就職活動などの面接において、髪型については多くの人が気にかけている事かと思います。
しかし前髪にまで気にしているひとは少ないのではないでしょうか?
「前髪は何となくやってた・・」
「前髪は無い方がいいのかな?」
と不安に感じる方も多いと思います。
就職面接に出かける際は、きちんと前髪にも気を遣うべきです。なぜなら前髪を少し変えるだけでも自分自身の印象がガラッと変わるからです。
面接に行くからには「面接官や人事に好印象を与えたい」という意識があると思いますので、そのためにも髪型だけでなく前髪も手抜きをしないことが重要です。
そこで今回は「自分に合った、就職・面接にふさわしい前髪」を作るためのポイントや手順、さらにはNG例も紹介していきたいと思います。
1.これさえ守ればOK!就活前髪のポイント
面接を迎えるにあたり、髪型(前髪)を整える上での最低限守る事を男女に分けて以下に解説していきます。
(1)女性の場合
・前髪は目にかからないように、顔全体をだす
・耳や眉は絶対出す
・ヘアアクセサリーは使わない方がベター
(2)男性の場合
・短髪にする
・耳や眉は出す
・スタイリング剤を使い、キチっとした印象にする
2.女性編
ここからは面接の際の印象を良くするための女性の前髪について解説をしていきます。
(1)おすすめ前髪×髪型組み合わせパターン
①【ロング】ななめ前髪×ポニーテール
出展:https://nonno.hpplus.jp
この髪型をしている就活生を街中でもよく見ますが、その理由はやはりきちんとした印象を相手に与えることができる点です。面接における女性のスタンダードな髪型ですので、迷った際にはこの髪型をオススメします。
②【ショート】長めの前髪×ショートカット
出展:https://lovely-media.jp
このタイプの髪型は、前髪が長いので耳に髪をかけることですっきりとした印象をもたらします。パンツスーツに似合う髪型でもあります。
②【ショート】センター分け×ボブカット
出展:https://allabout.co.jp
この髪型は、キチっとセンターで分けるのではなく少しサイドから髪を多めにもってきてボリュームをもたせることで、凛としつつも可愛らしい印象を作りだすことが出来ます。寝る前にドライヤーで分け目をやや斜めにつくるのもポイントです。
(2)女性のNG前髪
ではここからは就活・面接時にNGとなる髪型をご紹介していきます。
①触覚前髪
顔を少しでも小顔にしたいという思いは女性共通の悩みで、できれば前髪で輪郭などを隠したいと思いますが、就活においてはNGです。清潔感を出すためにも顔にはなるべく髪がかからないようにしましょう。
②カラーリング・染色
髪を染めるのは良い印象を与えません。
「少しくらい茶色が入っても大丈夫かな」という考えは、合否を分ける面接に臨む就職活動においてはやめておきましょう。
ですので現在カラーリング・染色している女性は、面倒かもしれませんが「黒」に染め直す必要があります。もちろんパーマもNGです。
(3)前髪作り~流れ
ここから簡単に作れる就活前髪の作り方を紹介したいと思います。どんな髪型にも通用する前髪ですので是非実践してみてください。
①コテで流れを作る
出展:http://www.utena.co.jp
前髪はペタンとしならないよう軽くまき、立体感をだします。そうすることで髪がバサバサせず、うまくまとまりやすくなると思います。
さらに、ななめに流すことにより大人っぽい「きちんと感」を演出し、「大人かっこいい」前髪の土台を作ります。
②まとめ髪用スティックでピタッとキープ
出展:http://www.utena.co.jp
仕上げとして、前髪の形をキープするため「まとめ髪スティック」を毛流れに沿ってなぞるようにつけたら完成です。
※「まとめ髪スティック」に関して、後述のおすすめアイテム紹介にて紹介してますので、詳しく知りたい方はご確認下さい。
3.男性編
面接の人事に好印象を与えるため、男性にとっておススメの髪型や作り方、さらにはNG髪型などをご紹介していきます。
(1)おすすめ前髪×髪型組み合わせパターン
①オールバック×七三×ショート
出展:http://www.beauty-box.jp
このタイプの髪型は、七三に分ける際「黒目の外側の延長上」に分けるのがベストです。とても精悍な印象を相手にもたらします。
②ベリーショート×おでこ出し
出展:https://beauty.biglobe.ne.jp
この髪型は髪型のセット時間も短縮できますし、男性らしい爽やかな印象をもたらします。
<前髪をあげる方法>
1.シャワーで根本まで濡らす。
2.タオルドライで8割乾かす。根本からの立ち上がりがよくなります。
3.ドライヤーの順番はトップ(頭頂部)⇒前髪⇒フェイスライン(立たせない部分の前髪~サイドの毛)⇒襟足⇒バック(後頭部)
※トップは全体的に立たせることが大切。
※前髪は下から上にドライヤーの熱を当てた後、ドライヤーを離して手でキープしながら冷ます。
4.フェイスラインボリュームを抑える。髪を顔に押さえつけながらドライ。襟足は首に沿わせながらボリュームを抑える
5.バックは下からドライヤーを当ててボリュームを出す
6.最後は冷風で乾かして髪をホールドする。
引用:https://smartlog.jp/34519
(2)NGな前髪
ではここからは男性のNG髪型をご紹介していきます。
①ロングヘア
長髪自体が悪い訳ではありませんが、どうしてももっさりとした印象を与えてしまいます。さっぱりとして清潔感のある印象を出すためにも、なるべく短い髪型をオススメします。
②ボウズ(坊主)カット
いくら短髪と言ってもボウズカットは悪目立ちする可能性があります。人目を引きすぎてもマイナスの印象を与えます。
(3)前髪作り~流れ
ここで、上記にも挙げた「オールバック風七三分け」スタイルの前髪の作り方を紹介していきたいと思います。ショートの髪型の中でも特にオススメ髪型です。
1.髪を濡らし分け目を作りやすくします。
2.位置が決まったところでドライヤーで癖をつけます。
・頭頂部の分け目は、まっすぐにピッチリと分けるよりも、少しジグザグまたは斜め気味にした方が今風になります。
・七三のベストな分け目は、「黒目の外側の延長線上」です。まっすぐ鏡を見て、黒目の外側の真上を確認し、その場所を基点に立体感のある分け目を作っていきましょう。
※参考:https://www.aoki-style.com/static/recruit/magazine/pc/manner/m_04/
3.最後にスプレーで固めます。
4.就活用髪型セットのおすすめアイテム
(1)スプレーワックス
◆こんな時に
髪を固めて顔周りをスッキリさせたいとき
◆編集部オススメ商品
ウーノのハイブリットハードワックス(663円※amazon)
男性に人気のワックス。コンビニでも売られいて、手に入れやすいです。実際に使ったところ、「カチッと決まるが、ナチュラルな仕上がりになる」と高評価なようです。手直しもしやすいワックスです。
(2)まとめ髪スティック
◆こんな時に
髪をまとめたときに「後ろ髪」「アホ毛」が気になるときに
◆編集部オススメ商品
マトメージュ まとめ髪スティックスーパーホールド(594円)
私も面接の際にはお世話になりました。全体的にすっきりした印象に仕上がります。「クセ毛や髪が太く硬いのでまとめる際はまとまりにくくどうしてもアホ毛が出てしまう」という悩みの方に是非使って頂きたいです。
5.第一印象の重要性
「人は見た目が9割」と言われるように、好き嫌いは最初に会った第一印象で決まるといわれています。その決まり方は「メラビアンの法則」に基づいています。
上の表の通り、「視覚情報」、「聴覚情報」、「言語情報」の3つの要素により、第一印象が作り上げられているのです。その中でも視覚情報は第一印象形成の55%も占めています。これらのことから、外見に気を遣うことは非常に重要となってくることがわかります。
面接で好印象に見られたいなどの思いは就活生共通の思いです。そのためにも、まずは外見に対しも手を抜かない方が良いでしょう。
6.まとめ
いかがだったでしょうか。
「どんな風に前髪を整えようか?」と迷っていた方も迷いなく髪型を決められたのではないでしょうか?
また、前髪1つでも印象はだいぶ変わることがお分かり頂けたとおもいます。人の第一印象は視覚情報が55%だといわれています。そのため、面接官の方に「好印象」を残すためにも、就職活動にでかける際には前髪にも気合をいれて髪型を作って行きましょう!