最終面接でよく聞かれる質問 15選 – 通過率や対策方法も解説!

最終面接は、まさに「最後の難関」と言えます。ただし内定獲得はもう目の前まで来ています。

就活生の方たちの中には、一次面接、二次面接は順調に進むのに、最終面接だけが通らずに悩んでいる方もいるかと思います。
これまで順調であればあるほど、つまずいてしまうのが最終面接。なぜなら、一次、二次とは異なり、面接官に社長や役員など重役クラスも登場するケースも多く、これまでとは質問内容も大きく変わるためです。つまり、最終面接はこれまでの面接とは異なる対策・準備が必要になるのです。

今回は、内定獲得まであと一歩に迫った最終面接でよく聞かれる質問を中心に、これまでの面接との違いや面接官についても詳しく解説します。

目次

1.最終面接の内容とは?


最終面接は、一次面接や二次面接と何が違うのでしょうか?ここでは最終面接の面接官や一般的な通過率、そして一次、二次の面接との違いについて詳しく解説します。

(1)面接官が社長・役員クラス

一次面接では人事の採用担当や現場の若手社員、二次面接では中堅社員や管理職クラスが登場するケースが多かったはずです。しかし、最終面接では部長や役員そして場合によっては社長が登場するケースも少なくありません。

具体的には、中小企業やベンチャー企業では最終面接は社長が登場するケースも多く、大企業であっても部長、役員クラスが登場するケースが多いです。

今までの一次、二次面接の雰囲気は多少穏やかでアットホームであったとしても、最終面接には企業の重役クラスが登場するため、面接現場の雰囲気も厳しいものとなります。最終面接まで進めばお分かりになるかと思いますが、企業の重役クラスまで昇りつめた方にはそれなりのオーラもあり、話すことに緊張を覚える学生さんも多いでしょう。

そのような緊張感を感じながらも、普段通りの実力を発揮するメンタルの強さも必要になってきます。最終面接ではプレッシャーの中で受け答えするという事を事前に踏まえて、面接に臨むようにしてください。

(2)最終面接からの内定確率について


もちろん企業の採用スタンスによって大きく左右しますが、最終面接からの内定確率は約50%と言われています。

ただし、最終面接までの一次面接、二次面接で厳しめの選考基準を設けていた企業であれば、最終面接の位置づけは「意向確認」というケースもあり、念のため最終決裁者である社長との顔合わせという意味合いの場合もあります。

逆に、一次面接、二次面接での選考基準がそこまで厳しくない企業の場合、最終面接は真の意味で「最後の関門」とされ、社長や役員が厳しく本人をチェックするケースもあります。

つまり、押しなべて平均すれば最終面接での内定率は約50%ですが、企業ごとの採用への考え方、選考フローの作り方によって、その内定率は大きく変わってくる訳なのです。

(3)最終面接と一次・二次面接との違い

ここまで最終面接に登場する面接官(社長)について説明してきましたが、ここからは一次・二次面接との違いについて詳しく解説します。

一次面接の面接官は人事の採用担当や現場の若手社長、二次面接では中堅社員、管理職が場合が多いのですが、最終面接では社長や役員クラスが登場してきます。

企業ごとの採用方針や選考フローによっても変わってはきますが、一般的に一次面接・二次面接では多数の学生を様々な条件や課題、質問でふるいにかけて落としていく姿勢の企業が多いのですが、最終面接では本当に良い学生か、将来成長しそうな学生かを判断することが多いです。

少し分かりづらいかと思いますが、一次・二次面接では相対評価、最終面接では絶対評価と言えます。他の言い方をすれば一次・二次は減点採点、最終面接では加点採点です。

その理由は企業の新卒・採用活動の仕組みにあります。多くの学生から応募するため、企業は限られた時間内で優秀な人間だけを選考過程に残さなければなりません。そのため、数千名の応募者を効率的に処理するためにも、初めの段階ではビジネスマナーや論理的思考、ESの出来など目に見える部分から始まり、一次・二次面接では厳しい質問をして消去法で学生たちをふるいに掛けます。

そして最終段階まで来て、学生たちの能力や意欲も大きく変わらない段階となったところで、目の肥えた社長や役員クラスが学生たちの人間性や将来性、潜在能力などを見極めるのです。

そのため最終面接では、より本質的かつ将来的なこと、たとえば企業に入社した後に社会でどのような存在になっていきたいのか、そして自分にとって働くこととは何か、などを質問されるのです。

最終面接の質問は正解がないのが特徴であり、よりその人の本質的な部分が出やすい質問です。ですので最終面接では、これまで自己分析をきちんと行ってきたかが問われるのです。

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2.最終面接で内定獲得するために準備すべき対策とは?


先ほどご説明したように、企業にとって最終面接と一次・二次面接の目的・意図は異なります。一次・二次で準備した事に加え、最終面接に向けた準備を行うことでより内定の確率を上げることができます。ここからは最終面接で準備するべき具体的な対策方法をご紹介します。

(1)自己分析を再確認する


先ほど述べた通り、一次・二次面接とは異なり、最終面接では社長や役員が登場し、より本質的な質問をされるケースも多いです。そのため、最終面接の前に改めて自己分析を確認しておくことをおススメします。

最終面接まで来ると「もうこれまでに十分準備したから大丈夫」、「最終面接は顔合わせ程度でしょ」という考えをする学生さんも多いのですが、そういう学生さんに限って「最終面接でこれまで聞かれなかったような根本的な質問をされて困った」という感想を聞くことが多いのです。

自己分析は過去、現在の自分を見つめなおし、そのうえで未来(将来)の自分がどうなりたいかを整理する、いわば「自分の棚卸し作業」です。この自己分析がきちんと出来ていないと、社長や役員の根本的かつ本質的な質問に対して答えられない可能性が高くなります。

特に、ベンチャー企業などの社長や役員は、創業メンバーである確率も高く、彼らは教科書通りな質問ではなく、素の姿をみるために変わった質問をしてくる可能性もありますので、自己分析をして万全の準備をしておきましょう。

(2)著書、取材記事・IR情報、OB・OGから社長の考え方や本音を知っておく


社長や役員はその企業を代表する存在であり、彼らの考え方自体が会社の方向性を左右します。社長や役員のことをよく知るためにも、社長が書いた書籍や、取材記事・IR情報を念入りに読みこんでおきましょう。

特におススメは、本やIR情報です。その会社の現在の社長が書いた本には如実に考え方が表れますし、過去の社長が書いた本には今に繋がるその会社の考え方も知ることができます。そしてもし志望する会社が既に株式上場していれば、IR情報は手軽にその会社の事業展望を知ることができる格好の資料です。

IR情報とは、株主のために現在の会社の状況、そして今後会社が取るべき方向性について書かれた資料です。一般的に株主に対して報告するのは社長なので、この資料は社長が必ずチェックしています。上場していれば会社のホームページに必ず「IR情報」というページがあるはずなので、必ずチェックしてみてください。

(3)「社長の考え方」と「自分のビジョン」を絡めて、うまく話せるように準備する


社長や役員の考え方・ビジョンを把握した後は、その考え方のどの部分に共感し、どう生かすことができるのか、自分の言葉で話せるように準備しましょう。

例えば、共感した内容や心に響いた言葉などをノートに書き出してみてはいかかでしょうか?嘘偽りなく、自分がどこに共感したのかを言葉にすることが大切となります。心が動いてないのに、表面だけでうまくやり過ごそうとすると、社長や役員はすぐに見抜くことができますので逆効果です。

企業を代表する存在である社長について知ることで、より深くその会社のことを話せるようになるはずです。誠意と熱意のある準備が最終面接の一番の対策です。

3.最終面接のお礼メールの書き方について


最終面接が終れば、後は結果を待つだけです。一般的にはその日か翌日などに結果が来ることが多いのですが、企業の選考フローや選考スタンスによって連絡時間は変わります。最終面接後には、できることならお礼メールを送りましょう。

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(1)最終面接後のお礼メールは送った方が良い


率直に言って、最終面接のお礼メールを送っても送らなくても、採用結果が左右されることはありません。ただし、お礼メールを送ることであなたの誠実さを伝えることができます。それが決め手にならないとしても、送らないより送る方が良いということです。

つまり人としてお礼を伝えるか伝えないか、要は気持ちの問題です。これから社会人になるわけですから、お世話になった人へはちゃんとお礼を伝えましょう。難しく考える必要はありません。あなたが面接で感じたこと、心が動いたことを簡潔に書くことをおススメします。

(2)お礼メールの送るタイミングは面接終了後すぐに


お礼メールを送るなら、早いほうがいいです。
あなたの印象が相手に残っている間に、丁寧な言葉でお礼を伝えるようにしましょう。好印象を得られるはずです。

(3)お礼メールでの注意点


お礼メールが採用に関わると思って、面接を補う内容にならないよう気をつけてください。言い訳がましい内容もNGです。あくまで、お礼メールはお礼を伝えるためなのですから。
シンプルにお礼と、面接で感じたこと、最後に少しの熱意を添えるくらいにとどめておくのが潔くて好印象でしょう。

誤字脱字はいい加減な印象を与えてしまうので、送る際は再度確認して送ってくださいね。

(4)お礼メールの文例

株式会社○○ 
人事部 ○○様

〇〇大学の〇〇〇〇と申します。
本日は最終面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。

面接において、〇〇様から伺った新規事業へ取り組みに深く感銘を受け、
また、帰りまで丁寧に対応してくださった社員皆様に感動し、
改めて御社で働きたいと強く感じました。

良い結果を頂けましたら、努力を惜しまず、
御社に貢献できるよう一生懸命頑張ってまいります。

末筆ながら、最終面接のお礼を申し上げますとともに、
御社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。

〇〇大学〇〇学部
〇〇〇〇
TEL:
MAiL:

4.最終面接でよく聞かれる質問集


最後に、最終面接でよく聞かれる質問を15問厳選しましたので、最終面接の参考にして下さい。

(1)志望動機について、改めてお聞かせください

⇒大学でSNSを使った学生向け商品のマーケティングに携わり、広告のキャッチコピーの良し悪しが反応率を左右していることに興味を持ちました。その時、御社の〇〇という商品広告のキャッチコピーと独自性のある広告展開に感銘を受け、大学卒業後、御社に就職したいと熱望し、志望させていただきました。

(2)具体的に当社で何をしたいと考えていますか?

⇒御社が進めている地方産業、大学生、メディアを掛け合わせた〇〇プロジェクトにて、知られていない地域産業の魅力を多くの人に伝えたいと考えております。かつて地域産業で賑わい、今は高齢化が進みシャター商店街となった街で育った私だからできる使命だと思っております。

(3)当社について、知っていることを何でも構いませんのでお話し下さい

⇒全国の学生クリエーターとともに災害復興に向けたアート作品を企画・制作し、アートが人々を感動させ、生きる力に変えるという実績を残されました。また、国内だけでなく、世界の貧しい国の子供達がより安心して暮らせるようにと取り組まれている様々なプロジェクトに深く感銘を受けております。

(4)他社よりも当社を志望する理由を教えてください

⇒大学2年生の頃にインバウンド事業に興味を持ち、海外向けの東京マップを作成し、SNSを通して日本の魅力を発信し、海外旅行者に喜んで頂きました。御社はM&Aを通してグローバル化に力を入れており、こう言った私の経験が生かされるのではないかと考え、御社への入社を強く希望しております。

(5)将来この会社をどうしていきたいですか?

⇒御社が現在推し進めている次世代のデジタルメディアを推進し、どのメディアよりも価値のあるものとして定着させていきたいです。そのために、少人数によるプロチームを確立させ、クオリティーとスピードを重視して展開させることが大切だと考えます。

(6)広告業界で問題視されている〇〇のニュースについてどう思いますか?

⇒そのニュースに関して、御社の□□様からお話を聞かせていただきました。御社が取り組まれているように、ユーザーの信頼こそが、広告業界には大切だと思っております。入社させていただいた際には、大切な部分を忘れず精進したいです。

(7)就活状況はいかがですか?

⇒同じ広告業界で〇〇社と□□社の最終面接に残っております。御社の採用が決まれば、他社をお断りし、就職活動を終えたいと思っております。

(8)他に内定が出ている企業はありますか?

⇒〇〇社の内定が決まっています。しかし、御社での採用が決まれば、〇〇社はお断りさせていただきます。

(9)当社が内定を出した場合、すでに内定を出している会社を全て断ることができますか?

⇒はい。人と人とのつながりを大切にする御社の姿勢に感銘を受けておりますので、御社以外考えておりません。

(10)当社がいつ頃からあなたにとって第1志望になったのでしょうか?

⇒人事担当の〇〇さまから、「社員一人一人が自立した意識を持った上で、社員の個性を生かす環境を会社として提供している」という御社の企業理念をお聞きしてから第一志望にさせていただきました。御社のような人材を大切にしている会社で働きたく思います。

(11)あなたの持っている能力を就職後にどう生かしたいと考えていますか?

⇒ウエイターのアイルバイトを通して、自分のファン、応援者を増やすことこそが売り上げに繋がると考え、お客様とのコミュニケーションを大切にしてきました。そのカフェの店長から売り上げが倍増したと聞いた時はとても嬉しかったです。この持ち前のコミュニケーション力を生かし、社内だけなく、社外のファンを増やしたいと思います。

(12)あなたの短所は?

⇒せっかちなところです。言われたことはすぐにやらないと気が済まず、次から次へと物事を解決しようと、せかせかして、周りを焦らせてしまいます。状況に合わせて、対応できるようになりたいと考えております。

(13)当社で10年後に達成したい目標を教えてください

⇒アジアの経済学を3年間学んだ私としては、御社が試みているアジア進出において、ディレクターとして活躍できることを目指したいと考えております。

(14)何か質問はありますか?

⇒就職するまでの時間にどういったスキルを身につければ、御社の役に立つことができるでしょうか?

(15)最後に、我々へのメッセージをお願いします

⇒御社の面接において〇〇様をはじめたくさんの方から貴重なお話を聞くことができ、学びの多い機会となりました。本当にありがとうございました。この経験こそ社会人としての糧となり、まさに御社で生かしたいと強く願います。御社に貢献できるよう精進しますので、何卒よろしくお願いします。

5.まとめ

いかがだったでしょうか?
最終面接では、その会社で働いているイメージをしっかり持ち、社長や役員に対して具体的に熱意を伝えることが大切です。

そのためには「なぜ、その業界じゃないとダメか?」、「なぜ、その会社じゃないとダメか?」という根本的な部分をより深く見直す必要があります。上辺だけの言葉はすぐに見透かされてしまうので注意です。

それでは最後に面接において、大切なポイントをご紹介します。
・背筋を伸ばし、ハキハキ答える
・分からないことは分からないと伝える
・楽しい内容は笑顔で、真剣に訴えたい時は真面目な表情で話す

もし準備が完璧であれば、当日はより良く見せる必要はありません。それまでの努力を信じて、思いを語れば自然と採用を得ることができるでしょう。

万が一、それでも落ちてしまうようなら、その会社とあなたとの相性が合わないだけです。反省する点は反省して、次回に備えるようにしましょう。あなたに合う会社に内定できることを心から願っています。
ぜひとも頑張ってください!

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