【第二新卒向け】元キャリアコンサルタントがオススメする転職サイト

新卒入社後3年以内、いわゆる第二新卒の方にとって、「転職する」という決断は大きなものだと思います。

もちろん転職せずに満足できる働き方をできるのであれば、新卒入社した会社で働く方が良いのですが、すべてのケースがそうだとも言えません。というのも、新卒入社した人が3年以内に転職する確率は約3割(※参照:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」より)だからです。

そこで今回、新卒入社後3年以内に転職をせざるを得ない場合、どの転職サイトであれば良い転職活動ができるのか、大手転職サイト・キャリアコンサルタント出身である私が徹底的に比較・検討してご紹介します。

<関連記事>
第二新卒の面接で重要なポイントは?退職理由、志望動機、そして回答例まで解説

<はじめに>第二新卒の方への転職アドバイス

新卒さらには転職市場は「空前の売手市場」と言われていますが、果たして転職は簡単なのでしょうか?

これまで150人近くの第二新卒の方のカウンセリングを実施してきた私から言わせれば、答えは「ノー」です。なぜなら第二新卒の方の多くが退職理由や志望動機を軽視しているからです。

自己PRや志望動機の書き直し、さらには面接対策についてもう一度考えてみたい方はこちらも併せてお読みください。
第二新卒者への転職アドバイス

1.第二新卒の人が転職サイトを利用すべき理由と背景


結論から言うと、もし第二新卒で転職をするのであれば、転職サイトで効率よく企業を検討して応募すべきです。

なぜなら第二新卒の人は企業の採用ニーズが非常に高く、新卒に次ぐ売り手市場となっているので、新卒で採用されなかった企業や業界、さらにはキャリアアップも可能だからです。

第二新卒の詳しい状況に関しては、こちらの記事もお読みください。

<関連記事>
第二新卒って一体いつまで?意味や人気の理由、転職成功のポイント
第二新卒の転職はホントは厳しい?成功のポイントとは

2.第二新卒の方に、オススメできる転職サイト6選

ではここからは、以前大手転職サイトでキャリアコンサルタントだった私が、具体的に第二新卒の人におすすめの転職サイトを6つご紹介していきます(なるべく客観的に比較してみました)。

(1)第二新卒のための大手転職サイト比較表

まず、大手転職サイトにおける第二新卒歓迎求人などを比較した表をご覧ください。

■大手転職サイト比較表

 リクナビNEXTDODAen転職マイナビ転職Re就職
求人数合計10,524件48,252件5,445件9,834件837件
第二新卒求人数5,370件8,631件4,059件8,295件789件
第二新卒求人率51%18%75%84%94%
広告系の求人数1,107件3,766件660件1,173件95件
広告系の第二新卒求人数712件830件477件963件82件
広告系の第二新卒求人率64%22%72%82%86%
大手広告代理店の求人×
大手ネット広告会社の求人
※上記の表は18年7月1日調べ
※広告系求人数はフリーワード「広告」で検索した結果

上の表を見てもらえると分かると思いますが、結論としては第二新卒の方はDODA(第二新卒歓迎求人数:8,631件)マイナビ転職(8,295件)を利用するのが良いと思います。理由はもちろん、「第二新卒歓迎」の求人数の多さです。

また転職する際に「広告系の仕事」を検討しているなら、リクナビNEXT(広告系の第二新卒歓迎求人数:712件)、DODA(830件)、マイナビ転職(963件)が適していると言えます。

さらに、第二新卒の求人だけを見たいという方であれば、Re就職も視野に入れても良いかも知れません。というのも、そもそもRe就活は求人案件自体を第二新卒や20代向けに絞っているだけあって、第二新卒歓迎率が高いからです。

(2)リクナビNEXT


https://next.rikunabi.com/

リクナビNEXTは言わずと知れた、リクルートが運営する国内最大級の転職サイトです。

リクルート社自体が1960年代から「リクルートブック」という就職情報誌を発行しており、当初はそのインターネット版として運営を開始する、という業界の草分け的な存在です。

銀行、製造業(メーカー)、広告、IT、コンサルティングなどあらゆる業種をカバーし、一部では学校法人や特集法人の求人も扱うなど幅広い求人が魅力的。

また、リクルート自体が全国に支社を持ち、さらには「代理店制度」と呼ばれるリクナビNEXT取扱い業者も多数存在することから、都市部だけでなく、全国の求人案件を取り扱っていることも大きな特徴です。

 リクナビNEXT
求人数10,524件
第二新卒数5,370件
第二新卒歓迎率51%
広告系の求人数1,107件
広告系の第二新卒数712件
広告系第二新卒歓迎率64%
大手広告代理店の求人
大手ネット広告の求人
※上記の表は18年7月1日調べ
※広告系求人数はフリーワード「広告」で検索した結果

(3)DODA


https://doda.jp/

DODAは、パーソルキャリア株式会社(旧インテリジェンス)が展開する大手転職サイトです。

パーソルキャリアの前身であるインテリジェンス社は、もともと転職エージェント(人材紹介)事業を行っており、DODAという転職サイトはその後2007年に作られたものでした。

もともと転職エージェントが主力事業であったこともあり、現在もDODAでは「直接応募」と「エージェント応募」という2つの応募形式が存在し、転職サイトと転職エージェントの強みを融合させた転職サイトを展開しています。

また転職サイトに非公開求人が掲載されていることが多いのも特徴です。

 DODA
求人数48,252件
第二新卒歓迎求人数8,631件
第二新卒歓迎率18%
広告系の求人数3,766
広告系の第二新卒数830
広告系第二新卒歓迎率22%
大手広告代理店の求人
大手ネット広告の求人
※上記の表は18年7月1日調べ
※広告系求人数はフリーワード「広告」で検索した結果

(4)マイナビ転職


https://tenshoku.mynavi.jp/

マイナビ転職は、近年新卒採用でも存在感を発揮している転職求人情報サイトです。

マイナビ自体は、もともと毎日新聞社の関連会社として設立された「毎日コミュニケーションズ」の就職情報サイトとして展開されていましたが、現在では毎日新聞との資本的な繋がりは薄くなっており、社名自体も「株式会社マイナビ」としています。

転職サイトとしては、前述した新卒版の強みを活かして求人数も増えている状況です。

 マイナビ転職
求人数9,834件
第二新卒歓迎求人数8,295件
第二新卒歓迎率84%
広告系の求人数1,173件
広告系の第二新卒歓迎数963件
広告系第二新卒歓迎率82%
大手広告代理店の求人
大手ネット広告の求人
※上記の表は18年7月1日調べ
※広告系求人数はフリーワード「広告」で検索した結果

(5)エン転職


https://employment.en-japan.com/
エン転職は、求人数の豊富さやサイト自体の使いやすさに特徴のある、大手転職情報サイトです。

編集部にプロを招き入れて分かりやすい求人詳細原稿にこだわったり、2000年代から動画による「職場風景」の掲載などを取りれるなどユーザーが求める情報などをいち早く取り入れてきたことにより、非常に満足度が高いのが特徴の一つです。

また以前には「転職は慎重に」などのCMで話題を呼ぶなど、転職候補者にフレンドリーな社風としても知られています。

 エン転職
求人数5,445件
第二新卒歓迎求人数4,059件
第二新卒歓迎率75%
広告系の求人数660件
広告系の第二新卒歓迎数477件
広告系第二新卒歓迎率72%
大手広告代理店の求人
大手ネット広告の求人
※上記の表は18年7月1日調べ
※広告系求人数はフリーワード「広告」で検索した結果

(6)Re就活


https://re-katsu.jp/career/

Re就活は、学情が展開する第二新卒・20代向けの転職情報サイトです。

ユーザーを20代や第二新卒に絞り、中堅・中小・ベンチャー企業の求人を主に取り扱っています。大手企業や有名企業は多くないかも知れませんが、20代のユーザーに絞っていることもあり、第二新卒の人にとっては使いやすい転職サイトとなっています。

 Re転職
求人数837件
第二新卒数789件
第二新卒歓迎率94%
広告系の求人数95件
広告系の第二新卒数82件
広告系第二新卒歓迎率86%
大手広告代理店の求人×
大手ネット広告の求人
※上記の表は18年7月1日調べ
※広告系求人数はフリーワード「広告」で検索した結果

通常版

3.転職サイトを使っても、なかなかうまくいかない人が取るべき方法


では、これまで紹介したような転職サイトを利用してもなかなか転職活動をうまく進められない第二新卒の方はどうすれば良いのでしょうか?

以前大手P社(旧I社)でキャリアコンサルタントを経験した私から言えば、転職サイトでうまくいかない方は転職エージェントを利用すべきです。

なぜなら、転職サイトでの転職には、自ら進んで企業情報を調べたり、面接対策の練習をするなど、時間的・精神的な余裕も必要だからです。第二新卒の人であれば、現在会社で働いていて、時間が確保できない方も多いかと思います。

・転職はしたいけど、なかなか時間が無い
・具体的に転職活動をどう進めればいいのか分からない
・転職エージェントから有利な情報を聞きつつ、効率的に転職活動を進めたい
以上のように考える方には転職エージェントはピッタリだと言えます。

転職サイトと転職エージェントのメリットを比較した表を以下にご覧ください。

 転職サイト転職エージェント備考
手軽さエージェントは登録後、面談がある
サポート×エージェントが手厚くサポート
求人数エージェントは非公開求人が多い
確実性エージェントは入社までサポート
手間・工数

上の表の通り、転職サイトも、転職エージェント(人材紹介)も、メリットとデメリットが存在します。「転職活動はしたいが時間が無い」、「うまく進められない」という方はエージェントを利用するべきだと思います。

大手版

4.第二新卒の人におすすめの転職エージェント3選

先ほど述べた通り、転職サイトなどを利用してうまくいかない場合には、転職エージェントも活用すべきです。

では具体的に第二新卒の人にとっておススメの転職エージェントをご紹介していきます。

(1)リクルートエージェント


https://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは、リクナビNEXTと同じく、リクルートグループが展開する転職エージェントサービス(人材紹介)です。

人材業界の最大手でもあるリクルートの転職エージェント部門ということもあり、第二新卒向けの案件含めて、豊富な求人案件数が魅力です。また転職エージェントにしか公開していない企業の非公開求人も数多く抱えているため、ここでしか出会えない求人がある事も魅力の一つです。

また、リクルートエージェントは他の転職エージェントと違い、東京、大阪、名古屋、横浜、福岡、札幌など大都市圏はもちろん、埼玉・岡山・京都といったエリアにも拠点を持っているため、日本のどの地域でも面談(カウンセリング)が可能であるといった特徴もあります。

(2)DODAエージェント


https://doda.jp/consultant/

DODAエージェントではリクルートエージェントに次ぐ第2の規模を持つのがパーソルキャリア(旧インテリジェンス)のDODAエージェントです。

パーソルキャリアの前身にあたるインテリジェンスは転職エージェント事業で会社が拡大した会社だけあって、非公開求人案件などが非常に充実しています。

また、リクルートエージェントに次ぐ拠点を持ち、地方の方でも面談(カウンセリング)に行きやすいのも特徴です。

(3)ADviceエージェント

実はいまご覧いただいているこのサイト「ADvice」でも転職エージェントを行っているので、少し宣伝させてください(笑)

リクルートやDODAに比べて規模の面では比較になりませんが、「ADviceエージェント」は広告業界やデジタルマーケティング業界に特化した転職エージェント(人材紹介)です。

広告代理店出身者やデジタルマーケティング企業の出身者が面談(カウンセリング)を行いますので、広告系やデジタルマーケの業界に転職したい方にはピッタリだと思います。

4.第二新卒の方が転職サイトを使う時に注意すべき3つのポイント


では第二新卒の方が転職サイトを利用する際に、注意しなければならないポイントは何かあるのでしょうか?

ポイントは3つあるので、一つずつご紹介していきます。

(1)情報に流されない

転職サイトの魅力であり、特徴でもあるのが求人案件数の多さです。

先ほど紹介したリクナビやDODA、エン転職などメジャーな転職サイトを見れば、多くの求人案件が掲載されているかと思います。

しかし、求人案件数が多いからと言っても、実際に応募の条件が当てはまり、さらに自らの人間性や志向性が合う企業はそう多くありません。

ですので豊富な情報に流されず、しっかりと自分が何をしたいのか方向性や軸を持って転職サイトで企業選びをしなければなりません。なぜなら新卒の就職活動とは異なり、第二新卒の方は現在社会人として仕事をしている方も多く、時間が限られているからです。

特に第二新卒の方は、退職理由や志望動機といった部分を明確に話すことができなければ転職活動でうまくいきません。自己分析などしっかり対策したうえで転職サイトを利用しましょう。

(2)計画を立てて活動する

転職エージェントと異なり、転職サイトを利用した転職活動は全てが自分次第です。予定や計画をある程度立てないまま転職活動をしてしまうと、現在の仕事などに忙殺される間にいつの間にか、希望の求人が終了してしまう可能性もあります。

学生時代と異なり、第二新卒の方は現在の仕事もこなしつつ転職活動しなければならない為、自分自身がいつ頃までに転職したいのかという点も考慮し、大まかなスケジューリングを立てた上で転職サイトを活用すると良いでしょう。

(3)面接対策をしっかり行う

先ほど述べた通り、転職サイトを利用した転職活動は、すべて自分にゆだねられています。転職サイトは、気軽に転職活動を行うことができるというメリットがある半面、面接対策なども自分自身で行わなければならないデメリットもあります。

就活の時のように、面接対策では企業研究が欠かせません。企業をよく知ったうえで、面接でどのような事を聞かれるか、予め想定したうえで答えを用意しておくようにしましょう。

テキスト版

5.まとめ

今回は、私が以前キャリアコンサルタントであった経験も踏まえて、第二新卒の方におススメできる転職サイトをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

転職サイトは、手軽に転職活動を始められる手段として適していますし、求人案件も多く掲載されていますので、自分に適した仕事を探して応募することもできます。しかし、第二新卒は当然学生時代と異なり、現在の仕事などで時間が限られていますので、効率的に転職活動を進めなければなりません。

もし転職サイトで思うような活動ができないと感じた場合には、転職エージェント(人材紹介)も活用してみることをおススメします。

そして何より一番重要なのは、計画性を持ち、焦らず転職活動を行うことです。現在の転職市場で第二新卒の企業ニーズは高く、引く手あまたの状態が続いていますが、しっかりと自分自身のキャリアプランを見据えて転職活動を行うことが大切です。

                     

ABOUTこの記事をかいた人

ADvice編集部

ADviceは電通・博報堂など一流広告代理店への就職を目指す学生を応援する、広告代理店に特化した就活情報メディアです。 選考情報、広告代理店の業界情報、広告代理店内定獲得のノウハウを配信します。