1ヶ月から参加できる短期の海外インターンを紹介!

海外インターンを考えるとき、どれくらいの期間行くべきか悩むことがあるかと思います。学生によっては大学を休学し、1年近くインターンを受けることもありますが、学業に支障をきたしたくないと考える人も多いはずです。

実は海外インターンには、学生の長期休暇を想定した短期プログラムも用意されています。そしてプログラムの内容も実務経験メインのものから、語学力アップまでと様々です。

今回は短期インターンが充実している人気の国「アメリカ」、「オーストラリア」、「カンボジア」、「カナダ」を取り上げて詳しくご紹介します。

目次

1.英語力で選ぶ!短期の海外インターンの種類


短期の海外インターンは、大学の長期休暇など限られた期間内で海外で仕事をしたいと考える学生に、最適な経験です。しかし、短期間のあいだにインターンするうえで、必要な条件もきちんと理解しておく必要があります。

もちろん必ずしも英語力が高いからといってNPO・NGOインターンが向いていないというわけではありませんが、今回は、英語力を軸に短期の海外インターンの種類を紹介します。

(1)【ネイティブレベルの英語力】現地企業の実務系・海外インターン

短期の海外インターンの中でも、「現地企業で実務経験を積むような、ハイレベルなインターン」の場合、高い英語力が求められます。

実務型の海外インターンでは、日本のインターンと同じように、仕事を覚えていく必要がありますが、日系企業でない限り必要とされるのは英語力で、当然仕事も英語でこなさなくてはなりません。

英語力に乏しいと、現場に慣れることに時間が掛かってしまい、仕事を覚える前にインターンが終わってしまいます。そもそも英語力が高くなければ、インターンとして採用されることすら難しいのが現実です。

そのため「現地企業に入って実務経験を積むような海外インターン」では、相手の話を理解し、意思疎通ができるレベルの語学力(特に英語力)は必須条件です。

(2)【日常会話レベルの英語力】日系企業の実務系海外インターン

ネイティブレベルではないけど、海外で実務経験を積みたいという方には、「日系企業の海外支店」や、「海外進出を目指す日本企業のインターン」がおすすめです。

これらの企業では、日本人社員がいることが多く、海外に居ながらも仕事内容は日本語でこなせるインターンも多くあります。

海外という異文化の環境に身を置きながら、日本語を使って実務経験が積めるというバランスの良さが魅力です。

ただし、現地での生活を含めて、一切英語が話せないというのは問題なので、日常会話レベルの英語力は必要となります。

(3)【英語が苦手な人】NPO・NGOインターン

英語はほとんど話せないけど、海外に行って何かしら経験を積みたいという方には、NPO・NGOインターンがおすすめです。

NPO・NGOインターンは、非営利団体に所属して、アジアを中心とする発展途上国に向かい、現地の社会貢献活動を行う内容です。

具体的には、学校建設や教育支援、食糧支援など現地の社会的課題を解決するための活動です。

支援活動は、基本的に日本人の指導者・引率者がサポートしてくれ、同じ日本人の参加者とともに活動することになるので、ほぼ全て日本語で活動することができます。

英語力を問わず、「発展途上国の現状を見て学びたい」、「貧しい子どもたちを救いたい」といった意識の強い方にはピッタリのインターンといえます。

2.短期の海外インターンで得られる経験はすくない?


海外の長期インターンでは、特定のポジションや様々な付帯業務などに携わることができる可能性が高いですが、短期インターンでそれらの夢を叶えるには高度な英語力と実務経験が必要不可欠です。

少数のネイティブレベルの英語力を持つ学生を除き、短期の海外インターンは基本的に「NPOやNGOなどの非営利団体が主催のもの」、あるいは「飲食店やホテルなどのサービス業、接客業といったアルバイト形式のもの」が主流となっています。

外国人とのコミュニケーションは言葉の壁もありますが、習慣や文化の違いもあります。海外に慣れていなければ、日本とのギャップを感じて外国人スタッフとの距離を縮めるのが難しいでしょう。つまりお互いを理解し、親睦を深めるのにも時間がかかるのです。

現地に慣れて、仕事を覚え、インターン先で活躍するという一連の流れを経験するには、たった1ヶ月の期間では短すぎると事も現実です。

3.アメリカの短期海外インターン


世界一の経済大国であるアメリカでは、他の国に比べて多種多様なインターンを選ぶことができます。まずはアメリカの現状も踏まえて、短期海外インターンを解説します。

(1)アメリカの経済状況・概要

アメリカは2008年のリーマンショックをきっかけに、経済が停滞した時期がありました。2008年から2010年まででアメリカの失業者が870万人近くいたという報告もあります。それから2014年までで景気が回復していきましたが、依然として失業率は大きな問題となっています。

2016年には新たな大統領であるトランプ大統領が就任したこともあり、アメリカ経済の流れにも大きな変化が訪れると考えられています。トランプ大統領が掲げている政策には、税制改革や関税の設置などが挙げられています。

また、トランプ大統領は「アメリカ・ファースト」をスローガンにし、自国主義の政策を進める姿勢です。アメリカの移民や外国人労働者に関する規制を懸念するメディアの報道が多くなされているため、将来アメリカで仕事をしたい学生は注意してアメリカの政治、経済動向をチェックするべきです。

(2)アメリカではどんな職種・業種のインターンが多い?

アメリカはインターンシップなどの社会経験を望む外国人のための「Jビザ(J-1ビザ)」というものがあります。

この「Jビザ」の存在からも分かる通り、アメリカは外国人の職場体験や研修などに積極的な国であり、さらには様々な州ごとの産業の特徴も幅広いです。

各州ごとに栄えている業種や産業が異なるため、自分がやりたいインターンと各州を照らし合わせれば、希望するインターンを受けられる可能性が高くなるでしょう。

①ICC国際交流委員会

ICC
参考:http://www.iccworld.co.jp/internship/abouticc

◆団体の紹介
1989年に立ち上げられた海外インターンシップの紹介団体です。渡航前と帰国後の研修があるため、インターンを受ける学生のサポートやアフターフォローが充実。

◆インターンの内容
・ロサンゼルスの小物・雑貨ショップでの販売、貿易のオペレーション業務
・ロサンゼルス・レドンドビーチの日本食レストランにおけるホール、キッチン業務
・サンディエゴの日系メディア出版会社でデータ入力や記事添削などのアシスタント業務
・シアトルのリサイクルショップにおける販売、清掃・搬入業務  など

◆参加費用
ロサンゼルス:576,000円
サンディエゴ:450,000円
シアトル:450,000円

◆期間
4週間

◆報酬
なし

(3)アメリカの短期海外インターンで得られること

先ほど述べた通り、アメリカはインターンが盛んな国であるため、数多くのインターンが揃えられています。そのため、同じ業種でも企業によってインターンの特色や業務内容が大きく変わります。

また、外国からのインターンの受け入れも積極的なので、周囲の人々とコミュニケーションをとるためにも、英語に慣れておく必要があります。

世界の経済の最先端ともいえるアメリカでは、世界トップの国力を維持するための「働き方」があります。

アメリカのインターンでは、日本企業で働くことでは学べない業務体制、仕事内容、仕事の取り組み方など、大きなギャップを感じることになる経験ができることでしょう。

4.オーストラリアの短期海外インターン


広大な面積をもつオーストラリアは、それぞれの州で生活環境や盛んな業種が異なっています。またオーストラリアは一年中温暖な気候であることと、比較的治安が良いこともあって、日本人の滞在者が多い国になっています。

ここではオーストラリアの現状も踏まえて、短期海外インターンを解説します。

(1)オーストラリアの経済状況・概要

オーストラリアは鉄鉱石や銅などの資源に恵まれた資源国であり、豊かな資源が国の経済を支えてきました。

オーストラリアは国内総生産(GDP)のトップ20位内に入るほど、自国の経済成長がめざましく、今後もその勢いが加速していくのではないかと予想されています。また、世界の中でも失業率の低い国となっています。

豊かな資源に恵まれているオーストラリアですが、鉱業だけでなく、様々な産業も発展しています。また、他には農林水産業、建設業、保険業なども栄えています。

オーストラリアの働き方の特徴は「ワークライフバランスの尊重」です。有給消化率はほぼ100%で、女性は家事育児ができるように3時退社が認められていたり、と柔軟な勤務体制を誇っています。

(2)オーストラリアではどんな職種・業種のインターンが多い?

オーストラリアの短期インターンでは、語学学習と組み合わせたインターンも多いです。実務経験だけでなく、語学力の向上も目的とする学生にとっては嬉しい選択肢になると思います。

①Access Language


参考:http://www.japancentre-au.com/internship/school.html#access

◆団体の紹介
インターンに精通する語学力を身につけられる語学学校です。用意されているコースに、ミニインターンと企業インターンシップとがあり、学生の英語力に応じて派遣されるインターンが異なる。短期の場合は必然的にミニインターンとなる。

◆インターンの内容
英語コースを受講後、幼稚園、カフェ、フラワーショップのいずれかでインターンを受ける。

◆参加費用
666ドル/〜2週間
770ドル/〜4週間
880ドル/〜6週間
990ドル/〜8週間

◆期間
1〜8週間

◆報酬
なし

②地球の歩き方インターンシップ


参考:http://arukikata-campus.jp/travel/

◆団体の紹介
海外旅行ガイドブックでおなじみの「地球の歩き方」が提供し、高校生から社会人まで参加できる幅広い内容のインターンが紹介されている。

◆インターンの内容
・シドニーの幼稚園でアシスタントティーチャー活動
・シドニーの北にあるポートスティーブンスで、イルカクルーズ船や動物牧場の職場体験

◆参加費用(東京発着の場合)
・313,3000円〜318,000円
・258,000円〜328,000円

◆期間
・16日間
・10日間

◆報酬
なし

(3)オーストラリアの短期海外インターンで得られること

オーストラリアは欧米の働き方に近いため、日本とは異なるビジネス習慣を体感することができるでしょう。世界に通じる仕事も多いため、グローバルで活躍する自信が身につくと同時に英語のスキルアップも期待できます。

オーストラリアの特徴でもある「ワークライフバランス」も経験し、仕事とプライベートの両立について考える良い機会となるでしょう。ついつい仕事優先と考えてしまいがちな日本ですが、グローバル化された社会のあり方によって、個人個人の働き方が変わってきました。

ワークライフバランスを大事にしたオーストラリアでのインターン経験では、人生において大切にしたいことや、人生の価値観を作り上げるためのよい経験となるはずです。

5.カンボジアの短期海外インターン


カンボジアは東南アジアの途上国の一つで、ポル・ポト政権時代はカンボジア人の大量虐殺が行われた歴史が新しい国です。しかし、その悲劇を乗り越えたカンボジアのパワーは凄まじく、現在徐々に経済発展の頭角を表してきています。

ここではカンボジアの現状も踏まえて、短期海外インターンを解説します。

(1)カンボジアの経済状況・概要

カンボジアは「リエル」という独自通貨がありますが、金銭のやりとりのほとんどはアメリカ・ドルで行われています。

独自通貨よりも海外の通貨が流通している理由として考えられるのは、リエルよりも米ドルの方が通貨としての信用があり、安定して流通しているからです。

海外通貨が流通しているだけあって、カンボジアは外国企業の参入も著しい国です。現在カンボジアはアジアの中でも経済成長率がめざましい国として注目を浴びています。

そのなかでも工場勤務がメインとなる縫製業や製造業、観光業が栄えています。

その背景には、人件費のコストが削減できるカンボジアで製品を作り、諸外国へ輸出していく企業が多いという実態があります。

(2)カンボジアではどんな職種・業種のインターンが多いのか?

カンボジアは未だ貧しい人も多く、NGOやNPOなどの非営利団体による支援活動が盛んです。

そのため医療系や教育系のインターンが充実していますが、カンボジアのビジネスに関わるインターンもあり、ベンチャーマインドの強い学生には魅力的なインターンでしょう。

カンボジアでは学生主体の支援活動が活発となっており、現地の人々とのやりとりを通じて、やりがいを強く感じている学生も多数います。

①NPO法人HERO


参考:http://www.hero-studytour.com/internship/index.html

◆団体の紹介
「72時間でビジネスを立ち上げる」というミッションを掲げており、カンボジアでマーケティングから営業まで自分たちの力でやり遂げるインターン。

◆インターンの内容
・チームを組んでカンボジアで立ち上げるビジネスをマーケティングから始め、プレゼン、営業、実践
・学校建設のサポート

◆参加費用
要問い合わせ

◆期間
8日間

◆報酬
なし(ただし、立案したビジネスの収入は得られます。)

②国際協力NGO CBB


参考:http://cbb-cambodia.org/teacher-intern

◆団体の紹介
カンボジアの小学校を中心に、教育啓蒙・支援を行う。

◆インターンの内容
カンボジアの語学学校「CBBスクール」で英語または日本語指導

◆参加費用
55,000円

◆期間
3週間〜

◆報酬
なし

(3)カンボジアの短期海外インターンで得られること

発展途上国でのインターン活動により、世界には支援が必要な国が存在していることを肌で感じ取ることができるはずです。また、その経験は人のために自分が何をできるのか、と仕事を通じて自分の使命や役割を真剣に考えるきっかけにもなることでしょう。

カンボジアでのインターンは一人一人の能動的な行動が求められる内容になっているものが多く、自分にできること、取り組みたいことを積極的に関わっていく、自発的な行動力が求められます。

その力は企業でグループをまとめたり、新しいプロジェクトを発案したり、将来マネジメントになる基盤づくりといって間違いないでしょう。厳しい環境でのインターンを通じて、学生がもっている可能性や底力が引き上げられるのは間違いありません。

6.カナダの短期海外インターン


カナダは世界で2番目に広い面積をもつ国であり、多くの外国人が滞在し、それぞれの社会や文化を広く目の当たりにすることができる国です。 カナダの一部の州(例えばケベック州)は、過去にフランスの植民地であった歴史もあり、公用語は英語とフランス語になっています。

(1)カナダの経済状況・概要

カナダは世界経済を引っ張るG7の一員であり、安定した経済成長を実現しています。また、カナダの銀行健全度ランキングは8年連続で世界No.1を誇っており、カナダは2008年のリーマンショックの被害からいち早く経済回復を実現した国ともいわれています。

カナダの経済を支えているのは、観光業や航空宇宙産業、農林水産業など様々です。カナダもオーストラリア同様に資源大国であり、宝飾品に使われているダイヤモンドの採取率は世界第3位となっています。

資源、産業ともに豊富なため、今後の経済成長も期待されている国です。また治安が良いという面もインターンには向いていると思います。

(2)カナダではどんな職種・業種のインターンが多いか?

カナダは語学留学先として広く知られている国で、オーストラリアと同様に語学学校に通いながらインターンを受けるケースが多くなっています。

つまり語学学校で英語力を学び、インターン先でその英語力を生かした仕事ができるようなプログラムになっているのです。

カナダのインターン先は、レストラン、カフェ、ホテルなどの接客・観光サービス関連業が多いです。

①XCAREER EXCHANGE


参考:http://career-ex.com/program/418/

◆団体の紹介
XCAREER EXCHANGEは、2002年に設立された、カナダ・アメリカに特化したキャリアアップ留学・インターンの紹介会社です。「留学は自己投資である」をミッションと掲げており、基本的に全ての案件が無給です。留学先の環境が整備されている分、スキルアップに集中することができます。

◆インターンの内容
カナダ・バンクーバーの幼稚園での保育業務

◆参加費用
170,000円

◆期間
2週間〜

◆報酬
なし

②バンザイ・インターナショナル


参考:http://www.banzai-international.com/ngo_can1.html

◆団体の紹介
諸外国のワーキングホリデー、インターン、ボランティアの機会を提供。

◆インターンの内容
カナダのNGO団体でのオフィスワーク。希望者は語学学校プログラムも受講可能。

◆参加費用
338,000円

◆期間
4週間

◆報酬
なし

(3)カナダの短期海外インターンで得られること

カナダでのインターン経験で、英語力が向上するのは間違いありません。また、語学学校で学べるのは英語だけでなく、フランス語やイタリア語もあるので、自分の興味ある国の言語を身につけていくことができるでしょう。

また、カナダは経済的に恵まれている国のため、ビジネスが非常に盛んです。国の経済を支えるカナダの人々の仕事の取り組み方を学ぶことで、生産性の高い実務経験を積むことができるでしょう。

7.まとめ

長期インターンに比べて、短期インターンではキャリア形成やビジネススキルの向上は難しいです。しかし、海外での活動であることには変わりないので、日本では決して体験することのできない機会に恵まれることは間違いないでしょう。短期インターンを経験して、長期インターンを検討するようになった学生も決して少なくありません。

よりよいインターン先を選ぶために重要なのは、将来自分がどのような仕事につきたいか、キャリアを積みたいか、とビジョンを描いておくことが大切です。自分の未来を築くために、社会へのアンテナをめぐらせておくことが重要になります。

また、海外と日本国内それぞれのインターンを受けて比較してみるのも素晴らしい経験となることでしょう。それぞれのインターンの違いを理解して、 見習うべきものを自分の力として取り入れることやグローバル社会で求められるスキルについて考えを深めることで、社会人として大いに力を発揮できるようになります。

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