離職率はたった8.2%!サイバーエージェントの5つの人事制度とは?

これからサイバーエージェントに就職したいという方。
働くためにどのような環境が整っているのか、そもそも現在サイバーエージェントの離職率はどれくらいあるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

事実、現在のサイバーエージェントの離職率は「8.2%」 (※2018年サイバーエージェントリクルートサイト社員ページより)。この値に対して一般的な企業の離職率は「15.0%」のため、一般的な数値と比較してもそれほど高い離職率ではないといえるでしょう。

しかし、サイバーエージェントの離職率は現在は8.2%と落ち着いてはいるものの、昔は離職率が30%を超える時期があったことも事実です。
ではなぜここまで離職率を低下させることができたのか、実際働きやすい環境なのか、詳しく解析いたします。

サイバーエージェントの離職率は一般的にみて低い

現在のサイバーエージェントの離職率は8.2%と冒頭でもお伝えしましたが、この数値は下記のグラフからも読み取れるように、一般的な企業の離職率15.0%と比較してみても比較的低い数値といえるでしょう。

■一般企業な入職率・離職率の推移


(※平成28年雇用動向調査結果よりhttps://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/17-2/dl/gaikyou.pdf)

そこで今回は、
1. 離職率を低下させた人事の改革
2. 現在8.2%の離職者はどうしてやめてしまうのか
3. サイバーエージェントに向いている人材とは

こちらの3つのテーマに分けて、実際に就活の際サイバーエージェントのインターンシップ参加者や社員として働く友人の経験も踏まえて、詳しく解説いたします。

それでは①から順番にみていきましょう。

通常版

1. 離職率を低下させた人事の改革

サイバーエージントは約15年前100人規模の時に上場、当時200人の中途を採用しました。このとき問題となったのが「離職率」です。当時(2003年)のサイバーエージェントの離職率はなんと、30%!!業界でも話題になるほど、離職率が高いというイメージがありました。

その当時のイメージからか、今でもサイバーエージェントは離職率が高いという人が多くいます。しかし、現在ではデータからもわかるように離職率は一般的にみても低い数値であることが事実です。

■サイバーエージェント_離職率

しかし、なぜここまで離職率を下げることができたのか。社員が長く働きたいと思えるような会社にするためには、社員制度の取り組みを見直す必要があると考え、当時サイバーエージェントの人事が行った人事戦略の一部と、近年導入している社員制度についてみていきます。

◆サイバーエージェントが行った5つの人事制度

⑴「新卒社長」

これは、新卒入社組の若い人材にサイバーエージェントの子会社の経営を任せるという制度です。サイバーエージェントは、2013年離職率改善のために人事制度の改革とともに、企業改革も同時に行い、さまざまな事業を始めたのもこの時期にあたります。

その40社ほどの子会社に若手社員を配属させ、経営を任せることで急成長を促そうという制度を取り入れたのです。

⑵「CA18」

こちらは社内で取締役以外に10人の執行役員を選抜する制度です。月に一回取締役会に参加し、経営情報のオープン化を図っています。

この執行役員のメンバーは一番若い社員で、新卒3年目のメンバーもいるというから驚きです。年齢関係なく、成果を出せば評価をされる制度は、社員にとってもやる気を促進させるでしょう。さすが、起業家の多いサイバーエージェントですね。

⑶.「社員総会」

半年に一回開催され、その期間に活躍した社員が表彰される制度です。この日のために事前準備をし、当日はサイバーエージェントらしく華やかでにぎやかな会になるそうです。

総会では、仲間の表彰を喜んだり、次こそは自分が…!と意気込んだり、仕事のモチベーションを会社全体で盛り上げてくれるのもいいですよね。

⑷「macalon(マカロン)パッケージ」

多くの女性社員が働くなか、もっと女性が働きやすい環境を整えようと考えられたものがおの制度です。

日本でほぼ初めて取り入れた「婚活休暇」や、子供のために学校行事や記念日に取得できる特別休暇「キッズデイ休暇」など、働きやすい環境が整っていることは、長く働きたいと思える理由の一つですね。

⑸.「勤続年数」が増えると使える制度の充実

・家賃補助制度 2駅ルール・どこでもルール

勤務しているオフィスの最寄駅から各線2駅圏内に住んでいる正社員に対し、月3万円の補助を支給。また、勤続年数が丸5年を経過した正社員に対しては、どこに住んでいても月5万円の家賃補助を支給する制度です。

このような勤続年数が増えることによってさらに優遇される制度があれば、より長く働きたいという思いが強くなりますよね。

・リフレッシュ休暇 休んでファイブ

入社3年目以上の正社員が、毎年5日間の特別休暇を取得できる制度です。仕事を続けられる理由のひとつとして、休暇を取得できることは大きな一因と言えるでしょう。

このような人事制度の見直しにより、現在離職率は大幅に低下しました。しかし、それではなぜ8.2%(現在のサイバーエージェントの離職率)の人は辞めてしまうのでしょうか。引き続き、みていきましょう。

2. 現在8.2%の離職者はどうてやめてしまうのか

⑴サイバーエージェント出身者はとにかく起業家が多い!

この根拠としては、テーマ①でも述べた通り、「新卒社長」という制度があるほど、新卒という若いうちから社長を経験させ、経営を任せることで急成長を促す制度があるほど、会社を動かせるような環境が整っています。

このように、若手からサイバーエージェントの子会社の経営を任せる制度があるからこそ、入社から数年で独立する人も多いのです。将来の目的をもっている人が多いからこそ、ある程度離職率が高くなるのは仕方がないことだといえます。

⑵仕事でもプライベートでも全力!パワフルな人が多い

サイバーエージェントの社員はとにかく明るい。仕事でもプライベートでもパワフルな人が多いのも社員の特徴のひとつであるといえます。筆者の友人の経験談ですが、入社前の3日間のインターンシップでは、最終日のプレゼンにむけて3日間のうち1時間しか寝なかったと話します。

チーム対抗で課題に取り組み、最終日のプレゼン発表に向けてインターンシップ終了後も夜にチームのメンバーと集まり発表に向けて準備をしたそうです。それだけ、仕事に対してパワフルな人が多いといいます。

また、実際に働いている友人の話によると毎日といっていいほど飲み会が開催され、とにかく明るく、まだまだベンチャー気質が残っているのも特徴のようです。仕事をやり遂げたときの達成感や、チームの団結力などは深まりますが、体力的にきつくてついていけないという人も多いというのも事実であるといえます。

3. サイバーエージェントに向いている人材とは

ではサイバーエージェントに向いている人とはどういった特徴があるのでしょうか。本当に自分に向いている企業なのか見極めてみましょう。

⑴上昇志向な人

チームで目標やビジョンを掲げたり、アクティブな人たちに囲まれているため、仕事で成長したいと考えている人にとっては、とてもいい刺激になるでしょう。逆に、向上志向がない方にとっては辛く長続きしないと思います。

⑶元気な人

社内の雰囲気は、とにかく明るく元気な人が多いといいます。社員は若い人も多く、ベンチャー気質も残っていて、仕事はもちろん仕事終わりの飲み会も多いというのが事実です。そのため、常に仕事もプライベートも何事にもアクティブな人の方が向いているでしょう。

⑶将来独立したい人

新卒時に「新卒社長」という制度もあるほど、若いうちから会社を任せたり、自分で動かなければ会社全体が進まないという環境が、会社として整っている場所です。仕事が好きな人、将来独立をしたい人、自発的に行動をしたい人にとっては成長のできる最高の場所といえるでしょう。

4. サイバーエージェントは、若手のうちから社員を成長させてくれる場所

今回はサイバーエージェントの離職率について解説いたしました。
何事にも自発的、パワフルさには自信がある、とにかく仕事に熱中したい、と思っている人には最高な場所といえます。
ぜひ自分自身が楽しく働くことのイメージが持てる場所で、仕事ができる社会人を目指しましょう!

                     

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