【男女別】人事担当者に好印象を与えるインターン参加学生の私服コーデ

通常版

インターンに参加するとき、「スーツを着用してください」と言われれば分かりやすいのですが、「服装自由」や「私服」を指定された場合はどのような服装が適切なのでしょうか。

「自分だけ浮いたらイヤだな‥」
「何が正しい服装なのだろう」

と悩みますよね。

この場合、押さえておくべきポイントはTPOをわきまえた私服を着ることです。私服指定だからと言って、普段着を着ていくことが必ずしも好ましいとは限りません。人の印象は9割が外見で決まるとも言われています。第一印象を良く印象つけるには、「オフィスカジュアル」でいきましょう。

今回は、インターンで好印象を与えるオフィスカジュアルのコーディネートを男女別にご紹介します。悩んでいる学生のみなさんはこれを参考にしながら、季節に応じた自分らしいコーディネートを考えてみてください!

目次

大手版

1.【男性編】インターンで好印象なオフィスカジュアル!


まずはインターンに参加する際におススメの私服、つまりオフィスカジュアルをご紹介します。

(1)男性オフィスカジュアルおすすめコーデ

ではここからは男性のオフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)でおススメのコーディネートを、季節ごとにご紹介していきます。何を着ていくべきか迷う方は参考にしてみてください。

①【春編】ジャケット+シャツ


春は白いシャツにジャケットを合わせることで、春らしいフレッシュな印象を演出できます。
ジャケットは、スーツジャケットのように堅苦しいものではなく、コットン素材のものでも問題ありません。

②【夏編】シャツ+スラックス


夏はシャツに履き心地のよいスラックスを合わせるのがおすすめです。
スラックスは動きやすさや通気性を重視して選ぶとよいでしょう。最近では通気性の良い麻製のスラックスも売っているので、特に暑い真夏では麻生地のスラックスも快適です。

③【秋編】ジャケット+ニット+シャツ


朝晩冷え込んでくる秋シーズンは、シャツの上にニットなどを一枚羽織り、見た目と機能性を兼ね合わせたコーディネートがおススメです。
また上着としてジャケットを持っておくと安心です。

④【冬編】トレンチコート+ニット+シャツ


冬は秋と同様のニット+シャツという定番セットに加えて、トレンチコートが必須アイテムです。
黒やダーク系のトレンチコートを選ぶと、落ち着いていてスマートな印象を相手に与えます。

(2)男性のオフィスカジュアルおすすめアイテム

①ジャケット


ジャケットはオフィスカジュアルの定番アイテムで様々なタイプがありますが、個性的なものやカジュアルすぎるものは避けましょう。

襟付きでシンプルなテーラードジャケットが理想的です。色は「グレー」「ネイビー」がおすすめです。
サマーインターンが夏だからと言って、白など明るすぎるジャケットはビジネスの場には向かないので避けてください。

②白シャツ


ジャケットの下に着るものはシャツが無難です。
色は白、もしくは薄めの色で、シンプルなデザインのシャツがおすすめです。

③チノパン


パンツはジャケットに合わせやすいチノパンが良いでしょう。あまりダボッとしていると見栄えが悪いので、シュッとしたタイプのものが望ましいです。色は「黒」「ネイビー」「ベージュ」「グレー」などのベーシックカラーを選択しましょう。

④スラックス


チノパンを持っていない場合はスラックスを着用すれば問題ありません。この場合も派手な色や柄のものは避けるようにしてください。

⑤革のバッグ


カバンはA4サイズの書類が入る、革のトートバッグがおすすめです。シンプルな見た目のもので、色は黒か茶色のバッグが良いでしょう。

普段使いのカジュアルなバッグはNGです。特に派手な色や柄のもの、そして高級ブランドのものも避けましょう。

⑥革靴


シューズは革靴が理想的です。
あくまでインターンの場ですので、先の尖ったものやギラギラした靴は相応しくありません。

⑦スエードシューズ


革靴を持っていない場合はスエードシューズで代用しましょう。スーツなどフォーマルな服装には合いませんが、オフィスカジュアルであればスエード素材でもOKです。

(3)男性オフィスカジュアルのNGアイテム


では逆に男性オフィスカジュアルでNGなものも紹介しますので、これらを着ていないか、持っていないかチェックしてください。

①デニム素材


デニム素材のジャケットやパンツを着用するのはNGです。
もちろん普段使いであれば問題ありませんが、ビジネスシーンにデニムは相応しくありませんので、印象が悪くなってしまう可能性があります。

②スウェット素材


デニム素材と同様、スウェット素材もビジネスシーンに相応しくありませんのでNGです。
カジュアルすぎてしまうので絶対に避けるようにしましょう。

②Tシャツ(ジャケット着用ならOKの場合もあり)

基本的にTシャツはラフすぎるので、避けるのが無難です。
ただし夏のインターンの場合は暑さも厳しいため、参加する企業の雰囲気や様子を見ながら判断すると良いでしょう。

③帽子


もちろん帽子はカジュアルすぎるのでNGです。
仕事に必要のないアイテム、関係のないオシャレグッズは、着用しないようにするのがビジネスの基本マナーです。

④リュック・バックパック


たくさん荷物が入って機能性に優れているリュックですが、インターンには適しません。
私服OKとはいえ、ビジネスシーンを考えると、ビジネスバッグで参加するのが望ましいです。

⑤サンダル


当たり前ですが、サマーインターンであっても、サンダルやビーチサンダルで参加するのは当然マナー違反です。
企業側にも悪い印象を与えてしまいます。

⑥短パン


インターンに参加する際の私服で、短パン(ハーフパンツ)も当然NGです。
たとえ「私服OK」と言われていても、カジュアルすぎる格好をしていくと、「TPO(時・場所・場面)が分からない学生だ」と判断されてしまいます。

⑦スニーカー


服装が整っていても、足元がスニーカーではアンバランスです。インターン参加時は、なるべくスニーカーも極力避けた方が無難でしょう。

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2.【女性編】インターンで好印象な私服を紹介


続いて、女子学生のオフィスカジュアルをみていきましょう。基本マナーを押さえつつ、インターンの季節ごとに取捨選択をしてください。

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(1)女性のオフィスカジュアルおすすめコーデ

ここからは女性のオフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)でおススメのコーディネートを、季節ごとにご紹介していきます。何を着ていくべきか迷う方は参考にしてみてください。

①【春編】シャツ+フレアスカート


春はシャツに膝丈のフレアスカートで、フレッシュな印象を醸し出すコーディネートがおすすめです。
スカートは春らしく薄いピンクや水色を選ぶと爽やかで好印象です。肌寒い日はカーディガンを羽織りましょう。

②【夏編】ブラウス+タックパンツ


夏は涼し気な素材のブラウスをチョイスしましょう。肌触りのよいタックパンツを合わせると暑い日でも快適に過ごせるのでおすすめです。

③【秋編】ワンピース+ジャケット


秋はワンピースにジャケットを合わせるのがおすすめ。「ネイビー×グレー」「パステルカラー×ブラック」などを華やかになりすぎないような組み合わせをするのがポイントです。

④【冬編】トレンチコート+ニット+シャツ


冬はシャツの上にニットを着用しましょう。スカートよりもタックパンツを合わせた方がグッとオフィスカジュアルになります。ベージュのトレンチコートがあると春先まで使えて便利です。

(2)女性のオフィスカジュアルおすすめアイテム

①モノトーン・パステルカラーのアイテム


基本的に女性の場合は、モノトーンやパステルカラー、アイボリーなどのシンプルな色・柄のアイテムを着用するのが主流です。
派手な色や柄のものは避け、全体的に清潔感を感じさせるものを選びましょう。

②パンプス


服装に合う「黒」「ブラウン」、ベージュ系のパンプスがおすすめです。>ヒールが低く、履きなれたものがベターです。

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③ストッキング


肌の色に近いベージュのストッキングを着用しましょう。
伝線してしまったとき用に予備も用意しておくと安心です。

④白シャツ


トップスは白いシャツで、シンプルなものが無難でしょう。
色付きのシャツでも、淡いブルーやピンク、パステル系など派手過ぎないものであれば問題ありません。

⑤ワンピース


ワンピースもOKですが、黒やネイビー、オフホワイトなどのベースカラーでビジネスライクなものに限ります。
襟元が大きく開いているものや派手なデザインものは避けましょう。

⑥カーディガン・ニット


カーディガンやニットはオフィスカジュアルの定番アイテムなので2~3着ほど持っていると便利です。ただし派手な色のものは避けましょう。

⑦ブラウス


白いブラウスは様々なボトムスに合うのでおすすめのアイテムです。
ただしフリルが付いたデザインや透けてしまうタイプのものは、むしろ悪印象を与えてしまう可能性があるのでやめておきましょう。

⑧タックパンツ


全体がすっきりと見えるタックパンツもオフィスカジュアルにおススメの一品です。
白いシャツやブラウスに合わせれば、清潔感があり上品に見えます。

⑨トレンチコート


寒い冬のインターンでは、ベージュ系色のトレンチコートがおススメです。
トレンチコートは私服に合わせてもスマートな印象を演出することができます。

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⑩バッグ


男性と同じく、バッグは黒やブラウン系、ベージュ色の落ち着いた革製のバッグがベストです。
バッグと言っても、女性は白やピンクなどのバッグを持っている人が多いと思いますが、これらのようにカワイイ色のバッグはビジネスシーンには不向きです。

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(3)女性のオフィスカジュアルNGアイテム


ここから女性のオフィスカジュアルでNGなファッションも紹介します。これらを着ていないか、持っていないか念のためチェックしてください。

①オフショルダートップス


最近人気のあるフェミニンなオフショルダートップスですが、ビジネスシーンに相応しくありませんので控えましょう。
インターンは遊びではありませんので、基本的に肌が露出するものは避けるのが無難です。

②ミニスカート


先ほども述べましたが、過度な肌の露出はビジネスシーンにはふさわしくないので、ミニスカートもNGです。
スカートを着用する場合は、短すぎず長すぎない膝丈がベストです。

③デニム素材


デニム素材のアイテムは、くだけすぎているためオフィスカジュアルには適していません。
ジーンズやデニムスカートは避けてください。

④ビビッドカラーのアイテム


大胆なビビッドカラーはビジネスシーンには不向きです。
オシャレさよりも「清潔感」を重視して、ベースカラーや淡めのカラーを選択しましょう。

⑤帽子


日差しが気になるサマーインターンでも、帽子をかぶるのはNGです。
服装にもマッチしませんし、仕事に必要ないアイテムなので避けましょう。

⑥リュック・バックパック


街でリュックを背負って移動する社会人を見かけることもありますが、インターンの場合はカジュアルすぎるリュックは避けるのがベターです。

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3.メールや言葉で選ぶ!正しいカジュアル服


どういった服装でインターンに参加すれば良いか、そのヒントは企業からの服装に対する案内メールや電話に示されている場合があります。そこで記載されているメールや言われた言葉によって、準備する私服の考え方も変わってきます。

では具体的に見ていきましょう。

(1)「服装自由・指定なし」と書かれていた時


会社からのメールに「服装自由もしくは指定なし」と書かれていた場合、実はスーツで臨むのがおススメです。

本来の意味としては文字通り「どんな服装でも構わない」です。しかし、私服を指定していない分、スーツで向かって失礼にあたることはない、という考え方もできます。

実際に、服装自由で集められた場合には、半数以上の学生がスーツでインターンに参加しています。

私服で参加しているからといってマイナスな印象になることはありませんが、「服装自由」と設定しつつどのような服装で参加するのかを見られている可能性もあります。

何か特別な理由がない限り、スーツで参加した方が無難な選択と言えるでしょう。

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(2)「平服でお越しください」と言われた時


会社からのメールに「平服でお越しください」と書かれていた場合、スーツではないが、ジャケットなど正装に近い服装で向かうのがおススメです。

そもそも平服とは「略礼服」の意味で、普段着のことではありません。これは、スーツと普段着の中間的な立ち位置を表している言葉です。カジュアルスーツを持っているのであれば、それを着用するのがベストといえます。

しかし、カジュアルスーツを持ち合わせていないからといってわざわざ新しく購入する必要はなく、スーツでも全く問題ありません。

(3)「私服でお越しください」と言われた時


「私服でお越しください」と言われた場合は、オフィスカジュアルの服装で向かうことをおススメします。< 「私服でお越しください」と指定がある場合、黒無地のリクルートスーツで向かうことはむしろ失礼にあたる可能性があります。もちろん特別な理由があればスーツ着用でも問題ありませんが、理由がない場合には素直に私服を選択しましょう。 ただし「私服」とは言っても、遊びに出かけるのではなく、あくまでも企業のインターンに参加するので、あまりにも派手だったりラフすぎたりする服装は避けましょう。

4.まとめ

どういった服装でインターンに参加するかイメージできましたか?
企業側から「私服でお越しください」と指示があった場合でも、普段着を着ていけばいい、というわけではありません。職場で働くわけですので、ビジネスシーンを想定したオフィスカジュアルで行くのが無難です。

ただし、これからあなたがインターンに参加する業界や職種、企業のカルチャーなどによっても、”私服”の許容範囲というのは異なります。今回紹介したおすすめアイテムやNGアイテムは、あくまで基本的なマナーにすぎないということを覚えておいていただければと思います。

オフィスカジュアルで大切なのは、清潔感ときちんと感があることです。この2つを意識しながら、季節に応じたコーディネートを考えてみてください。

もし、インターン前に服装に関してどうしても不安なことがあるようなら、企業の担当者に確認するのもひとつの手です。不安をなくしてインターンに挑みましょう。

                     

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