飲み会と仕事を両立する、飲みすぎの防止策を紹介!

歓迎会・忘年会シーズンなど、飲み会が多い時期になると心配なのが、飲みすぎによる二日酔い。ついつい飲みすぎてしまってつらい二日酔いで翌日の仕事に全く身が入らない、なんて事も。

広告代理店は、その仕事柄クライアントや上司との飲み会が多くなる職種です。従って、上手いお酒との付き合い方を知っておく必要があります。

それでは、翌日に飲み会の影響を残さないようにするのにはどのようにすれば良いのでしょうか?
今回は、飲み会でのお酒の飲みすぎを回避し、飲み会と仕事を両立できる、「できるビジネスマン」になる方法を紹介します!

1.飲み会の前の心構え

飲み会で飲み過ぎたくなければ、事前に「飲みすぎないようにしよう」という心構えが慣用です。その具体的な心構えは、以下の3つです。

(1)自分にとって適切なお酒の量を知る

まずは、自分がどれくらい飲むと酔っ払ってしまったり、翌日に二日酔いになってしまったりするのかを知っておきましょう。

これは、一概に「どれくらい飲むと酔っ払う」という基準を定める事はできず、個人のアルコールへの強さに依存してしまいます。従って、自分の経験則をもとに考えるようにしましょう。

「これくらいのアルコール度数のお酒をこれくらい飲むと酔う」というのは飲み会を重ね、大人になるうちに段々明らかになってきます。これをしっかり意識して飲み会に臨むようにしましょう。

(2)酔いやすいコンディションを理解する

実は同じ量を飲んでいても、日や体調によって酔い方は異なります。その点を事前に理解しておいて飲み会での振舞いを考える必要があります。
以下のような場合は、普段よりお酒が回りやすくなる場合が多いと言われています。

①空腹のとき。
②睡眠不足の状態のとき。
③飲む前に運動などをして疲れが溜まっているとき。
④緊張感が比較的薄いとき。

(3)あらかじめ飲むお酒の量を決めておく

(1)で述べた、自分にとって適切なお酒の量が分かれば、「今日は○杯までにしておこう」、というようにあらかじめ飲むお酒の量を有る程度適切に見積もる事が出来ます。
また、(2)の酔いやすいタイミングを知っておけばその量を日によって上手く調整する事が出来ます。

あらかじめお酒の量を決めておくと、飲み会の残り時間や雰囲気などを考慮して、飲むペースを適切に管理する事が出来ます。

また、「○分で1杯のペース」というように時間で飲む量を制御してしまうのもオススメです。そうすれば、結果的に飲みすぎて悪酔いする可能性を下げる事が出来ます。

2.飲み会中のお酒の選び方

飲み会中のお酒の選び方によっても二日酔いを防げるかどうかは大きく異なります。それでは、どのようなポイントを注意してお酒を選べばいいのでしょうか?

(1)翌日に残りにくいお酒を選ぶ

お酒の種類によって、アルコールが翌日に残って二日酔いになりやすいかどうかは異なります。それでは、どのようなお酒が翌日に残りにくいのでしょうか?
勿論個人の体質によって酔いやすさは異なりますが、一般的には以下のように言われています。

①アルコール度数が低い

当然ながら、アルコール度数が低い方が量に対してお酒は残りにくいです。ですので、ビールやサワー系のお酒はアルコール度数が5%程度なので、あまり酔いたくない、という方にはオススメかと思います。

②醸造酒よりも蒸留酒の方が残りにくい

醸造酒とは、酵母を用いたアルコール発酵によって作られたお酒の事を指します。具体的に種類を挙げると、ビール、日本酒、ワインなどが醸造酒にあたります。

一方蒸留酒は、醸造酒を加熱・気化させて蒸留して出来るお酒の事で、ウイスキー・焼酎などがこれにあたります。

人によって異なりますが、一般的にはアルコール度数が同じであれば蒸留酒の方が醸造酒より酔いにくいと言われています。ただし、一般的に蒸留酒のアルコール度数は高いため、飲みすぎは禁物です。

(2)酒の「ちゃんぽん」はなるべく避ける

「ちゃんぽん」とは、異なる複数酒のお酒を飲む事を指します。

この「ちゃんぽん」をすると酔いが回りやすくなる、という事を巷で良く耳にしますが、この科学的根拠はほとんどない、というように言われています。

では、なぜちゃんぽんは酔いが回りやすいという事が言われるのでしょうか?

それは、異なるアルコール度数のお酒を飲む事によって、自分が飲んだお酒の量を管理しにくくなるから、という理由があります。
また、味が変わるため、ついつい飲み過ぎてしまう、という事も理由の一つです。

以上の点から、科学的根拠はそれほどありませんが、飲みすぎを抑えるためにも酒のちゃんぽんはなるべく控えるのが効果的かと思います。

3.飲み会中にしっかり食べ物を食べる

前述しましたが、空腹の状態においては通常よりお酒が回りやすい、と言われています。消化器官が空の状態であると、アルコールの吸収が通常より早くなってしまうためです。

飲み会の最中にはしっかりと食べ物を食べて、空腹の状態を避けるようにしましょう。また、事前に何か食べてから飲み会に向かうのも一つの手だと思います。

空腹の状態でお酒を飲む事が防げれば、アルコールの吸収を抑える事ができるため、酔いにくくなります。

4.水を飲む

飲み会中にはなるべく「水」を飲むようにしましょう。これは酔いが回るのを防いだり、二日酔いを防止したりするのにかなり効果的です。

その理由はいくつかありますが、一番には、水を飲む事で血中のアルコール濃度を下げる事が出来るからです。

また、アルコールは利尿作用を持っているため、気付かない間に体の水分が不足して脱水症状を起こしてしまう可能性もあります。それを防止するためにも水を飲むべきです。

とはいっても上司やクライアントとの飲み会ではなんとなく水を頼みにくい雰囲気がありますよね。そのような場合は事前に水を買っておいて、一旦トイレなどで席を外して水を飲むと良いかと思います。

5.飲みの強要を上手く断る

上司との飲み会などでは、お酒を飲む事を強要されるケースも無いとは言えません。そのようなシチュエーションでは、どうじても自分が想定していた量よりも飲みすぎてしまう事もあります。

それでは、お酒の強要を上手く断るにはどのようにすれば良いのでしょうか?

(1)とりあえずお酒を口にはする

飲みを強要されたら、とりあえずお酒を「口にする」ようにしましょう。ただし、「飲む」必要はありません。

基本的にお酒を強要する人は、自分の発言に対しての良いリアクションを期待しています。そのような人に対して、完全に強要を断ってしまうのは、より機嫌を逆撫でしてしまう危険性があります。

逆に、お酒を口につける、というアクションさえ見せれば、多くの場合飲ませる側も満足します。ですので、飲む必要はありませんが、最低限お酒を口につけるようにはしましょう。

(2)話を切り替える

当然ですが、喋っている最中にお酒を飲む事は出来ません。ですので、飲まされそうになったら上手く話題を切り替えて、話す流れに持っていきましょう。

その際、上司が好きな話題などを上手く振るといいでしょう。
上司が話す流れに持っていく事が出来れば、自分も飲まされる事無く、場も盛り上がり、全体として良い雰囲気にする事が出来ます。

(3)飲まされそうな場所には近寄らない

やはり、飲ませてくる人の近くなど、危ない場所には近づかないのが懸命です。飲み会を繰り返すとある程度上司の人柄なども分かってくると思うので、飲まされそうな雰囲気は事前に察知して、回避するのが、飲みすぎを避ける一番良い方法です。

6.飲み会を途中で抜ける

「飲み過ぎたな」と感じたら飲み会を途中で抜ける、二次会の誘いを断る、などのアクションを起こしましょう。とは言ってもやはり上司やクライアントとの飲み会では抜けづらい空気なのが現実です。

それでは、どのように利用を付けて飲み会を抜けるのが良いのでしょうか?

(1)仕事を理由にする

「明日までにやらなければいけない仕事があるので」「明日朝一で営業があるので」などと仕事を理由にされれば、流石に上司も口を出す事は出来ません。

ただし、仕事を理由にする際注意しなければならないのは、「ウソは見破られる可能性が高い」という事です。同じ職場にいる以上、大体の仕事内容は上司に把握されています。ですので、本当に仕事がある場合以外はこの理由は使わない方が懸命でしょう。

(2)家庭の用事を理由にする

「嫁がカンカン」「子供の具合が悪くなって看病しなければならない」などの理由は、飲み会を抜けたい理由としては鉄板です。

上司も自分の家庭を持っているケースが多いですから、これらの理由には共感してくれる可能性が高いと思われます。
しかしながら、あまりに家庭の用事を多用し過ぎると、後々話を合わせるのに苦しくなる可能性があります。

自分の首を絞めない程度にほどほどにしましょう。

(3)体調を理由にする

「今朝から体調が悪い」「頭が痛くなってしまった」などの体調を理由にするのが、一番自然な抜け方かと思います。
実際このような理由で(もちろん本当かもしれませんが)飲み会を抜けている、という人は数多く見られます。

しかし、これも「明らかに朝は元気だっただろ!」というように言われてしまっては元も子もありません。
やはり嘘をつく、という事に対しては相応のリスクが伴うため、場面とタイミングに気をつけて振る舞いましょう。

7.まとめ

いかがでしたか?
いくつか飲み過ぎないコツを紹介しましたが、やはり何より大事なのは「自制心を持って飲む事」だと思います。

本当に出来るビジネスマンはお酒に飲まれる事も無く、飲み会と仕事の両方を上手くこなす事が出来ます。
社会人になって飲み会に参加する際は、以上の事を気に留めつつ飲むようにしましょう。

この記事が皆さんの社会人生活のサポートになれば幸いです!

                     

ABOUTこの記事をかいた人

人工知能の研究のかたわら広告代理店のインターン。理系の最新技術×マーケティングに興味あり。 三度の飯よりラーメンが好き。 最近のマイブームはラップバトル。