【例文あり】面接官の心を掴む!すぐに真似できる第二新卒向け志望理由

第二新卒で転職活動を考えている方。「あの会社にはいりたい」「前職をすぐに退職してしまった」という悩みを抱えている方、志望理由にお困りではないでしょうか?

そんな方に、広告会社で数十回の面接を重ねてきた筆者が、今回は面接で使える上手な志望動機の伝え方を解説します。

これさえマスターしていればきっと自信をもって面接に臨めるはず。その伝え方のポイントとは、①結論⇒②過去の経験⇒③結論(まとめ)という流れで志望動機をまとめることです。

なぜなら、ビジネスの世界では結論から話すという方式が一般的であり、社会人として求められる話し方の技法でもあるからです。本日はこのポイントを抑えた上で、10個の志望理由の例文をご用意したので、ぜひ参考にしてみてください。

<はじめに>第二新卒の方への転職アドバイス

新卒さらには転職市場は「空前の売手市場」と言われていますが、果たして転職は簡単なのでしょうか?

これまで150人近くの第二新卒の方のカウンセリングを実施してきた私から言わせれば、答えは「ノー」です。なぜなら第二新卒の方の多くが退職理由や志望動機を軽視しているからです。

自己PRや志望動機の書き直し、さらには面接対策についてもう一度考えてみたい方はこちらも併せてお読みください。
第二新卒者への転職アドバイス

1.第二新卒の志望理由は「ハンバーガー式」テンプレートが有効!


※「ハンバーガー式」志望動機

このテンプレートさえ覚えておけば志望動機はもう大丈夫!
志望理由の伝え方のポイントとは、(1)結論、(2)過去の経験、(3)結論(まとめ)、という流れで志望動機を伝えることです。

なぜなら、ビジネスの世界においては、とにかく忙しい人が多く、話を結論から求められることが多いからです。ぜひ、この志望理由テンプレートを覚え面接の参考にしてみてください。

(1)結論

冒頭で伝えることは「結論」。なぜなら、ビジネスマンはとにかく日々忙しいため、結論を始めに話すことは鉄則!結局この会社でなにがしたいのか、企業側にはどのようなメリットがあるのかなど、端的に、分かりやすく、簡潔に伝えましょう。

(2)過去事例

(1)で話した内容に、信頼性を持たせるために必要なのが根拠です。過去にあった出来事や経験などを踏まえて結論と結びつくような過去事例を見つけましょう。

(3)結論(まとめ)

もう一度始めに言った結論を繰り返し、話しをまとめましょう。大事なことは2回最初と最後に言うことで強調性が増し、さらに話が全体的にまとまります。

「第二新卒って採ってもらえるのかな?」、「前職の仕事は続かなかったし・・」など新卒ではないことに、引け目を感じている人も多いかと思います。しかし、面接で必要なことは、とにかく堂々と自信をもっていることが面接の必勝法のひとつです。上記の必勝テンプレートをマスターし、自信をもって面接に望みましょう!

2.【タイプ別】志望理由の例文10選

それでは、ここからは志望理由のタイプ別に10個の例文をご紹介します。

(1)志望理由:新しい職種に挑戦したかった

例文①
志望した理由は「新卒の求人活動を応援する」御社で働きたいという思いが強くあったからです。
なぜなら、学生から社会人へ進む人生の大きな節目とも言える瞬間に携わることができ、同世代の人の悩みを聞くことができると思ったからです。その中でも営業職を選んだ理由は、学生時代にコールセンターで一般のお客様のクレーム対応などを行っていた経験です。この経験から、臨機応変に対応できる力や、始めて話す人とでもすぐに打ち解けられるコミュニケーション力がつきました。
ぜひ御社の営業職として働き、同世代である学生を応援していきたい考えております。

考察
新しい職種に挑戦したいという方は、前職経験が活かしにくいという難点があるかもしれません。過去の経験は、学生時代やプライベートと結びつけて答えられるようにしておきましょう。

(2)志望理由:前職と関わりがあった

例文②
御社を志望した理由は、自社で開発するAndroidのアプリの開発に関わりたいと思ったからです。
なぜなら自社で開発をするという点からワンステップで開発にかかわることができるという点、Androidのみに枠を絞ることで、より専門的な知識を得られる点に興味を持ったからです。前職でも開発を行っており、御社と同じjavaを使った開発だったため今までの知識や技術をさらに応用できるよう貢献していきたいと考えております。

考察
同職の場合は、期間は短いとはいえ当然業界人なので、知識や技術が少しでもあることは有利です。前職の経験を具体的に話せるようにしておきましょう。

(3)志望理由:経営方針に興味をもった

例題③
志望理由は、御社の経営方針にある「サービスの品質を第一に考え、お客様の満足度を上げることを重要視する」という部分に共感したからです。
なぜなら、前職の出版会社でメディアのライター業務を経験したときにクオリティより作業時間を重視する環境に不満を抱いたからです。私の性格上、もちろん効率よく仕事をすることは大前提ですが、記事のクオリティの良さを一番に考え、文章や画像選びなども妥協せずに読者へ届けたいという思いが強くありました。この経験から、サービスの品質を第一に考え、もっとお客様満足度に貢献できるような働き方をしたいと思い、御社を志望したしました。
考察
今の仕事の内容や不足しているところを志望理由に書きましょう。ただし、前職の経営方針を悪く言うのではなく、お客様を大切にしたいという思いをアピールできるようにしましょう。

(4)志望理由:将来の安定を求めて

例題④
志望理由は、地域密着型の不動産会社で営業として案件獲得に貢献したいと思い志望いたしました。
なぜ、地域密着型を選んだかというと自分の地元を、活性化させたいと思ったからです。実際に地元民である私からみた目線で住み心地の良さや、環境の良さをお客様にご提案したいと考えております。前職では、同様に不動産会社の営業をしており、営業チームで「案件獲得数1位」という成績が評価された経験は、今でも仕事をする上で自信になっております。この営業経験を活かし、次は地域密着型という中で地元に貢献できるよう、新しい目標に向かって様々なことにチャレンジしていきたいと考えております。

考察
将来の安定を求めている、だけでは志望理由としては弱いです。なぜなら、どんな企業もいつなくなるかわからず、大手なら有利という考え方が近年なくなりつつあるからです。だからこそ企業側もチャレンジ精神のある人材を求めています。

(5)志望理由:友人の紹介

例題⑤
志望した理由は、ベンチャー企業である御社で製品開発を行いたいと思ったからです。
なぜなら、従業員数30名の御社では「会社の環境は従業員全体で考えていく」という方針を掲げており、個人の意見が通りやすいという環境に魅力を感じたからです。また実際に御社で働く友人からも話を伺い、風通しの良い社風であると聞き、より魅力を感じました。
前職では約100人の同期の中で、どれだけ早く仕事を覚え、どうやったら埋もれずに活躍出来る人材になれるかを常に考えて行動しました。この現場で培ったメンタルの強さと、指示待ちではなく、プラスアルファで何か出来ないかと考えてから行動する力を活かし、大好きな開発の仕事に携わりたいと考えております。

考察
友人の紹介がきっかけで志望企業を選んだとしても、それはきっかけに過ぎないということを印象づけましょう。きっかけが友人であっただけで、なぜこの会社を選んだのか、入社したら何をしたいのかなど働いた時の具体的なイメージを持つように心がけましょう。

(6)志望理由:キャリアアップしたい

例題⑥
志望理由は、御社のアパレルブランドでwebサイトの開発に携わりたいと考えております。
なぜなら、前職ではジャンル問わずwebサイトの開発を経験し、シーズンによって目まぐるしく商品が移り変わる洋服と、今後実店舗とwebサイトのどちらも並行して販売を行っていくアパレル業界に興味をもったからです。その中でも、webサイトに力を入れている御社で、新しい知識やwebでしかできない試みなど今ある昨日を吸収していきたいと思い、今回御社を志望いたしました。

考察
キャリアアップをするためには、この会社のこの部署が一番向いている。という自分なりの根拠を説明できるようにしておきましょう。例えば「自社で開発しているゲームアプリの中でもオンラインゲームに力を入れているところに興味を持った」など、具体的な話ができるといいでしょう。

(7)志望理由:環境が合うと感じた

例題⑦
志望理由は、「仕事もプライベートも大切にする」という御社の働き方に共感を持ったからです。
なぜなら、前職では残業が定着している会社の文化に疑問を抱いたからです。月に100時間以上の過度な残業や、休みが取れないという働き方から逆に仕事の効率が悪くなっているのではないかと働き方を見直すようになったことがきっかけでした。約2年間、IT系の開発を経験し基礎的な開発の知識を学び、プログラミングの楽しさを知りました。だからこそ、より良い環境のなかで、自分自身の知識や技術を向上させ、好きな開発の仕事に打ち込みたいと思い御社を志望いたしました。

考察
環境が合うという一方的な熱意だけを企業側に押し付けないように注意しましょう。自分の性格や経験から、どのようなところが志望する企業に合っていると思うのか、また企業にとってどんなメリットがあるのかをアピールしましょう。

(8)志望理由:仕事内容に魅力を感じた

例題⑧
志望理由は、今までのノウハウや経験を活かし広報活動をしたく志望いたしました。
前職では銀行の社外営業を担当しており、個人のお客様にサービスについて知ってもらうことが仕事内容でした。この現場の経験から、サービスの伝え方や初対面の人とでもすぐに打ち解けられる力を学びました。今までは社外の人へサービスを伝えるという仕事内容でしたが、仕事をする上で最も近くにいる、社員の方に情報を提供したいと思い広報に魅力を感じました。伝える人は違いますが、サービスを良さや会社の良さを伝えるという点で共通点があるので、前職の経験も活かしつつ御社に貢献したいと考えております。

考察
必ず自分の経験やノウハウ、性格などと照らし合わせて志望理由を伝えましょう。内容が薄いと一時的な思いで仕事に興味をもっているのではないかと思われてしまい「飽きたらすぐに辞めてしまうのではないか」と面接官に思われてしまうのを防ぎましょう。

(9)志望理由:待遇が良い

例題⑨
志望した理由は、御社のブライダルホテルに魅力を感じたからです。
なぜなら、お客様の特別な一日に携わることができるという点に興味を持ったからです。前職では一般のホテルのフロントスタッフを経験し、小さな子供から年配の方まで、誰にでも伝わる接客を意識したり、また国籍が変われば観光のご案内をしたりなど、その場その場で状況に合わせて臨機応変に対応できる力は、私の強みとなりました。この経験を活かし、お客様の特別な一日を接客という形でお祝いをしたいという気持ちが強くなりました。また女性が多く活躍されている点は、今後長い目でみたときにも働きやすい環境であると思い志望いたしました。

考察
待遇がいいという理由を志望理由にすることは危険です。なぜなら、待遇の良さだけなら同じ待遇の他社でもいいのでは?と思われてしまうからです。あくまでも待遇の良さは一つの条件として、答えるようにしましょう。

(10)志望理由:憧れていた職業を諦めきれなかった

例題⑩
志望理由は、幼い頃から憧れていた御社のゲームの開発に携わりたいと思ったからです。
正直、前職を選ぶ際一人暮らしを親から反対されていたため、実家から通える範囲で職場を探していたことがきっかけで就職を決めました。
しかし、実際に仕事をしてみると、やっぱり自分のやりたいことが諦めきれない、若いうちに開発経験をしたいという思いが強くなっていきました。もともと学生時代に開発経験があり、趣味でもゲームの開発をしておりました。御社のゲームは使う側としてもヘビーユーザーだったため、実際にゲームを利用した経験を活かせる部分があるのではないかと考えております。

考察
これが夢を追える最後のチャンスだ、という気持ちで自分のやりたいことに挑戦したいという強い思いをアピールしましょう。夢だった理由を幼い頃の経験や体験、自分の性格などと照らし合わせながら具体的なエピソードや過去の経験を準備しておくといいでしょう。

3.ここだけは押さえよう!面接直前に見る、5つの重要ポイント


最後に、面接直前にちゃんと確認しておくべき重要なポイントもご紹介しますので、志望動機と併せて最終確認をしておいてください!

(1)自分のスキルや経験経歴がその会社に合っているか

自分の一方的な熱意を企業に押し付けないこと。自分のスキルや経験を自己分析し、どこでそのスキルが活かせるのか、企業が求めている人材に本当に合っているのか見極めることが重要です。

(2)その会社でないとダメな理由

よくある志望理由のパターンは、
(例)
・アパレルに興味があったから販売員になりたい
・開発が好きなのでプログラマーを目指しています

など、業界は決まっているもののここの会社ではなくていいのでは?と面接官に思われてはNGです。なぜ、この業界のこの企業でなくてはならないのかまで伝えられるようにしましょう。

(3)面接中は堂々と話すこと

面接中はとにかく明るく活発的にすることを意識しましょう。企業側も暗い人を積極的に取りたいとは思いません。面接中は極力笑顔で、笑顔が苦手という方も、普段より少し声のトーンを上げることを意識すると、自然に表情も明るくなるのでおすすめです。

(4)話す内容はなるべくシンプルに

冒頭にも言いましたが、話すときに重要なのは結論を一番初めにもってくること。これだけで、聞いている側からの印象もだいぶ変わります。過去の経験など具体的に話すことは重要ですが、話しが長くなりすぎないように注意しましょう。

(5)ビジネスマナー

一度社会人経験のある第二新卒は、新卒より厳しくみられるのはこの部分です。身だしなみはもちろん、敬語の使い方や面接での身振りなど、自信がないという方は社会人として基本的な言葉遣いや作法などをチェックしておくとよいでしょう。

4.まとめ

いかがだったでしょうか?今回は10個の「志望理由の答え方」を例文とともにご紹介してきました。

これからきっと、3社~5社の企業の面接を受けるという方も多いでしょう。またはそれ以上面接を受ける予定という方もいるかと思います。

しかし、まずは一社に絞ることをお勧めします。自分の軸となる部分は企業が変わったとしても変わらないはずです。だからこそ、まずは一社に絞り、志望理由を確実に伝えられるように準備をしましよう。また、一社内定をもらうことで安心感と、次の面接の自信にもつながるはずです。

とはいっても、初めから第一志望の会社のみを受けてしまうと失敗に終わってしまう可能性もあります。受ける企業を5社程度に絞り、最後に第一志望の企業の面接を控え、それ以外は練習を兼ねて受けてみるのも面接を受けるための重要なポイントです。

事前準備をしっかり整え、自信をもって面接に望めるといいですね。
是非とも、面接がうまくいくことを願っております!

                     

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ADvice編集部

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