向が高くない会社でも落ちたら精神的にも落ち込んでしまうので、常に5社程度は書類が通った会社をキープし続けることで精神的にも安定すると思います。あとは、ある程度自分がこれまでやってきたことに自信を持つことも重要だと思います。

個人的には、転職者は自分の出来ること、能力があって、会社としてはそれらを条件内で買うという事が転職活動だと考えているので、個人も会社もあくまでも対等である意識が必要だと思いました。逆を返せばそういう気持ちでいれば精神的にも安定します(笑)

私は、ADviceエージェントから紹介されるまで、そもそもLOBの事を全く知りませんでした。新卒の時に楽天のエントリーシートを見て全て英語だったので、やめたぐらいです(笑)。しかし転職活動では「圧倒的にダメじゃなかったら受けてみよう!」というぐらいの気持ち、視野の広さが大事だと思っています。

ちなみに、高校時代の担任からは「仕事は金・人・やりがい、そのうち2つが満たされれば頑張れる」と言われていたので、そこも意識していました。
その2つを満たしてくれる会社と出会うためにも圧倒的な数の会社にエントリーしてみて、面接を受けてみることも大事だと思います。

Q8:最後に、今後LOBでどんなことをやりたいですか?


Nさん:まずはセールス(営業)を身に付けたいですね。
今後はLOBで楽天の人たちとも仕事していくので、きちんとしたマネージメント方法なども身に付ける必要があると感じています。あとはとにかくスケールの大きいことがやりたいですね!(笑)

                     

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ADvice編集部

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