就活時の眉毛メイクは、面接官にキリっとした印象を与えるために、とても重要になります。
そこで、普段の眉毛メイクと何を変えれば良いのか?悩む方も多いはず。
特に、普段ヘアカラーをしていて、就活が始まるタイミングで黒髪にした人は眉メイクに注意が必要です。なぜかというと、髪色と眉色を揃えなければ不自然になってしまうからです。
今回は、就活時に好印象を与える眉毛の作り方、そしてメイク方法、髪色と眉色の合わせ方を細かくご紹介します。眉メイクで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
この記事では、下記記事の顔型分類を参考に、おすすめの就活メイクを紹介しています。
顔型の分類についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
◆参考記事:
あなたの輪郭はどのタイプ?顔の形9つのタイプをご紹介!
1.顔型で選ぶ!眉頭・眉山・眉尻の作り方
眉毛は顔の印象を変える重要なパーツです。そして、実は面接官に好印象を与える眉毛というのは、顔型によって異なります。
人間の顔型は大きく5つに分類されます。今回は5つの顔型の特徴とそれぞれに合う眉メイクをご紹介します。
(1)あなたはどれに当てはまる?顔型診断
①卵型
卵型とは女性にとって理想的な顔型だと言われています。名前の通り、卵のような形をした輪郭のことを指します。卵型は頬をはじめとする顔のラインに凹凸がない形です。
◆芸能人
⇒新垣結衣、トリンドル玲奈、北川景子、など
かわいい系、ハーフ系、そしてクール系、どんな顔にも卵型の顔は合います。
◆チェック項目
・顔の縦と横の長さが同じ
・顎やフェイスラインが卵のように丸みを帯びている
・フェイスラインに凹凸がなくスッキリとした印象を与える
②丸型
丸型とは、他の顔型とは異なり、フェイスラインに直線部分が少ない特徴があります。そのため、全体的にふんわりとした優しい印象を与えます。そして、実年齢よりも若く見られる特徴があります。
実際、この記事を書いている私(元代理店勤務/27歳)も5つの顔型の中だと丸型に当てはまりますが、実年齢-3~5歳に間違われることが多いです。
◆芸能人
石原さとみ、深田恭子、きゃりーぱみゅぱみゅなど
3人とも、実年齢よりも若々しく、かわいらしい印象がありますよね。
◆チェック項目
・顔の縦・横の長さを比べると、横幅の方が広い
・頬とアゴにやや丸みがあり、ふっくらとした印象を与える
・小動物系と表現されることが多い
③面長型
面長型とは日本人女性に最も多いと言われている顔型です。丸型とは対照的で、顔に丸みが少なく、シャープで大人っぽい印象を与えます。実年齢より大人っぽくみられる、落ち着いているとよく言われる方などが当てはまることが多いです。
◆芸能人
菜々緒、水原希子、木村佳乃など
◆チェック項目
・顔の縦・横の長さを比べると、縦幅の方が長い
・アゴがやや長めでシャープな印象を与える
・頬に丸みが少なく、ほっそりとした印象を与える
④逆三角型
逆三角型とはアゴがとがっていて、顔に丸みがほぼない顔型です。面長型よりもシャープな印象を与え、クールなイメージです。
◆芸能人
桐谷美玲、蛯原友里、川口春奈など
◆チェック項目
・顔の縦・横の長さを比べると、縦幅の方が長い
・頬骨が張って見えることが多い
・アゴのラインがシャープで顔の上半分は張って見える
⑤四角型
四角型とは、顔の縦・横ラインともに直線部分が多いです。そして、アゴ元にエラが張っている方が多い特徴があります。特に丸型とは異なり、女性らしい印象よりも、カッコイイ男性らしい印象を与えることがあります。
◆芸能人
永作博美、有村架純、柴崎コウなど
◆チェック項目
・エラがある(あるいは目立つ)
・アゴが小さい
・縦のフェイスラインに直線が多い
(2)顔型別・おすすめの眉毛を紹介
続いて、5つの顔方別におすすめの眉毛をご紹介します。
①【卵型】斜め上真っ直ぐの直線眉
卵型は顔に凹凸がなく、スッキリしているので角度をつけない、まっすぐな眉がおすすめです。直線眉にすることで、顔の形とのバランスがとれ、小顔効果もあります。直線眉つくりのポイントを説明します。
◆眉頭
目頭のラインよりやや内側に作りましょう。眉頭が、目頭のラインより外側にある人は、眉の流れに沿って、目頭ラインより内側から眉パウダーを使って、眉かしらを作ります。
◆眉山
直線眉でも眉山は作ります。ここでアーチを描きすぎないよう注意してください。眉山は、黒目と白目がぶつかる部分に作ります。
◆眉尻
眉尻は目尻を少し過ぎた部分、目尻の延長線上に作りましょう。高さは、目頭より気持ち高めに作ります。
②【丸型】鋭角なアーチ型眉
丸型は、やわらかいかわいらしい印象を与えるため、しっかりとした印象を与える鋭角なアーチ型眉をつくることをおすすめします。
◆眉頭
目頭のラインよりやや内側に作ります。眉頭と同様、眉頭が目頭の外側にある場合は、内側から眉毛を描き始めましょう。
◆眉山
眉山は黒目と白目がぶつかる部分に作ります。眉山の角がハッキリと分かるように描きましょう。
◆眉尻
眉尻は目頭より高い位置に作りましょう。高さは眉頭と平行になるよう作ります。丸型の型は、太眉になりすぎないように注意が必要です。
③【面長型】真横真っ直ぐの並行眉
面長型は大人っぽい印象を与えるので、顔の長さを和らげるために、ふんわりとした平行眉毛がよく合います。ポイントはふんわり感を出すために、眉ペンだけでなく、パウダーを使用することです。
◆眉頭
眉頭は目頭と同じ高さ、延長線上に作ります。目頭より内側につくるとキツい印象を与えてしまうので注意しましょう。
◆眉山
面長型は眉山を作りません。直線になるよう意識をして描いていきます。
◆眉尻
眉尻は、眉がしらと同じ高さになるよう描きます。太眉を意識するので、元々眉頭と眉尻の高さが違う場合は、太さを調節して揃えましょう。
④【三角形】丸みを持ったアーチ型眉
三角型はシャープな印象を与えるので、眉毛はそれを和らげるために、丸みをもったアーチ形にします。
◆眉頭
眉頭は目頭よりも内側に作ります。目頭より上に眉頭を作ると、アーチ眉を作った際に、目と眉が離れて違和感が生まれてしまうので注意しましょう。
◆眉山
眉山は角を作らず、なだらかなアーチを作ります。眉山のトップは黒目と白目の境目に作るとキレイな眉になります。
◆眉尻
眉尻の高さは眉頭より気持ち上になるように設定します。そうすると、柔らかな眉毛ができます。
⑤【四角型】直線的な「への字」型眉
四角型は、カッコイイ印象を与えるのでエラや直線のフェイスラインが目立ちすぎないように、への字眉でバランスを整えます。
◆眉頭
眉頭は目頭よりも内側に作ります。眉全体をへの字にするのでバランスを意識して、目頭より上に作りすぎないようにしましょう。
◆眉山
眉山は、黒目の外側周辺で作ります。眉頭側に作ると、キツい印象を与えてしまうので、ベストな場所で眉山を作りましょう。
◆眉尻
眉尻は、目尻と同じ高さに作りましょう。眉尻を下げすぎると困り眉になってしまうので、注意が必要です。への字眉毛でも、柔らかい印象を与えるためにパウダーを使用して、ふんわりと仕上げましょう。
2.就活で好印象な眉毛メイクのポイント
次は、眉毛メイクをするときのポイントを3つご紹介します。
(1)ブラウン・ダークブラウンのペンシルを使う
就活時には黒髪や黒髪に近いダークブラウンにすることが多いです。そうすると、どうしても黒色に近い眉ペンシルを選ぶ方が多いのですが、あえてブラウン・ダークブラウンのペンシルを使うことをおすすめします。
なぜかというと、眉は重たい印象を与えたくないからです。髪色が暗くなるとどうしても重たい印象を与えてしまいます。そんなときこそ、眉は重すぎない、柔らかいカラーにすると顔全体が中和され、柔らかい印象を与えてくれます。
ちなみに、ブラウン・ダークブラウンのペンシルは、リキッドタイプではなく、ペンシルタイプのものを選ぶと、より柔らかいイメージになります。
(2)眉メイク専用パウダー(アイブロウパウダー)を使う
最近、眉メイク専用のパウダーが様々なコスメブランドから発売されています。パウダーで眉メイクをすると、眉毛とうまく絡み、ふわっとした自然な眉毛が作れます。
特に、もともとも眉頭の位置が、自分の顔型に合った場所にない方、そんな方は、パウダーを使って理想の位置に眉頭を作れます。
(3)自眉毛を伸ばしておくこと
就活前、あるいは就活中の方は、自眉を伸ばしておきましょう。基本的に就活メイクはナチュラルです。そこで、自然な形の眉メイクをするためには自眉の長さが必要です。この後紹介する眉マスカラにも自眉が必要です。
3.立体感を出したい人におすすめ!眉マスカラの使い方
最近、眉メイクに眉マスカラは必要不可欠とされていますよね。眉に立体感を出したい人におすすめの眉マスカラの使い方をご紹介します。
(1)就活における眉マスカラのメリット・デメリット
眉マスカラとは、眉メイクのキープ力を格段にアップさせ、自然なふんわり眉毛を作ってくれる優れものです。
まずは、眉マスカラのメリット・デメリットを説明します。
◆メリット
・髪色にあった眉毛が作れること
⇒日本人の自眉はブラック系が多いものです。また、就活時はブラックに近い暗いヘアカラーをすることが多いので、自眉に近い髪色をすることも多いです。しかし、いざ眉メイクをすると、眉色と髪色が違い、メイクに違和感があるなんてことが起こる方が意外と多いです。
そこで、眉マスカラを使えば、自眉を自分の理想とするカラーにすることができ、髪色に合った眉毛が作れます。
・柔らかい印象を与える
⇒就活時は面接官に好印象を与えることが大切です。眉マスカラを使えば、ふんわり眉毛が作れて、見た目も柔らかい印象になります。
◆デメリット
⇒デメリットは、眉毛だけ浮いたメイクになってしまう可能性があることです。というのも、眉マスカラは、アイメイクで使用するマスカラと同様、専用のマスカラ液が眉毛につきます。そこで、眉マスカラを塗りすぎると、ベタっとして、眉毛が浮出たような見え方をする可能性があります。
ただ、これは眉マスカラを正しく塗れば問題ないので、安心してください。
この後、詳しい眉マスカラの使い方を説明します。
(2)眉マスカラの使い方手順
手順①:眉の毛並みを整える
眉マスカラを使う前に、理想の眉形をペンシルで描いておきます。(詳細はこのあと説明します)
ペンシルで描かれた眉毛の上から、眉の毛並みを整えます。
手順②:眉の生え際に逆らって眉マスカラを塗る
眉マスカラは、眉の毛並みにそってではなく、生え際に逆らって塗っていきます。眉マスカラがついているところ・ついていないところができないよう、1本1本注意しながら、まんべんなく塗りましょう。
手順③:眉全体をチェックする
最後に、鏡を見て眉全体が浮いていないかチェックをします。特に、眉尻部分に眉マスカラが固まってしまうことが多いので、ペタっと張り付いていないかチェックします。そこで、マスカラの量が多い・少ないあれば、随時拭き取ったり、追加したりします。
4.就活で好印象な眉毛の書き方手順
最後に、就活で好印象な眉毛の描き方を説明します。全部で3つ手順があります。
(1)必要な道具
・肌用のコンシーラーあるいはパウダー
・眉ペンシル(ブラウン・ダークブラウン系)
・眉パウダー(ブラウン系、髪色にあったカラー)
・眉マスカラ(ブラウン系、髪色にあったカラー)
・ブラシ(眉をとかせるもの)
(2)手順
手順①:眉全体にコンシーラーあるいはパウダーを塗る
眉全体に肌色にあったコンシーラーあるいはパウダーを塗ります。これは、スキンケアメイクと同じで、眉メイクのノリがよくなるよう、眉毛を整える効果があります。
手順②:ペンシル→パウダーの順番で眉毛を描く
続いて、ペンシルで理想の眉毛の形を描き、その後、眉全体をふんわりさせるためにパウダーを乗せます。
手順③:毛並みを整えて、眉マスカラをする
最後に、描いた眉毛の毛並みを整えて、眉マスカラをします。眉マスカラの手順は第3章の通りです。
眉マスカラがつきすぎないよう注意をして塗りましょう。
5.まとめ
今回は、就活で好印象な眉毛メイクのコツを項目に分けてご紹介しました。
まず、眉メイクを始める前に、自分の顔型は何か?そして、自分の顔型に合う眉毛の形は何か?を知る必要があります。
顔型は卵型・丸型・面長型・三角型・四角型の5つに分かれること、そしてそれぞれに合う眉の形をつくることが大切です。眉の形をつくるときは眉頭・眉山・眉尻の3ポイントに注意をすると理想の形が作れます。
そして、眉に立体感を出すためには眉マスカラがマストアイテム!眉マスカラは塗りすぎると眉毛だけが浮いてしまうので、毛並みに合わせて塗ることをおすすめします。
眉メイクは、コンシーラーあるいはパウダーでベースをつくる→ペンシル→パウダー→毛並みを整える→眉マスカラの流れで進みます。
初めての就活で眉メイクに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。